WEEKDAYSNEWYEARオプションは、WEEK型のディメンションの場合に、新しい年の日数が何日含まれていれば、新しい年の第1週として識別されるかを指定するオプションです。
デフォルトでは、ある特定の年の第1週は、新しい年が1日以上含まれる最初の週になります。たとえば、2000年1月1日は土曜日です。デフォルトを使用すると、この年の最初の週(W1.00
)は、1999年12月26日の日曜日から2000年1月1日の土曜日までの期間になります。
WEEKDAYSNEWYEARを使用すると、特定の年の第1週に必要な日数を指定できます。WEEKDAYSNEWYEARを使用して、ある年の最初の週に含まれる必要がある日数を2日以上と指定すると、1999年12月26日の日曜日から2000年1月1日の土曜日までの週は1999年の最後の週(W53.99
)になり、1月2日から8日までの週が2000年の最初の週(W1.00
)になります。
データ型
INTEGER
構文
WEEKDAYSNEWYEAR = days
引数
特定の年の第1週に必要な日数を示す範囲が1から7までのINTEGER
式。daysのデフォルト値は1
です。
例
WEEKDAYSNEWYEARの影響
次の文を実行すると、複数の週と週ごとに関連付けられている最終日のリストが現行の出力ファイルに送られます。
DEFINE week DIMENSION WEEK MAINTAIN week ADD '12 18 99' '1 15 00' weekdaysnewyear = 2 REPORT W 22 CONVERT(week date)
これらの文によって生成される出力は次のとおりです。
WEEK CONVERT(WEEK DATE) -------------- -------------------- W51.99 18DEC99 W52.99 25DEC99 W53.99 01JAN00 W1.00 08JAN00 W2.00 15JAN00
2000年1月1日は土曜日のため、WEEKDAYSNEWYEARを2
に設定すると、1月2日から8日までの週がW1.00
と表示されます。