ヘッダーをスキップ
Oracle OLAP Java API開発者ガイド
11g リリース1(11.1)
E05733-01
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
 
次へ
次へ
 

A 開発環境のセットアップ

この付録では、OLAP Java APIを使用するアプリケーションの開発環境について説明します。

この付録では、次の項目について説明します。

概要

OLAPオプションを指定してOracle Databaseをインストールすると、OLAP Java APIクライアント・アプリケーションの開発に必要なOLAP Java APIクラス・ライブラリおよびその他のクラス・ライブラリがjarファイル形式で提供されます。アプリケーション開発者は、必要なjarファイルを、Javaアプリケーションを開発するコンピュータにコピーするか、開発環境からアクセスできるようにする必要があります。

必要なクラス・ライブラリ

アプリケーション開発環境では、次のファイルが必要です。

Oracle JDeveloperを開発環境として使用している場合、JDKはコンピュータにすでにインストールされています。ただし、JDeveloperで正しいバージョンのJDKを使用していることを確認してください。

クラス・ライブラリの取得

表A-1に、アプリケーション開発環境で必要なOLAP Java APIおよびその他のjarファイルを示します。この表では、Oracle DatabaseがインストールされているシステムのORACLE_HOME環境変数によって識別されるディレクトリ下のファイルの場所を示しています。これらのファイルは、アプリケーション開発コンピュータにコピーするか、開発環境に含めます。

表A-1 必要なクラス・ライブラリおよびOracleのインストール時におけるクラス・ライブラリの場所

クラス・ライブラリのjarファイル ORACLE_HOME下の場所

olap_api.jar

/olap/api/lib

ojdbc5jar

/jdbc/lib

xmlparserv2.jar

/lib


ORACLE_HOME/olap/api/libディレクトリにはolap_api_doc.jarファイルも含まれており、このファイルには、『Oracle OLAP Java API Reference』が含まれています。このJARファイルを現在の開発環境に追加すれば、APIの状況依存ヘルプを利用できます。