表5-7にSchemaValidator
インタフェースで使用できるメソッドの概要を示します。
表5-7 SchemaValidatorメソッドの概要: パーサー・パッケージ
関数 | 概要 |
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スキーマ・リストを戻します。 |
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バリデータ識別子を取得します。 |
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スキーマ・ドキュメントをロードします。 |
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スキーマ・ドキュメントをアンロードします。 |
「list」がNULL
の場合、ロードされたスキーマ・リスト・ドキュメントのサイズのみを戻します。「list」がNULL
以外の場合、ユーザーが用意するポインタ・バッファにURLポインタのリストが戻されます。ユーザー側で、十分な大きさのバッファを用意する必要があります。
構文
virtual ub4 getSchemaList( oratext **list) const = 0;
パラメータ | 説明 |
---|---|
list |
ポインタ・バッファのアドレス |
戻り値
(ub4)
リスト・サイズとロードされたスキーマのリスト(I/Oパラメータ)。
このバリデータ・オブジェクトの実装に対応するバリデータ識別子を取得します。
構文
virtual SchValidatorIdType getValidatorId() const = 0;
戻り値
(SchValidatorIdType)
バリデータ識別子。
次の検証セッションで使用されるスキーマ・ドキュメントをロードします。エラーの場合は、例外をスローします。
構文
virtual void loadSchema( oratext* schema_URI) throw (ParserException) = 0;
パラメータ | 説明 |
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schema_URI |
スキーマ・ドキュメントのURL。コンパイラ・エンコーディング |
スキーマ・ドキュメントとその(バリデータからネスト方式でインクルードまたはインポートされた)すべての子孫をアンロードします。以前にロードされたすべてのスキーマ・ドキュメントは、アンロードされるまでロードされた状態です。ロードされたすべてのスキーマ・ドキュメントをアンロードするためには、schema_URI
をNULL
に設定します。エラーの場合は、例外をスローします。
構文
virtual void unloadSchema( oratext* schema_URI) throw (ParserException) = 0;
パラメータ | 説明 |
---|---|
schema_URI |
スキーマ・ドキュメントのURL。コンパイラ・エンコーディング |