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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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OKNULLSTATUS

OKNULLSTATUSオプションは、Oracle OLAPでディメンション・ステータス・リストのNULLの設定を許可するかどうかを決定します。デフォルトでは、空のステータス・リストは許可されません。NULLステータス・リストが許可されない場合、結果がNULLステータス・リストになるLIMITコマンドを実行すると、Oracle OLAPはエラー・メッセージを生成します。

データ型

BOOLEAN

構文

OKNULLSTATUS = {YES|NO}

引数

YES

NULLステータス・リストが許可されることを示します。この設定では、ディメンション・ステータス・リストの結果がNULLになるLIMITコマンドを(IFNONE引数を指定せずに)実行すると、ステータス・リストはNULLに設定され、エラー・メッセージは生成されません。

NO

(デフォルト)NULLステータス・リストが許可されないことを示します。この設定では、ディメンション・ステータス・リストの結果がNULLになるLIMITコマンドを(IFNONE引数とNULLキーワードを指定せずに)実行すると、ステータス・リストは変更されず、エラー・メッセージが生成されます。

注意

OKNULLSTATUSに効果がない場合

次の状況では、OKNULLSTATUSの値に効果はありません。

ディメンションおよび値セットでのNULLステータスの使用の詳細は、LIMITコマンドを参照してください。

例6-82 OKNULLSTATUSの使用

次の文は、ディメンションのNULLステータスに関するエラー・メッセージを表示せずにディメンション・ステータス・リストをNULLに設定できるようにします。

OKNULLSTATUS = YES