式フィルタのDBMS_EXPFIL
パッケージには、属性セット、式セット、式の索引、オプティマイザ統計および権限の管理に使用するプロシージャがすべて含まれています。表18-1では、DBMS_EXPFIL
パッケージのプロシージャについて説明します。これらのプロシージャの詳細は、表の後に説明します。
特に明記しないかぎり、DBMS_EXPFIL
パッケージに定義されているプロシージャに渡される値と名前には、いずれも大/小文字区別がありません。大/小文字区別を保つためには、値を二重引用符で囲んでください。
ヒント: 式フィルタ・パッケージ・プロシージャに関するすべてのリファレンス情報は、『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』の「DBMS_EXPIL」の章を参照してください。 |
表18-1 DBMS_EXPFILプロシージャ
プロシージャ | 説明 |
---|---|
ADD_ELEMENTARY_ATTRIBUTEプロシージャ |
指定の属性を属性セットに追加します。 |
ADD_FUNCTIONSプロシージャ |
属性セットを含む関数の承認済リストに関数、型またはパッケージを追加します。 |
ASSIGN_ATTRIBUTE_SETプロシージャ |
式を格納する列に属性セットを割り当てます。 |
BUILD_EXCEPTIONS_TABLEプロシージャ |
無効な式の参照を保持する例外表を作成します。 |
CLEAR_EXPRSET_STATSプロシージャ |
式セットの述語統計を消去します。 |
COPY_ATTRIBUTE_SETプロシージャ |
属性セットをコピーします。 |
CREATE_ATTRIBUTE_SETプロシージャ |
属性セットを作成します。 |
DEFAULT_INDEX_PARAMETERSプロシージャ |
属性セットにデフォルトの索引パラメータを割り当てます。 |
DEFAULT_XPINDEX_PARAMETERSプロシージャ |
属性セットにデフォルトのXPath索引パラメータを割り当てます。 |
DEFRAG_INDEXプロシージャ |
ビットマップ索引をオンラインで再作成して断片化を減少させます。 |
DROP_ATTRIBUTE_SETプロシージャ |
使用されていない属性セットを削除します。 |
GET_EXPRSET_STATSプロシージャ |
式セットの述語統計を収集します。 |
GRANT_PRIVILEGESプロシージャ |
ユーザーに式のDML権限を付与します。 |
INDEX_PARAMETERSプロシージャ |
式セットに索引パラメータを割り当てます。 |
MODIFY_OPERATOR_LIST |
属性セットの中の特定の属性に関連付けられている共通演算子のリストを変更します。 |
REVOKE_PRIVILEGEプロシージャ |
ユーザーに付与されている式のDML権限を取り消します。 |
SYNC_TEXT_INDEXES |
CONTAINS演算子を格納されている式に含む述語を処理するように定義された索引を同期化します。 |
UNASSIGN_ATTRIBUTE_SETプロシージャ |
式の格納列と属性セットとの関連付けを解除します。 |
VALIDATE_EXPRESSIONSプロシージャ |
式のメタデータと列に格納されている式を検証します。 |
XPINDEX_PARAMETERSプロシージャ |
式セットにXPath索引パラメータを割り当てます。 |