Oracle Database Gateway for APPCインストレーションおよび構成ガイド 11gリリース1(11.1) for AIX 5L Based Systems(64-Bit), HP-UX PA-RISC(64-Bit), Solaris Operating System(SPARC 64-Bit), and Linux x86 E05711-01 |
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この章では、Oracle Database Gateway for APPCのこのリリースに関する情報を示します。含まれる項は、次のとおりです。
この項では、Oracle Database Gateway for APPCおよびPGAUの既知の制限を列挙します。
Oracle Database Gateway for APPCのこのリリースには、次の制限事項があります。
数値データおよび句ではマルチバイト・キャラクタ・セットがサポートされない
Oracle Database Gateway for APPCは、バージョン3.4以降、COBOL PIC Gデータ型のためにマルチバイト・キャラクタをサポートしてきました。ただし、DISPLAY
データ型やPIC 9エディット・マスクで許容される非数値文字データ($、(、)、+、-、.)などは、引き続きEBCDICで指定される必要があります。非数値文字データはMBCS変換には従いません。
CICSトランザクションではPFキー・エミュレーションができない
Oracle Database Gateway for APPCを使用してCICSトランザクションを実行する場合、CICS PFキーをエミュレートできません。
APPC PIPデータはサポートされない
Oracle Database Gateway for APPCのこのリリースでは、APPC PIPデータを定義および送信できない
浮動小数点データ型変換はサポートされない
Oracle Database Gateway for APPCでは、浮動小数点データ型(floating
)の変換はサポートされていません。
データの圧縮と解凍はすべてトランザクション・プログラムが実行
Oracle Database Gateway for APPCには、圧縮や解凍のためのイグジットはありません。ゲートウェイとトランザクションの間のすべてのデータ交換は非圧縮フォーマットで行われる必要があります。
IBM VS COBOL IIコンパイラはサポート終了
IBM VS COBOL IIコンパイラはサポート対象外です。ただし、文字列「IBMVSCOBOLII
」は、使用する任意のCOBOLコンパイラを表すコンパイラ名パラメータ値として引き続き使用されます。値IBMVSCOBOLII
は引き続き使用され、コンパイラの特定バージョンに依存しません。