Oracle Database Gatewayインストレーションおよび構成ガイド 11gリリース1(11.1) for AIX 5L Based Systems(64-bit), HP-UX PA-RISC(64-bit), HP-UX Itanium, Solaris Operating System (SPARC 64-bit), Linux x86, and Linux x86-64 E05708-01 |
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Oracle Database Gatewayを削除するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを使用してOracle Net Listenerプロセスを停止します。
ORACLE_HOME/bin/lsnrctl stop
oracleユーザーとしてログインします。
$ su - oracle
ORACLE_HOME環境変数を設定して、削除するOracleホームのパスを指定します。
Bourne、BashまたはKornシェルの場合:
$ ORACLE_HOME=/u01/app/oracle/product/11.1.0/db_1; export ORACLE_HOME
Cシェルの場合:
$ setenv ORACLE_HOME /u01/app/oracle/product/11.1.0/db_1
次のようにインストーラを起動します。
$ $ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller
Oracle Universal Installerを手順どおり実行します。表17-1「Oracle Universal Installerを使用したOracle Database Gatewayの削除手順」にリストされたプロンプトを削除のガイドとして使用し、「操作」列の指示に従ってください。
表17-1 Oracle Universal Installerを使用したOracle Database Gatewayの削除手順
プロンプト | 操作 |
---|---|
1. Oracle Universal Installer: ようこそ |
「製品の削除」をクリックします。 |
2. インベントリ |
元のゲートウェイのインストール作業時にインストールしたすべての製品を削除するか、Oracle Database Gatewayのインスタンスのみを削除するかを選択できます。
|
3. 確認 |
「はい」をクリックします。 |
4. インベントリ |
「閉じる」をクリックします。 |
5. Oracle Universal Installer: ようこそ |
「取消」をクリックします。 |
6. 終了 |
「はい」をクリックします。 |
これで、Oracle Database Gatewayは削除されます。
Oracle Universal Installerにより削除の完了が確認されたら、削除手順が成功しているかどうかを検証してください。これを行うには、C:\Program Files\Oracle\Inventory\logs
ディレクトリにある削除ログ・ファイルの内容を確認します。
デフォルトのファイル名は、InstallActionsYYYY-MM-DD_HH-mm-SS-AM/PM.logです。変数の意味は次のとおりです。
ログ・ファイル名のこれらの変数は、製品が削除された日時を示します。
削除されるファイルは、ゲートウェイのインストール時にORACLE_HOME
ディレクトリにコピーされたファイルのみです。その他の関連ファイルは、すべて手動で削除する必要があります。また、ゲートウェイに関連するlistener.ora
およびtnsnames.ora
のエントリと、データベース・リンクも削除する必要があります。