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Oracle Database 2日でパフォーマンス・チューニング・ガイド
11g リリース1(11.1)

E05744-02
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1 概要

Oracleデータベース管理者(DBA)は、Oracleデータベースのパフォーマンスを適切に保つ責任があります。データベースをチューニングして要求されるパフォーマンス・レベルを満たすことは、特に新しくOracle Databaseを使用することになったDBAにとって難しい問題です。このマニュアルは、Oracle Diagnostics Pack、Oracle Tuning Pack、Oracle Enterprise Manager(Enterprise Manager)から提供される機能を使用して日常的なデータベースのパフォーマンス・チューニング・タスクを実行する方法が記載されたクイック・スタート・ガイドです。

内容は次のとおりです。

このマニュアルについて

このマニュアルを使用する前に、次のことを行っておく必要があります。

このマニュアルは、タスク指向です。チューニング・タスクの実行が必要な理由および時期について説明することを目的としています。

このマニュアルはすべてのOracle Database概要の包括的な説明ではありません。このタイプの詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。

このマニュアルでは基本的なOracle Databaseの管理タスクについては説明していません。このタイプの詳細は、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』を参照してください。管理タスクの完全な説明は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

このマニュアルで使用する主なインタフェースはEnterprise Manager Database Controlコンソールです。このマニュアルには、Oracle Databaseのパフォーマンスに関するすべてのチューニング機能や、このマニュアルで説明しているチューニング・オプションと同等の使用可能なアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)については説明していません。これらの説明については、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。

Oracle DBAの一般的なタスク

Oracle DBAとして、次のタスクに関わることが予想されます。

小中規模のデータベース環境では、これらのタスクを実行するユーザーは1人のみである可能性があります。大規模環境またはエンタープライズ環境では、ジョブはデータベース・セキュリティやデータベースのチューニングなどの専門に応じて複数のDBAが担当します。Oracle Database 2日でパフォーマンス・チューニング・ガイドでこのリストの最後の2つの作業を行う方法を説明しています。

データベースをチューニングするツール

このマニュアルの目的は、Oracle Databaseのパフォーマンスを迅速で効率的にチューニングおよび最適化を可能にすることです。

このマニュアルを使用するには、次の製品、ツール、機能およびユーティリティを入手する必要があります。


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