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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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SUBSTRファンクション

SUBSTRファンクション群(SUBSTR、SUBSTRB、SUBSTRC、SUBSTR2およびSUBSTR4)は、文字列内の指定した位置から始まる部分文字列を返します。戻り値となるサブストリングの長さの計算方法は各ファンクションで異なります。

戻り値

戻り値は、文字列と同じデータ型です。

構文

{SUBSTR | SUBSTRB | SUBSTRC | SUBSTR2 | SUBSTR4}(char, position [, substring_length ])

引数

string

サブストリングが作成される基礎となる文字列のテキスト式。

position

返される文字列の最初の文字が始まる位置。

substring_length

返される文字列の長さ。SUBSTRは、入力キャラクタ・セットの定義どおりに文字を使用して長さを計算します。SUBSTRBは文字のかわりにバイトを使用し、SUBSTRCはUnicodeの完全文字を使用します。SUBSTR2はUCS2コード・ポイントを使用し、SUBSTR4はUCS4コード・ポイントを使用します。

この引数に値を指定しない場合、ファンクションはstringの終わりまでのすべての文字を返します。1より小さい値を指定した場合、ファンクションはNAを返します。

例8-120 文字サブストリングの取得

次の例では、「abcdefg」の指定したサブストリングが返されます。

SHOW SUBSTR('abcdefg',3,4)
cdef

SHOW SUBSTR('abcdefg',-5,4)
cdef

例8-121 バイトを使用したサブストリングの取得

ダブルバイトのデータベース・キャラクタ・セットを使用しているとします。

SHOW SUBSTRB('abcdefg',5,4.2)
cd