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Oracle Database XML C++ APIリファレンス
11gリリース1(11.1)
E05673-01
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GParserインタフェース

表5-3GParserインタフェースで使用できるメソッドの概要を示します。

表5-3 GParserメソッドの概要: パーサー・パッケージ

関数 概要

SetWarnDuplicateEntity()


複数のエンティティ宣言がある場合に警告を発生させるかどうかを指定します。

getBaseURI()


ドキュメントのベースURIを戻します。

getDiscardWhitespaces()


要素間の空白が破棄されているかどうかを確認します。

getExpandCharRefs()


文字参照が展開されているかどうかを確認します。

getSchemaLocation()


このドキュメントのスキーマの位置を取得します。

getStopOnWarning()


警告の発生時にドキュメント処理が停止されるかどうかを取得します。

getWarnDuplicateEntity()


複数のエンティティ宣言がある場合に警告が発生するかどうかを取得します。

setBaseURI()


ドキュメントのベースURIを設定します。

setDiscardWhitespaces()


書式を整えるための空白を破棄するかどうかを設定します。

setExpandCharRefs()


文字参照を展開するかどうかを設定します。

setSchemaLocation()


ドキュメントのスキーマの位置を設定します。

setStopOnWarning()


警告の発生時にドキュメント処理を停止させるかどうかを設定します。



SetWarnDuplicateEntity()

エンティティが2回以上宣言されている場合に警告を発生させるかどうかを指定します。

構文

void setWarnDuplicateEntity(
   boolean par_bool);
パラメータ 説明
par_bool
エンティティ宣言が複数ある場合に警告を発生させる場合はTRUE


getBaseURI()

ドキュメントのベースURIを戻します。通常は、URIからロードされたドキュメントにのみ、ベースURIが自動的に設定されます。他のソース(stdin、バッファなど)からロードされたドキュメントには通常、ベースURIは設定されていませんが、相対URIを解決するために、setBaseURIを使用してベースURIが設定されている場合もあります。

構文

oratext* getBaseURI() const;

戻り値

(oratext*) 現在のドキュメントのベースURI(またはNULL)。


getDiscardWhitespaces()

入力ドキュメントの改行やインデントなど、要素間にある、書式を整えるための空白が破棄されているかどうかを確認します。デフォルトでは、すべての入力文字が維持されます。

構文

boolean getDiscardWhitespaces() const;

戻り値

(boolean) 要素間の空白が破棄されている場合はTRUE


getExpandCharRefs()

DOMデータで文字参照が展開されているかどうかを確認します。デフォルトでは、文字参照は参照が表す文字に置き換えられます。ただし、ドキュメントが保存されると、それらの文字エンティティは再度表示されません。ロードと保存の後も状態を維持するには、文字参照を展開しないようにします。

構文

boolean getExpandCharRefs() const;

戻り値

(boolean) 文字参照が展開されている場合はTRUE


getSchemaLocation()

ドキュメントのスキーマの位置を取得します。データベースにドキュメントをロードするときに、最適なレイアウトを判断するために使用します。

構文

oratext* getSchemaLocation() const;

戻り値

(oratext*) スキーマの位置。


getStopOnWarning()

TRUEが戻される場合、警告はエラーと同様に処理され、解析、検証などは即時停止します。デフォルトでは、警告が発行されても処理は続けられます。

構文

boolean getStopOnWarning() const;

戻り値

(boolean) 警告の発生時にドキュメント処理を停止させる場合はTRUE


getWarnDuplicateEntity()

エンティティが2回以上宣言されている場合に警告が発生するかどうかを取得します。

構文

boolean getWarnDuplicateEntity() const;

戻り値

(boolean) エンティティ宣言が複数ある場合に警告を発生させる場合はTRUE


setBaseURI()

ドキュメントのベースURIを設定します。通常は、URIからロードされたドキュメントにのみ、ベースURIが自動的に設定されます。他のソース(stdin、バッファなど)からロードされたドキュメントには通常、ベースURIは設定されていませんが、相対URIを解決するために、setBaseURIを使用してベースURIが設定されている場合もあります。

構文

void setBaseURI( oratext* par);
パラメータ 説明
par
ベースURI


setDiscardWhitespaces()

入力ドキュメントの要素(改行とインデント)間にある、書式を整えるための空白を破棄するかどうかを設定します。デフォルトでは、すべての入力文字が維持されます。

構文

void setDiscardWhitespaces(
   boolean par_bool);
パラメータ 説明
par_bool
空白を破棄する場合はTRUE


setExpandCharRefs()

DOMデータで文字参照を展開するかどうかを設定します。通常、文字参照は参照が表す文字に置き換えられます。ただし、ドキュメントが保存されると、それらの文字エンティティは再度表示されません。ロードと保存の後も状態を維持するには、文字参照を展開しないようにします。

構文

void setExpandCharRefs(
   boolean par_bool);
パラメータ 説明
par_bool
文字参照を破棄する場合はTRUE


setSchemaLocation()

ドキュメントのスキーマの位置を設定します。データベースにドキュメントをロードするときに、最適なレイアウトを判断するために使用します。

構文

 void setSchemaLocation(
   oratext* par);
パラメータ 説明
par
スキーマの位置


setStopOnWarning()

TRUEを設定すると、警告はエラーと同様に処理され、解析、検証などは即時停止します。デフォルトでは、警告が発行されても処理は続けられます。

構文

void setStopOnWarning(
   boolean par_bool);
パラメータ 説明
par_bool
警告によりドキュメント処理を停止させる場合はTRUE