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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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CHANGECHARS

CHANGECHARSファンクションは、指定した文字列がテキスト式に1つ以上存在する場合、この文字列を別の文字列に変更するファンクションです。

戻り値

すべての引数がTEXT値である場合、戻り値はTEXTです。すべての引数がNTEXT値である場合、戻り値はNTEXTです。引数にTEXTとNTEXTの両方の値が存在する場合は、すべてのTEXT値がNTEXT値に変換されてからファンクションの演算が実行され、戻り値はNTEXTになります。

構文

CHANGECHARS(text-expression oldtext newtext [number] [UPCASE])

引数

text-expression

変更される文字が含まれているTEXT式またはNTEXT式。text-expressionが複数行のテキスト値の場合、改行はCHANGECHARSの戻り値でも維持されます。

oldtext

変更される1つ以上の文字が含まれているTEXT式またはNTEXT式。

newtext

oldtextが置換される1つ以上の文字が含まれているTEXT式またはNTEXT式。

number

text-expressionoldtextが複数回出現する場合、oldtextnewtextに置換する回数を表すINTEGER。デフォルトでは、出現するすべてのoldtextを変更します。

UPCASE

CHANGECHARSに対して、text-expressionoldtextの文字を大文字に変更してから一致検索を実行することを指定します。CHANGECHARSの戻り値は大文字になりません。

例7-40 テキスト文字の値の変更

この例では、テキスト値の一部を変更する方法の一例を示します。

次の文を発行します。

SHOW CHANGECHARS('Hello there, Joe\nHello there, Jane',
   'there', - 'to you', 1)

生成される出力は次のとおりです。

Hello to you, Joe
Hello there, Jane