INTERPファンクションは、1つ以上のOLAP DMLコマンドを実行し、コマンドが実行されたセッションのログを返します。通常、EXECUTEプロシージャの出力制限4Kを超える出力が必要になりうる場合にアプリケーションで使用されます。
INTERPファンクションへの入力は4Kに制限されます。さらに大きい入力値については、このパッケージのINTERPCLOBファンクションを参照してください。
OLAP DML OUTFILEコマンドを使用して出力をリダイレクトした場合、このファンクションではDMLコマンドの出力は返されません。
このパッケージのPRINTLOGプロシージャに対する引数としてINTERPファンクションを使用して、セッション・ログを表示できます。例を参照してください。
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注意: OLAPワークシート内からはこのファンクションを実行できません。SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。 |
構文
INTERP (
olap-commands IN VARCHAR2)
RETURN CLOB;
パラメータ
表B-24 INTERPファンクションのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
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セミコロンで区切られた1つ以上のOLAP DMLコマンド。「OLAP DMLコマンドで引用符を使用する場合のガイドライン」を参照。 |
返される内容
OLAP DMLコマンドが実行されたOracle OLAPセッションのログ・ファイル。
例
次のSQL*Plusセッションのサンプルでは、GLOBALアナリティック・ワークスペースをアタッチし、UNITS_CUBEのメンバーを一覧表示します。
SET serverout ON EXECUTE dbms_aw.printlog(dbms_aw.interp('AW ATTACH global; REPORT units_cube')); UNITS_CUBE -------------- TIME CUSTOMER PRODUCT CHANNEL