この項では、Oracle Database 11g リリース1(11.1)の新機能について説明し、関連項目の参照先を示します。
次の項では、ルール・マネージャおよび式フィルタの新機能について説明します。
ルール・マネージャ: ルール条件のテキスト述語(CONTAINS)のサポート
ルール条件のテキスト述語は、プリミティブ・イベントの条件内のCONTAINS演算子を使用して指定されます。
ルール・マネージャ: 共有可能なプリミティブ・ルール条件のサポート
ルール・マネージャは、プリミティブ・ルール条件の共通リポジトリへの参照を使用して、ルール間でルール条件の一部を共有できます。プリミティブ条件を共有できることで、コンポジット・イベントに対するルール条件の構造を単純化し、共有化されたプリミティブ・ルール条件への変更に対して、1つの論理単位として管理が可能になります。
ルール・マネージャ: ルールの無効化および有効化のサポート
ルール・マネージャではルール・クラスにルールを追加できますが、それらを無効のままにできます。DBMS_RLMGR.CREATE_RULE_CLASS
プロシージャで作成されたルール・クラス表には、暗黙的に各ルールの「Y」に設定されたステータスを格納するためrlm$enabled
列が含まれます。オプションで、新規のルールの挿入時または既存のルールの更新時に「N」の値を列に割り当てることもでき、ルール・クラスのこれらのルールが有効化されるまでルールは無効です。
ルール・マネージャ: 環境開発でのイベント消去のサポート
ルール・マネージャには、アプリケーションを本番環境にデプロイする前に、データベースから状態情報およびイベントをパージするためのDBMS_RLMGR.PURGE_EVENTS
プロシージャ・コールがあります。
ルール・マネージャ: DMLイベントでのUPDATE
およびDELETE
操作のサポート
ルール・クラスに使用されるイベント構造が、1つ以上の表の別名属性を使用して定義される場合、ルール・クラスは、基礎となる表のINSERT、UPDATEおよびDELETE操作すべてを、ルールが評価されるイベントとして扱うように構成されます。基礎となる表にあるUPDATE
操作およびDELETE
操作に対するイベントは、コンポジット・イベントに対して構成されたルール・クラスに対してのみ適用できます。
ルール・マネージャ: トランザクション終了後のトランザクション内のデータ変更の通知のサポート
ルール・マネージャは、データベース変更通知機能を使用して、各トランザクション終了後に、正味のデータ変更の通知を受け取ります。これらの通知は、変更された行またはイベント・データの取得に使用され、ルール・クラス内のルールに一致します。
ルール・マネージャ: ルール条件のコレクション・イベントおよび集計述語のサポート
新しいルール条件言語拡張を使用して、ルール・マネージャではこれらのコレクションでの特定の属性および検査条件に基づく一連のイベントをグループ化できます。コレクションでの条件では、SUM
、AVG
、MIN
、MAX
およびCOUNT
などの集計演算子が使用されます。移動するウィンドウ・セマンティクスのあるコレクションで操作する条件が指定されます。
式フィルタ: 格納されている式のテキスト述語(CONTAINS)のサポート
格納されている式のテキスト述語は、SQL-WHERE句構文内のCONTAINS演算子を使用して指定されます。