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Oracle Database Gateway for APPCインストレーションおよび構成ガイド
11gリリース1(11.1) for AIX 5L Based Systems(64-Bit), HP-UX PA-RISC(64-Bit), Solaris Operating System(SPARC 64-Bit), and Linux x86
E05711-01
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2 リリース情報

この章では、Oracle Database Gateway for APPCのこのリリースに関する情報を示します。含まれる項は、次のとおりです。

2.1 既知の制限

この項では、Oracle Database Gateway for APPCおよびPGAUの既知の制限を列挙します。

2.1.1 ゲートウェイの既知の制限

Oracle Database Gateway for APPCのこのリリースには、次の制限事項があります。

数値データおよび句ではマルチバイト・キャラクタ・セットがサポートされない

Oracle Database Gateway for APPCは、バージョン3.4以降、COBOL PIC Gデータ型のためにマルチバイト・キャラクタをサポートしてきました。ただし、DISPLAYデータ型やPIC 9エディット・マスクで許容される非数値文字データ($、(、)、+、-、.)などは、引き続きEBCDICで指定される必要があります。非数値文字データはMBCS変換には従いません。

CICSトランザクションではPFキー・エミュレーションができない

Oracle Database Gateway for APPCを使用してCICSトランザクションを実行する場合、CICS PFキーをエミュレートできません。

APPC PIPデータはサポートされない

Oracle Database Gateway for APPCのこのリリースでは、APPC PIPデータを定義および送信できない

浮動小数点データ型変換はサポートされない

Oracle Database Gateway for APPCでは、浮動小数点データ型(floating)の変換はサポートされていません。

データの圧縮と解凍はすべてトランザクション・プログラムが実行

Oracle Database Gateway for APPCには、圧縮や解凍のためのイグジットはありません。ゲートウェイとトランザクションの間のすべてのデータ交換は非圧縮フォーマットで行われる必要があります。

IBM VS COBOL IIコンパイラはサポート終了

IBM VS COBOL IIコンパイラはサポート対象外です。ただし、文字列「IBMVSCOBOLII」は、使用する任意のCOBOLコンパイラを表すコンパイラ名パラメータ値として引き続き使用されます。値IBMVSCOBOLIIは引き続き使用され、コンパイラの特定バージョンに依存しません。

2.1.2 PGAUの既知の制限

PGAU DEFINE DATA文へのCOBOL入力にCOPY REPLACE句が含まれている場合、最初の1回しか置換されません。