(読取り専用)OUTFILEUNITオプションは、最後のOUTFILE文によって設定された現在のOUTFILE出力先のファイル・ユニット番号を保持します。出力を指定のファイルに最初にリダイレクトしたとき、OUTFILEはそのファイルにファイル・ユニット番号として任意のINTEGER
を割り当てます。
データ型
INTEGER
構文
OUTFILEUNIT
注意
OUTFILEとOUTFILEUNIT
OUTFILE文に対して異なるファイルを指定するたびに、OUTFILEUNITの設定は自動的に変更されます。たとえば、OUTFILE
myfilename
という文を実行すると、OUTFILEUNITの値はmyfilenameに割り当てられたファイル・ユニット番号になります。
例
例6-83 FILEQUERYでのOUTFILEUNITの使用
ファイルのファイル・ユニット番号をfilenum
という名前の変数に保存しているとします。現行の出力ファイルは別のディスク・ファイルです。最初のファイルのPAGEPRGの値を現行の出力ファイルのPAGEPRGの値に設定することにします。現行の出力ファイルのファイル・ユニット番号はOUTFILEUNITオプションに含まれるので、FILEQUERYとOUTFILEUNIT番号を組み合せて指定すると、現行の出力ファイルのPAGEPRG設定を取得できます。
FILESET filenum PAGEPRG FILEQUERY(OUTFILEUNIT PAGEPRG)