計算仕様オブジェクトを作成する一般的な手順は、次の2つのステップです。
適切なDEFINE文を使用して、計算オブジェクトを定義します。
オブジェクト定義に計算仕様を追加します。計算仕様は、次の方法で計算オブジェクトの定義に追加できます。
入力ファイル内であれば、OLAP Worksheetのコマンドライン・レベルで追加します。あるいはPL/SQLファンクションの引数として追加します。この場合、オブジェクトが現行のオブジェクトであることを確認し(必要な場合はCONSIDER文を発行します)、複数行のテキスト引数として仕様を含む適切な文を発行します。仕様を複数行のテキストとしてコーディングするには、JOINLINESファンクションを使用します。JOINLINESの各テキスト引数は必要な処理を指定する文となり、最後の文はEND
になります。
OLAP Worksheetの編集ウィンドウで追加します。この場合、OLAP Worksheetのコマンドライン・レベルで、適切なキーワードを指定してEDIT文を発行します。これにより、指定したオブジェクトの編集ウィンドウが開きます。その後、編集ウィンドウで各文を個別の行として入力します。完了したら、仕様を保存して編集ウィンドウを閉じます。
表3-1は、各計算仕様を作成するための主なOLAP DML文を示したものです。