この章では、OCIの任意型関数および任意データ関数について説明します。
関連項目:
この章は、次の項目で構成されています。
任意型インタフェースおよび任意データ・インタフェースの概要
OCIの型インタフェース関数
OCI任意データ・インタフェース関数
OCI任意データ・セット・インタフェース関数
この章では、OCIの任意型関数および任意データ関数の詳細について説明します。
関数ごとに次の情報が記載されています。
関数の用途を簡単に説明します。
関数の宣言。
この関数の各パラメータの説明。これにはパラメータのモードが含まれます。パラメータのモードには、次の3つの値があります。
表21-1 パラメータのモード
IN
OCIにデータを渡すパラメータ
OUT
このコールでOCIからデータを受け取るパラメータ
IN/OUT
このコールでデータを渡し、このコールまたは後続のコールからの戻りでデータを受け取るパラメータ
この関数に関する詳細情報。関数の使用上の制約やアプリケーション内でこの関数を使用するときに役に立つ情報が記載されています。コメントの記載がない場合もあります。
この章に記載されているすべての関数は、相互に関連しています。
OCIの任意型関数および任意データ関数は、通常、次の値のいずれかを戻します。
表21-2 関数戻り値
OCI_SUCCESS
操作は成功しました。
OCI_ERROR
操作は失敗しました。関数に渡されたエラー・ハンドルに対してOCIErrorGet()をコールすることで特定のエラーを取り出せます。
OCIErrorGet()
OCI_INVALID_HANDLE
関数に渡されたOCIハンドルが無効です。