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「Convert String to Date」トランスフォーマでは、文字列属性の値を取得し、その値を日付書式の参照リストを使用して認識し、標準日付書式への変換を試みます。

用途

「Convert String to Date」は、文字列属性に日付値が格納されている場合に、たとえば、「Date Profiler」を介した実行など、その値に対して日付固有の処理を実行するときに使用します。

文字列属性の日付値を検索するには、「Data Types Profiler」を実行します。指定の属性から想定したデータ型以外のレコードを分離するには、「Data Type Check」を実行します。

文字列属性を日付書式に変換するために、プロセッサは日付の値を正しく認識する必要があります。そのために日付書式の参照リストが使用されます。日付の暗黙の書式はロケール固有である可能性があり、たとえば、英国書式で取得される日付では01/04/2001を1st-Apr-2001に変換し、米国書式で取得される日付では4th-Jan-2001に変換する必要があります。日付を正しく認識するために、参照リストで日付の正しい書式を使用する必要があります。書式のデフォルト・リストはEDQに付属しています。認識する必要がある書式がこのリストにない場合は、標準Java APIが認識する（したがってEDQの日付プロセッサが認識する）日付書式を指定した独自のリストを作成できます（http://java.sun.com/javase/6/docs/api/java/text/DateFormat.htmlを参照）。

構成

入力

日付データ型に変更する単一の文字列属性。

オプション

出力

データ属性

フラグ

実行

結果ブラウザの表示

「Convert String to Date」トランスフォーマでは、処理に関する次のサマリー統計が作成されます。

追加情報

「Additional Information」ボタンをクリックすると、前述の統計がパーセントとして表示されます。

出力フィルタ

「Convert String to Date」プロセッサからは、次の出力フィルタが使用可能です。

• Records where conversion was successful
• Records where conversion was unsuccessful

例

サービス管理データの例の顧客表には、文字列として格納され、日付属性として管理されていない「DT_PURCHASED」属性があります。

日付値を認識するために標準の「*Date Formats」参照リストを使用し、文字列から日付に変換した結果を次に示します。

サマリー・ビュー

「Success」のドリルダウン

「Failure」のドリルダウン

値がnullのため、または日付として認識されない値が含まれているために、値が日付として認識されない場合、変換された日付値はnullになります。