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Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス
11g リリース1(11.1)
E05686-02
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166 DEBUG_EXTPROC

DEBUG_EXTPROCパッケージによって、セッション内のextprocエージェントを起動できます。このユーティリティ・パッケージは、外部プロシージャをデバッグするのに役立ちます。

この章では、次の項目について説明します。


DEBUG_EXTPROCの使用方法


セキュリティ・モデル

Oracleアカウントに、パッケージに対するEXECUTE権限と、CREATE LIBRARY権限が必要です。


使用上の注意

パッケージをインストールするには、スクリプトDBGEXTP.SQLを実行します。

    SELECT SUBSTR(OBJECT_NAME, 1, 20)
    FROM USER_OBJECTS
    WHERE OBJECT_NAME = 'DEBUG_EXTPROC';

パッケージをインストール後、次の操作を行います。

PL/SQLは、実行時に共有ライブラリをロードするため、使用するデバッガは、共有ライブラリから新規の記号を自動的に追跡管理できる場合とできない場合があります。デバッガ・コマンドをいくつか発行して、記号をロードできます(たとえば、gdb内の'share')。


ルールおよび制限


注意:

DEBUG_EXTPROCは、実行プロセスに連結できるデバッガを使用して、プラットフォームでのみ稼働します。


DEBUG_EXTPROCサブプログラムの要約

表166-1 DEBUG_EXTPROCパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

STARTUP_EXTPROC_AGENTプロシージャ


セッション内でextprocエージェント・プロセスを起動します。



STARTUP_EXTPROC_AGENTプロシージャ

このプロシージャは、セッションでextprocエージェント・プロセスを起動します。これにより、実行プロセスのPIDを取得できます。このPIDは、デバッガを使用して実行プロセスに連結するために必要です。

構文

DEBUG_EXTPROC.STARTUP_EXTPROC_AGENT;