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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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JOINLINES

JOINLINESファンクションは、2つ以上の式の値を単一の複数行のテキスト値に結合します。複数行のテキスト値が結合される場合、先頭にくるのは最初の式のすべての行で、その後に2番目の式のすべての行と続きます。通常、JOINLINESの引数はテキスト値ですが、他のデータ型も可能です。

戻り値

TEXTまたはNTEXT

すべての引数がTEXT値である場合、戻り値はTEXTです。すべての引数がNTEXT値である場合、戻り値はNTEXTです。引数にTEXTとNTEXTの両方の値が存在する場合は、すべてのTEXT値がNTEXT値に変換されてからファンクションの演算が実行され、戻り値はNTEXTになります。

構文

JOINLINES(first-expression next-expression...)

引数

first-expression

JOINLINESがnext-expressionを追加する式。式のデータ型がTEXTまたはNTEXT以外である場合、JOINLINESはそれをTEXTに変換します。JOINLINESは、値がNAである引数を無視します。

next-expression...

first-expressionと結合する1つ以上の式。連結する式のデータ型がTEXT以外である場合、JOINLINESはそれをTEXTに変換します。JOINLINESは、値がNAである引数を無視します。

例7-138 2つのテキスト式の行の結合

この例は、mktglistという名前の変数の最後に値Regionsを追加して新しいリストを作成する方法を示します。

mktglistの初期値は、次のとおりです。

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次の文を発行します。

newlist = JOINLINES(mktglist 'Regions')

newlistに次の結果が代入されます。

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Regions