このマニュアルでは、Oracle SpatialおよびOracle Locatorの使用方法およびリファレンス情報を示します。これらを使用すると、空間データの索引付けと格納、および空間アプリケーションの開発を行うことができます。
Oracle Spatialを使用するには、Oracle Database 11g Enterprise Editionが必要です。 Oracle Spatialは、複雑な空間データ管理が必要な、企業規模の空間情報システム、Webベース・アプリケーションおよび位置情報を基にしたワイヤレス・アプリケーションのデプロイメントの基盤となるものです。 Oracle Locatorは、Oracle Database 11gのStandard EditionとEnterprise Editionの機能です。 Oracle Locatorは、通常、インターネット・サービス・アプリケーション、ワイヤレス・サービス・アプリケーションおよびパートナ・ベースの地理情報システム(GIS)・ソリューションのサポートに必要なOracle Spatialの機能(Locatorの機能は付録Bを参照)のサブセットを提供します。
Oracle Database 11gのStandard EditionとEnterprise Editionの基本性能は同じです。 ただし、拡張されたデータ型などの様々な拡張機能は、Enterprise Editionを併用した場合のみ使用可能です。一部の拡張機能は、オプションです。 たとえば、Oracle Database 11gの表のパーティション化を使用するには、Enterprise EditionとPartitioning Optionが必要です。
Oracle Database 11g Standard EditionとOracle Database 11g Enterprise Editionの違い、および使用可能な機能とオプションの詳細は、『Oracle Database新機能ガイド』を参照してください。
このマニュアルは、Oracle Databaseに空間データを格納する必要があるユーザーを対象としています。
オラクル社は、障害のあるお客様を含む、すべてのお客様にオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。 オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。 HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。 コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。 オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス
AT&Tカスタマ・アシスタントに連絡するには、711または+1-800-855-2880にお電話ください。 AT&Tカスタマ・アシスタントによるお客様とOracleサポート・サービス間の情報のリレーについては、+1-800-223-1711にお電話ください。 AT&Tリレー・サービスの使用方法の詳細は、http://www.consumer.att.com/relay/tty/standard2.htmlを参照してください。 AT&Tカスタマ・アシスタントがOracleサポート・サービスに連絡した後、Oracleサポート・サービスのエンジニアは技術的な問題に対処し、Oracleサービス・リクエスト・プロセスに従ってお客様をサポートします。
詳細は、次のドキュメントを参照してください。
『Oracle Spatial GeoRaster開発者ガイド』
『Oracle Spatialトポロジおよびネットワーク・データ・モデル開発者ガイド』
『Oracle Database SQL言語リファレンス』
『Oracle Database管理者ガイド』
『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』
『Oracle Databaseエラー・メッセージ』(Spatialのメッセージは、13000から13499です。)
『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』
『Oracle Databaseユーティリティ』
『Oracle Databaseアドバンスト・レプリケーション』
『Oracle Databaseデータ・カートリッジ開発者ガイド』
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
Oracleサポート・サービス
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品マニュアル
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修およびトレーニング
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
その他の情報
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |