GNR Get Cultures

「GNR Get Cultures」プロセッサでは、GNRの「分類」APIを使用して、氏名について可能性のあるすべての文化を返します。

用途

「GNR Get Cultures」は、1つ以上のデータ・セット内の氏名のプロファイリング時に使用して、氏名の文化的グループ化および氏名文化の派生のあいまいさを把握することを目的としていますが、特に氏名文化の派生のあいまいさは、「GNR Search」での氏名の照合方法に影響を与える場合があります。

「GNR Get Cultures」は、「GNR Get Best Culture」を使用した氏名に対する「最適な」文化の選択を検証する際にも使用できます。

構成

入力

「GNR Get Cultures」では、「Given Name」(名)属性と「Surname」(姓)属性を入力する必要があります。

オプション

なし

出力

「GNR Get Cultures」のすべての出力属性は、文化値の配列です。使用可能な文化値は、次のとおりです。

データ属性

データ属性

タイプ

GivenNameCultures

追加

指定された「Given Name」の値に対して可能性のある元の文化すべての配列。

SurnameCultures

追加

指定された「Surname」の値に対して可能性のある元の文化すべての配列。

FullNameCultures

追加

氏名全体に対して可能性のある元の文化すべての配列。このプロセッサでは、指定された姓と名から氏名を形成することに注意してください。

フラグ

なし

実行

実行モード

サポート

バッチ

Yes

リアルタイム・モニタリング

Yes

リアルタイム応答

Yes

結果ブラウザの表示

文化値は、配列属性の形式でデータに追加されます。サマリー・ビュー(データへのドリルダウンを含む)には、導出された文化値が氏名(名、姓および氏名)ごとに集計されて表示されます。氏名には複数の文化値がある可能性があるため、いくつかの文化のドリルダウン時に同じレコードが表示される場合があります。

個々のサマリー・ビューは、名、姓および氏名(「Given Name」と「Surname」から導出)に対して提供されます。

統計

意味

「Culture」の値

氏名について可能性のある文化の1つとして指定された文化値とレコード数。

出力フィルタ

なし

次の例は、「GNR Get Cultures」によって、氏名の文化値が一連の個人名に追加されている様子を示しています。

サマリー・ビュー

データ・ビュー

Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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