SUBSTRファンクション群(SUBSTR、SUBSTRB、SUBSTRC、SUBSTR2およびSUBSTR4)は、文字列内の指定した位置から始まる部分文字列を返します。戻り値となるサブストリングの長さの計算方法は各ファンクションで異なります。
SUBSTRは、入力キャラクタ・セットの定義どおりに文字を使用して長さを計算します。
SUBSTRBは、バイトを使用して長さを計算します。
SUBSTRCは、Unicodeの完全文字を使用して長さを計算します。
SUBSTR2は、UCS2コード・ポイントを使用して長さを計算します。
SUBSTR4は、UCS4コード・ポイントを使用して長さを計算します。
戻り値
戻り値は、文字列と同じデータ型です。
構文
{SUBSTR | SUBSTRB | SUBSTRC | SUBSTR2 | SUBSTR4}(char, position [, substring_length ])
引数
サブストリングが作成される基礎となる文字列のテキスト式。
返される文字列の最初の文字が始まる位置。
positionが0
(ゼロ)の場合、1
として扱われます。
positionが正の場合、ファンクションはstringの始めからカウントして最初の文字を見つけます。
positionが負の場合、ファンクションはstringの終わりから逆方向にカウントします。
返される文字列の長さ。SUBSTRは、入力キャラクタ・セットの定義どおりに文字を使用して長さを計算します。SUBSTRBは文字のかわりにバイトを使用し、SUBSTRCはUnicodeの完全文字を使用します。SUBSTR2はUCS2コード・ポイントを使用し、SUBSTR4はUCS4コード・ポイントを使用します。
この引数に値を指定しない場合、ファンクションはstringの終わりまでのすべての文字を返します。1
より小さい値を指定した場合、ファンクションはNA
を返します。
例