式フィルタ機能は、事前定義済の型のセットと各型のパブリック・シノニムとともに提供されます。これらの型のほとんどは、式フィルタの手続き型APIで索引パラメータを構成するために使用されます。EXF$TABLE_ALIAS
型は、1つ以上のデータベース表に定義されている式のサポートに使用されます。表17-1に、式フィルタ・オブジェクト型を示します。
この章に定義を示す型に渡される値と名前には、いずれも大/小文字区別がありません。大/小文字区別を保つためには、値を二重引用符で囲んでください。
ヒント: 式フィルタ・オブジェクト型に関するすべてのリファレンス情報は、『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』の「式フィルタ型」の章を参照してください。 |
表17-1 式フィルタ・オブジェクト型
オブジェクト型名 | 説明 |
---|---|
EXF$ATTRIBUTE |
式フィルタ索引のストアド属性と索引付き属性を指定します。 |
EXF$ATTRIBUTE_LIST |
索引パラメータの構成時にストアド属性と索引付き属性のリストを指定します。 |
EXF$INDEXOPER |
ストアド属性または索引付き属性を持つ述語内の共通演算子のリストを指定します。 |
EXF$TABLE_ALIAS |
1つ以上のデータベース表に定義されている式の管理に使用する特殊な形式の要素属性を示します。 |
EXF$TEXT |
属性セットまたはイベント構造内のテキスト属性にプリファレンスを関連付けます。 |
EXF$XPATH_TAG |
一連のXPath述語に索引を付けるためのXML要素またはXML属性を構成します。 |
EXF$XPATH_TAGS |
式フィルタ索引パラメータの構成時にXMLタグのリストを指定します。 |