No Data Check

「No Data Check」プロセッサを使用すると、1つの属性または複数の属性に意味のあるデータがあるかどうかを簡単にチェックできます。

「No Data Check」では、null値のみでなく、空の文字列、およびスペースまたは印刷不可能な文字のみで構成されている値をチェックします。ただし、データがすでにスナップショットの非データ処理または「Reader」プロセッサの非データ処理を完了している場合、存在するのはnull値のみです。

レコードの分析した属性のいずれかに空白文字以外のデータがある場合は、データが含まれていると分類されます。それ以外の場合、分析したすべての属性に含まれているのが非データである場合は、データが含まれていないと分類されます。

用途

「No Data Check」プロセッサは、1つの属性内または複数の属性にわたって完全および不完全な値をチェックする場合に使用します。たとえば、「Gender」値がないすべてのレコードをチェックし、可能な場合は使用可能なデータを使用して(おそらく「Title」属性からマップすることによって)追加できます。あるいは、複数の「Name」または「Address」フィールドにデータがまったくないすべてのレコードを分離できます。

構成

入力

完全性をチェックする属性の数

オプション

オプション

タイプ

目的

デフォルト値

Check for No Data in:

選択(Any attributes/All attributes)

このオプションによって、入力属性のすべてが非データである場合または入力属性のいずれかに非データがある場合に、レコードに非データありのマークを付けるかどうかを決定します。

All attributes

出力

データ属性

なし

フラグ

フラグ属性

目的

可能性のある値

DataFlag

どのデータが「No Data Check」に合格したかを示します。

Y/N

ダッシュボードへの公開

「No Data Check」の結果は、ダッシュボードに公開できます。

次の結果解釈がデフォルトで使用されます。

結果

ダッシュボード解釈

Contains Data

合格

No Data

アラート

実行

実行モード

サポート

バッチ

Yes

リアルタイム・モニタリング

Yes

リアルタイム応答

Yes

結果ブラウザの表示

「No Data Check」プロセッサでは、結果のサマリー・ビューが作成され、次の統計が表示されます。

統計

意味

Without Data

チェックした属性にデータがないレコード数。

With Data

チェックした属性にデータがあるレコード数。

出力フィルタ

「No Data Check」からは、次の出力フィルタが使用可能です。

この例では、「No Data Check」を使用して、Eメール・アドレス(「EMAIL」属性)のないレコードを検出します。

サマリー・ビュー

「Without Data」のドリルダウン

 

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