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Oracle Multimediaリファレンス
11gリリース1(11.1)
E05683-01
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1 Oracle Multimediaの概要

Oracle Multimedia(以前のOracle interMedia)は、Oracle Databaseを使用して、イメージ、オーディオ、ビデオまたはその他の異機種間メディア・データを、他の企業情報と統合したフォーマットで格納、管理および検索する機能です。Oracle Multimediaによって、Oracle Databaseの信頼性、可用性が向上し、従来のアプリケーション、インターネット・アプリケーション、E-Commerceアプリケーション、および様々なメディアを利用するアプリケーションでマルチメディア・コンテンツを管理できるようになります。

概要およびアプリケーション開発の情報は、『Oracle Multimediaユーザーズ・ガイド』を参照してください。

1.1 マルチメディア・オブジェクト型およびメソッド

Oracle Multimediaでは、ORDAudio、ORDDoc、ORDImage、ORDVideoおよびSI_StillImageオブジェクト型とメソッドを使用して、次の操作を実行できます。

複合オブジェクト内の属性にアクセスするためのオブジェクト構文は、ドット表記法(Javaでの場合を除く)です。

variable.data_attribute

複合オブジェクトのメソッドをコールするための構文も、ドット表記法(Javaでの場合を除く)です。

variable.function(parameter1, parameter2, ...)

推奨されているプログラミングの方法に従って、各メディア・タイプの属性にアクセスするための、すべてのメディア属性のアクセッサ(getメソッド)およびセッター(setメソッド)が提供されています。

このSQL構文およびその他のSQL構文については、『Oracle Database概要』を参照してください。

1.2 マルチメディアの格納

Oracle Multimediaでは、ORDSourceオブジェクト型およびメソッドを使用して、マルチメディア・データ・ソースを操作できます。ORDAudio、ORDDoc、ORDImageおよびORDVideoオブジェクト型はいずれも、ORDSource型の属性を含みます。


注意:

ORDSourceメソッドは直接コールしないでください。かわりに、ORDSourceメソッドに対応するメディア・オブジェクトのラッパー・メソッドをコールしてください。このマニュアルのORDSourceメソッドの情報は、独自のユーザー定義ソースを記述するユーザーのみを対象としています。