この章の内容は次のとおりです。
DVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャおよびファンクションを使用すると、一般にOracle Database Vault Administratorで構成されるレルム、ファクタ、ルール・セット、コマンド・ルール、セキュア・アプリケーション・ロールおよびOracle Label Securityポリシーを構成するアプリケーションを作成できます。
DVSYS.DBMS_MACADM
パッケージは、DV_ADMIN
ロールまたはDV_OWNER
ロールを持つユーザーのみが使用できます。
DVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャおよびファンクションで使用されるパラメータの多くでは、DVSYS.DBMS_MACUTL
パッケージで使用可能な定数を使用できます。詳細は、「DVSYS.DBMS_MACUTLの定数」を参照してください。
表11-1に、レルムの構成に使用できるDVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャを示します。これらのプロシージャで使用できる定数の詳細は、表13-1を参照してください。
レルムの詳細は、第4章「レルムの構成」を参照してください。また、レルム・プロシージャとともに使用できる一連の汎用ユーティリティ・プロシージャは、第13章「DVSYS.DBMS_MACUTLパッケージの使用方法」を参照してください。
表11-1 DVSYS.DBMS_MACADMのレルム構成プロシージャ
プロシージャ | 説明 |
---|---|
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所有者または参加者としてレルムにアクセスする権限をユーザーまたはロールに付与します(ルール・セットなし)。 |
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参加者としてレルムにアクセスする権限をユーザーまたはロールに付与します。オプションで、認可のルール・セットを指定できます。 |
|
参加者または所有者としてレルムにアクセスする権限をユーザーまたはロールに付与します。オプションで、認可のルール・セットを指定できます。 |
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|
レルムを作成します。 |
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レルムにアクセスするためのユーザーまたはロールの認可を削除します。 |
DELETE_OBJECT_FROM_REALMプロシージャ |
レルム保護から一連のオブジェクトを削除します。 |
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レルムを削除します。 |
|
関連するDatabase Vault構成情報を含め、レルムを削除します。 |
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レルムの名前を変更します。名前の変更は、そのレルムが使用されているすべての箇所に反映されます。 |
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|
このプロシージャは、参加者としてレルムにアクセスする権限をユーザーまたはロールに付与します。このプロシージャの実行者は、自身をレルム参加者としてレルムに追加できません。レルム認可の詳細は、「レルム認可の定義」を参照してください。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name VARCHAR2, grantee VARCHAR2);
パラメータ
表11-2 ADD_AUTH_TO_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
参加者として認可するユーザーまたはロール名。ユーザー自身(つまり、ログインしたユーザー)を選択することや、 現行のデータベース・インスタンスで既存のユーザーおよびロールを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 特定のユーザーまたはロールの認可を検索するには、「DBA_DV_REALM_AUTHビュー」で説明されている 権限管理で使用されている既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', grantee => 'SYSADM'); END;
このプロシージャは、所有者または参加者としてレルムにアクセスする権限をユーザーまたはロールに付与します。このプロシージャの実行者は、自身をレルムの所有者または参加者としてレルムに追加できません。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name VARCHAR2, grantee VARCHAR2, auth_options NUMBER);
パラメータ
表11-3 ADD_AUTH_TO_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
所有者または参加者として認可するユーザーまたはロール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のユーザーおよびロールを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 特定のユーザーまたはロールの認可を検索するには、「DBA_DV_REALM_AUTHビュー」で説明されている 権限管理で使用されている既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、「DBA_DV_ROLEビュー」で説明されている |
|
レルムを認可する次のオプションのうち、1つを指定します。
次のDVSYS.DBMS_MACUTLの定数も使用できます。
参加者および所有者の詳細は、「レルム認可の定義」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', grantee => 'SYSADM', auth_options => 1); END;
このプロシージャは、参加者としてレルムにアクセスする権限をユーザーまたはロールに付与します。このプロシージャの実行者は、自身をレルム参加者としてレルムに追加できません。オプションで、認可に進む前にチェックするルール・セットを指定できます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name VARCHAR2, grantee VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-4 ADD_AUTH_TO_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
参加者として認可するユーザーまたはロール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のユーザーおよびロールを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 特定のユーザーまたはロールの認可を検索するには、「DBA_DV_REALM_AUTHビュー」で説明されている 権限管理で使用されている既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、「DBA_DV_ROLEビュー」で説明されている |
|
認可の前にチェックするルール・セット(オプション)。ルール・セットの評価が 使用可能なルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SET_RULEビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', grantee => 'SYSADM', rule_set_name => 'Check Conf Access'); END;
このプロシージャは、参加者または所有者としてレルムにアクセスする権限をユーザーまたはロールに付与します。このプロシージャの実行者は、自身をレルムの所有者または参加者としてレルムに追加できません。オプションで、認可の前にチェックするルール・セットを指定できます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name VARCHAR2, grantee VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2, auth_options NUMBER);
パラメータ
表11-5 ADD_AUTH_TO_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
所有者または参加者として認可するユーザーまたはロール名。 使用可能なユーザーおよびロールを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 特定のユーザーまたはロールの認可を検索するには、「DBA_DV_REALM_AUTHビュー」で説明されている |
|
認可の前にチェックするルール・セット(オプション)。ルール・セットの評価が 使用可能なルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
レルムを認可する次のオプションのうち、1つを指定します。
次の
参加者および所有者の詳細は、「レルム認可の定義」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_AUTH_TO_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', grantee => 'SYSADM', rule_set_name => 'Check Conf Access', auth_options => 1); END;
このプロシージャは、レルム保護に一連のオブジェクトを登録します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_OBJECT_TO_REALM( realm_name VARCHAR2, object_owner VARCHAR2, object_name VARCHAR2, object_type VARCHAR2);
パラメータ
表11-6 ADD_OBJECT_TO_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
このレルムを所有するオブジェクト所有者。 使用可能なユーザーを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 特定のユーザーまたはロールの認可を検索するには、「DBA_DV_REALM_AUTHビュー」で説明されている |
|
オブジェクト名。(ワイルドカード%を使用できます。ワイルドカード%の例外は、「レルム・セキュア・オブジェクトの作成」の「オブジェクト名」を参照してください。) 使用可能なオブジェクトを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 既存のレルムによって保護されているオブジェクトを検索するには、「DBA_DV_REALM_OBJECTビュー」で説明されている |
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例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACACDM.ADD_OBJECT_TO_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', object_owner => 'SYS', object_name => 'GATHER_SYSTEM_STATISTICS', object_type => 'ROLE'); END;
このプロシージャはレルムを作成します。レルムを作成した後で、次のプロシージャを使用してレルム定義を完了します。
ADD_OBJECT_TO_REALM
プロシージャは、レルムに1つ以上のオブジェクトを登録します。
ADD_AUTH_TO_REALM
プロシージャは、レルムに対してユーザーまたはロールを認可します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_REALM( realm_name VARCHAR2, description VARCHAR2, enabled VARCHAR2, audit_options NUMBER);
パラメータ
表11-7 CREATE_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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レルム名(大/小文字混在で最大90文字)。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
レルムの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
|
次の
|
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レルムを監査する次のオプションのうち、1つを指定します。
次の
|
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', description => 'Realm to measure performance', enabled => 'Y', audit_options => 1); END;
このプロシージャは、レルムにアクセスするためのユーザーまたはロールの認可を削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_AUTH_FROM_REALM( realm_name VARCHAR2, grantee VARCHAR2);
パラメータ
表11-8 DELETE_AUTH_FROM_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
ユーザーまたはロール名。 特定のユーザーまたはロールの認可を検索するには、「DBA_DV_REALM_AUTHビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_AUTH_FROM_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', grantee => 'SYS'); END;
このプロシージャは、レルム保護から一連のオブジェクトを削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_OBJECT_FROM_REALM( realm_name VARCHAR2, object_owner VARCHAR2, object_name VARCHAR2, object_type VARCHAR2);
パラメータ
表11-9 DELETE_OBJECT_FROM_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
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データベース・スキーマ所有者。 使用可能なユーザーを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 特定のユーザーの認可を検索するには、「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されている |
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オブジェクト名。(ワイルドカード%を使用できます。ワイルドカード%の例外は、「レルム・セキュア・オブジェクトの作成」の「オブジェクト名」を参照してください。) 既存のレルムによって保護されているオブジェクトを検索するには、「DBA_DV_REALM_OBJECTビュー」で説明されている |
|
|
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_OBJECT_FROM_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', object_owner => 'SYS', object_name => 'GATHER_SYSTEM_STATISTICS', object_type => 'ROLE'); END;
このプロシージャは、レルムを削除しますが、関連付けられているオブジェクトおよび認可は削除しません。レルムを削除する前に、「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されているDVSYS.DBA_DV_REALM_OBJECT
ビューに問い合せることで、関連付けられているオブジェクトを特定できます。
関連付けられているオブジェクトおよび認可に加えてレルムを削除する場合は、「DELETE_REALM_CASCADEプロシージャ」を参照してください。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_REALM( realm_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-10 DELETE_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_REALM('Performance Statistics Realm');
このプロシージャは、誰が認可され(DVSYS.DBA_DV_REALM_AUTH
ビュー)、どのオブジェクトが保護されているか(DVSYS.DBA_DV_REALM_OBJECT
ビュー)を指定する関連Database Vault構成情報を含め、レルムを削除します。実際のデータベース・オブジェクトまたはユーザーは削除されません。レルム関連オブジェクトのリストを検索するには、DVSYS.DBA_DV_REALM
ビューに問い合せます。その認可を検索するには、DVSYS.DBA_DV_REALM_AUTH
に問い合せます。どちらも「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されています。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_REALM_CASCADE( realm_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-11 DELETE_REALM_CASCADEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_REALM_CASCADE('Performance Statistics Realm');
このプロシージャは、レルムの名前を変更します。名前の変更は、そのレルムが使用されているすべての箇所に反映されます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_REALM( realm_name VARCHAR2, new_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-12 RENAME_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
現在のレルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
新しいレルム名(大/小文字混在で最大90文字)。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_REALM( realm_name => 'Performance Statistics Realm', new_name => 'Sector 2 Performance Statistics Realm'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_REALM( realm_name VARCHAR2, description VARCHAR2, enabled VARCHAR2, audit_options NUMBER);
パラメータ
表11-13 UPDATE_REALMのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
レルムの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
|
次の
|
|
レルムを監査する次のオプションのうち、1つを指定します。
次の
|
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_REALM( realm_name => 'Sector 2 Performance Statistics Realm', description => 'Realm to measure performance for Sector 2 applications', enabled => 'Y', audit_options => 2); END;
レルムにアクセスするためのユーザーまたはロールの認可を更新します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_REALM_AUTH( realm_name VARCHAR2, grantee VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2, auth_options NUMBER);
パラメータ
表11-14 UPDATE_REALM_AUTHのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
レルム名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のレルムを検索するには、「DBA_DV_REALMビュー」で説明されている |
|
ユーザーまたはロール名。 使用可能なユーザーおよびロールを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている 特定のユーザーまたはロールの認可を検索するには、「DBA_DV_REALM_AUTHビュー」で説明されている 権限管理で使用されている既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、「DBA_DV_ROLEビュー」で説明されている |
|
認可の前にチェックするルール・セット(オプション)。ルール・セットの評価がTrueの場合は、認可が許可されます。 使用可能なルール・セットを検索するには、 |
|
レルムを認可する次のオプションのうち、1つを指定します。
次の
|
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_REALM_AUTH( realm_name => 'Sector 2 Performance Statistics Realm', grantee => 'SYSADM', rule_set_name => 'Check Conf Access',, auth_options => 1,); END;
表11-15に、ルール・セットの構成に使用できるDVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャを示します。
ルール・セットの詳細は、第5章「ルール・セットの構成」で説明しています。また、ルール・セット・プロシージャとともに使用できる一連の汎用ユーティリティ・プロシージャは、第13章「DVSYS.DBMS_MACUTLパッケージの使用方法」を参照してください。
表11-15 DVSYS.DBMS_MACADMのルール・セット構成プロシージャ
プロシージャ | 説明 |
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有効または無効なルールをルール・セットの最後に追加します。 |
|
ルールをルール・セットに追加し、ルール・セット内のルールの順序を指定できるようにします。 |
|
ルールをルール・セットに追加します。 |
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ルールを作成します。 |
|
ルール・セットを作成します。 |
|
ルールを削除します。 |
DELETE_RULE_FROM_RULE_SETプロシージャ |
ルールをルール・セットから削除します。 |
|
ルール・セットを削除します。 |
|
ルールの名前を変更します。名前の変更は、そのルールが使用されているすべての箇所に反映されます。 |
|
ルール・セットの名前を変更します。名前の変更は、そのルール・セットが使用されているすべての箇所に反映されます。 |
|
Oracle Database Vaultルールとアドバンスト・キューイング・ルール・エンジンの同期をとります。追加、削除、変更のルール操作のロールバック後には、この操作を即時実行する必要があります。 |
|
ルールを更新します。 |
|
ルール・セットを更新します。 |
このプロシージャは、有効または無効なルールをルール・セットに追加し、ルール・セット内のルールの順序を指定できるようにします。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_RULE_TO_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2, rule_name VARCHAR2, rule_order NUMBER, enabled VARCHAR2);
パラメータ
表11-16 ADD_RULE_TO_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール・セット名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
ルール・セットに追加するルール。 既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULEビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULEビュー」で説明されている |
|
このリリースには適用されませんが、 ルールの表示順序はパフォーマンスに影響を与えます。詳細は、「ルール・セットでのルールの表示順序の設定によるパフォーマンスの向上」を参照してください。 |
|
次の
詳細は、表13-1を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_RULE_TO_RULE_SET( rule_set_name => 'Limit_DBA_Access', rule_name => 'Check UPDATE operations', rule_order => 1, enabled => 'DBMS_MACUTL.G_YES'); END;
このプロシージャは、ルールをルール・セットに追加し、ルール・セット内のルールの順序を指定できるようにします。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_RULE_TO_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2, rule_name VARCHAR2, rule_order NUMBER);
パラメータ
表11-17 ADD_RULE_TO_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール・セット名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
ルール・セットに追加するルール。 既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULEビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
このリリースには適用されませんが、 ルールの表示順序はパフォーマンスに影響を与えます。詳細は、「ルール・セットでのルールの表示順序の設定によるパフォーマンスの向上」を参照してください。 |
例
BEGIN ADD_RULE_TO_RULE_SET( rule_set_name => 'Limit_DBA_Access', rule_name => 'Restrict DROP TABLE operations'), rule_order => 1); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_RULE_TO_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2, rule_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-18 ADD_RULE_TO_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール・セット名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
ルール・セットに追加するルール。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SET_RULEビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_RULE_TO_RULE_SET( rule_set_name => 'Limit_DBA_Access', rule_name => 'Check UPDATE operations'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_RULE( rule_name VARCHAR2, rule_expr VARCHAR2);
パラメータ
表11-19 CREATE_RULEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール名(大/小文字混在で最大90文字)。空白を使用できます。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SET_RULEビュー」で説明されている |
|
PL/SQL 式に引用符が含まれる場合、二重引用符は使用しないでください。その場合は、2つの一重引用符を使用します。式全体を一重引用符で囲んでください。たとえば、次のようになります。 'TO_CHAR(SYSDATE,''HH24'') = ''12''' ルール式の詳細は、「新規ルールの作成」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_RULE( rule_name => 'Check UPDATE operations', rule_expr =>'SYS_CONTEXT(''USERENV'',''SESSION_USER'') = ''SYSADM'''); END;
このプロシージャはルール・セットを作成します。ルール・セットを作成した後で、CREATE_RULE
およびADD_RULE_TO_RULE_SET
プロシージャを使用してルールを作成し、ルール・セットに追加します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2, description VARCHAR2, enabled VARCHAR2, eval_options NUMBER, audit_options NUMBER, fail_options NUMBER, fail_message VARCHAR2, fail_code NUMBER, handler_options NUMBER, handler VARCHAR2);
パラメータ
表11-20 CREATE_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール・セット名(大/小文字混在で最大90文字)。空白を使用できます。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
ルール・セットの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
|
次の
|
|
ルール・セットに複数のルールを割り当てる場合は、次の設定のいずれかを入力します。
次の
|
|
次の設定のいずれかを選択します。
次の
詳細は、「監査オプション」を参照してください。 |
|
ファクタ・エラーをレポートするオプション。
次の
詳細は、「エラー処理オプション」を参照してください。 |
|
失敗を示すエラー・メッセージ。大/小文字混在の最大80文字で、 |
|
-20000〜-20999の範囲の負の数値を入力し、 |
|
次の設定のいずれかを選択します。
次の
詳細は、「エラー処理オプション」を参照してください。 |
|
カスタム・イベント・ハンドラ・ロジックを定義するPL/SQLファンクションまたはプロシージャの名前。 詳細は、「エラー処理オプション」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_RULE_SET( rule_set_name => 'Limit_DBA_Access', description => 'DBA access through predefined processes', enabled => 'Y', eval_options => 2, audit_options => POWER(2,0), fail_options => 2, fail_message => '', fail_code => NULL, handler_options => POWER(2,0), handler => 'dbavowner.email_alert'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_RULE( rule_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-21 DELETE_RULEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SET_RULEビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_RULE('Check UPDATE operations');
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_RULE_FROM_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2, rule_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-22 DELETE_RULE_FROM_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール・セット名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
ルール・セットから削除するルール。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SET_RULEビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_RULE_FROM_RULE_SET( rule_set_name => 'Limit DBA Access', rule_name => 'Check UPDATE operations'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-23 DELETE_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール・セット名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_RULE_SET('Limit DBA Access');
このプロシージャは、ルールの名前を変更します。名前の変更は、そのルールが使用されているすべての箇所に反映されます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_RULE( rule_name VARCHAR2, new_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-24 RENAME_RULEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SET_RULEビュー」で説明されている |
|
新しいルール名(大/小文字混在で最大90文字)。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_RULE( rule_name => 'Check UPDATE operations', new_name => 'Check Sector 2 Processes'); END;
このプロシージャは、ルール・セットの名前を変更します。名前の変更は、そのルール・セットが使用されているすべての箇所に反映されます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2, new_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-25 RENAME_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
現在のルール・セット名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
新しいルール・セット名(大/小文字混在で最大90文字)。空白を使用できます。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_RULE_SET( rule_set_name => 'Limit DBA Access', new_name => 'Limit Sector 2 Access'); END;
このプロシージャは、Oracle Database Vaultルールとアドバンスト・キューイング・ルール・エンジンの同期をとります。追加、削除、変更のルール操作のロールバック後には、この操作を即時実行する必要があります。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.SYNC_RULES();
パラメータ
なし。
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.SYNC_RULES();
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_RULE( rule_name VARCHAR2, rule_expr VARCHAR2);
パラメータ
表11-26 UPDATE_RULEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている ルール・セットに関連付けられているルールを検索するには、「DBA_DV_RULE_SET_RULEビュー」で説明されている |
|
PL/SQL 式に引用符が含まれる場合、二重引用符は使用しないでください。その場合は、2つの一重引用符を使用します。式全体を一重引用符で囲んでください。たとえば、次のようになります。 'TO_CHAR(SYSDATE,''HH24'') = ''12''' ルール式の詳細は、「新規ルールの作成」を参照してください。 既存のルール式を検索するには、 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_RULE( rule_name => 'Check UPDATE operations', rule_expr =>'SYS_CONTEXT(''USERENV'',''SESSION_USER'') = ''SYSADM'' AND ( UPPER(SYS_CONTEXT(''USERENV'',''MODULE'')) LIKE ''APPSRVR%'' OR UPPER(SYS_CONTEXT(''USERENV'',''MODULE'')) LIKE ''DBAPP%'' )' ); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_RULE_SET( rule_set_name VARCHAR2, description VARCHAR2, enabled VARCHAR2, eval_options NUMBER, audit_options NUMBER, fail_options NUMBER, fail_message VARCHAR2, fail_code NUMBER, handler_options NUMBER, handler VARCHAR2);
パラメータ
表11-27 UPDATE_RULE_SETのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ルール・セット名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
ルール・セットの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
|
次の
|
|
ルール・セットに複数のルールを割り当てる場合は、次の設定のいずれかを入力します。
次の
|
|
次の設定のいずれかを選択します。
次の
詳細は、「監査オプション」を参照してください。 |
|
ファクタ・エラーをレポートするオプション。
次の
詳細は、「エラー処理オプション」を参照してください。 |
|
失敗を示すエラー・メッセージ。大/小文字混在の最大80文字で、 |
|
-20000〜-20999の範囲の負の数値を入力し、 |
|
次の設定のいずれかを選択します。
次の
詳細は、「エラー処理オプション」を参照してください。 |
|
カスタム・イベント・ハンドラ・ロジックを定義するPL/SQLファンクションまたはプロシージャの名前。 詳細は、「エラー処理オプション」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_RULE_SET( rule_set_name => 'Limit DBA Access', description => 'DBA access through predefined processes', enabled => 'Y' eval_options => 2, audit_options => POWER(2,0), fail_options => 1, fail_message => 'Access denied!', fail_code => -20900, handler_options => 0, handler => ''); END;
表11-28に、コマンド・ルールの構成に使用できるDVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャを示します。
コマンド・ルールの詳細は、第6章「コマンド・ルールの構成」を参照してください。また、コマンド・ルール・プロシージャとともに使用できる一連の汎用ユーティリティ・プロシージャは、第13章「DVSYS.DBMS_MACUTLパッケージの使用方法」を参照してください。
表11-28 DVSYS.DBMS_MACADMのコマンド・ルール構成プロシージャ
プロシージャ | 説明 |
---|---|
|
コマンド・ルールを作成し、ルール・セットに関連付けます。 |
|
コマンド・ルールの宣言を削除します。 |
|
コマンド・ルールの宣言を更新します。 |
このプロシージャは、コマンド・ルールを作成し、ルール・セットに関連付けます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_COMMAND_RULE( command VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2, object_owner VARCHAR2, object_name VARCHAR2, enabled VARCHAR2);
パラメータ
表11-29 CREATE_COMMAND_RULEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
保護するSQL文。 次の項を参照してください。
|
|
このコマンド・ルールに関連付けるルール・セットの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
|
このコマンド・ルールのデータベース・スキーマ所有者。ワイルドカード%を使用できます。 使用可能なユーザーを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている コマンド・ルール所有者の詳細は、「コマンド・ルールの作成および編集」の「オブジェクト所有者」を参照してください。 |
|
オブジェクト名。(ワイルドカード%を使用できます。コマンド・ルールで保護されるオブジェクトの詳細は、「コマンド・ルールの作成および編集」の「オブジェクト名」を参照してください。) 使用可能なオブジェクトを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている |
|
次の
|
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_COMMAND_RULE( command => 'SELECT', rule_set_name => 'Limit Sector 2 Access', object_owner => 'SYSADM', object_name => 'EMP_DATA', enabled => 'Y'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_COMMAND_RULE( command VARCHAR2, object_owner VARCHAR2, object_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-30 DELETE_COMMAND_RULEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
コマンド・ルールで保護されるSQL文。 使用可能なコマンド・ルールを検索するには、「DBA_DV_COMMAND_RULEビュー」で説明されている |
|
このコマンド・ルールのデータベース・スキーマ所有者。 現行のデータベース・インスタンスで使用可能なユーザーを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている コマンド・ルール所有者の詳細は、「コマンド・ルールの作成および編集」の「オブジェクト所有者」を参照してください。 |
|
オブジェクト名。(ワイルドカード%を使用できます。コマンド・ルールで保護されるオブジェクトの詳細は、「コマンド・ルールの作成および編集」の「オブジェクト名」を参照してください。) 使用可能なオブジェクトを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_COMMAND_RULE( command => 'SELECT', object_owner => 'SYSADM', object_name => 'EMP_DATA'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_COMMAND_RULE( command VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2, object_owner VARCHAR2, object_name VARCHAR2, enabled VARCHAR2);
パラメータ
表11-31 UPDATE_COMMAND_RULEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
保護するSQL文。 次の項を参照してください。
|
|
このコマンド・ルールに関連付けるルール・セットの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されている |
|
このコマンド・ルールのデータベース・スキーマ所有者。 使用可能なユーザーを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている |
|
オブジェクト名。(ワイルドカード%を使用できます。コマンド・ルールで保護されるオブジェクトの詳細は、「コマンド・ルールの作成および編集」の「オブジェクト名」を参照してください。) 使用可能なオブジェクトを検索するには、『Oracle Databaseリファレンス』で説明されている |
|
次の
|
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_COMMAND_RULE( command => 'SELECT', rule_set_name => 'Limit Sector 2 Access', object_owner => 'SYSADM', object_name => '%', enabled => 'Y'); END;
表11-32に、ファクタの構成に使用できるDVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャおよびファンクションを示します。
ファクタの詳細は、第7章「ファクタの構成」を参照してください。また、ファクタ・プロシージャとともに使用できる一連の汎用ユーティリティ・プロシージャは、第13章「DVSYS.DBMS_MACUTLパッケージの使用方法」を参照してください。
表11-32 DVSYS.DBMS_MACADMのファクタ構成プロシージャ
プロシージャ | 説明 |
---|---|
|
2つのファクタの親子関係を指定します。 |
|
ファクタのラベルをポリシーのOracle Label Securityラベルに含めることを指定します。 |
|
アイデンティティを別ファクタと関連付けます。 |
|
アイデンティティの値を更新します。 |
|
Oracle Real Application Clusters(RAC)データベース・ノードをドメイン・ファクタ・アイデンティティに追加し、Oracle Label Securityポリシーに従ってラベルを付けます。 |
|
ファクタを作成します。 |
|
ファクタ・タイプを作成します。 |
|
アイデンティティを作成します。 |
|
リンクされた子ファクタ(サブファクタ)の値からファクタのアイデンティティを導出するために使用される一連のテストを定義します。 |
|
ファクタを削除します。 |
|
2つのファクタの親子関係を削除します。 |
|
ファクタ・タイプを削除します。 |
|
アイデンティティを削除します。 |
|
ファクタからアイデンティティ・マップを削除します。 |
|
Oracle Real Application Clusters(RAC)データベース・ノードをドメインから削除します。 |
|
|
|
|
|
ファクタの名前を変更します。名前の変更は、そのファクタが使用されているすべての箇所に反映されます。 |
|
ファクタ・タイプの名前を変更します。名前の変更は、そのファクタ・タイプが使用されているすべての箇所に反映されます。 |
|
ファクタを更新します。 |
|
ファクタ・タイプの説明を更新します。 |
|
ファクタ・アイデンティティの信頼レベルを更新します。 |
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_FACTOR_LINK( parent_factor_name VARCHAR2, child_factor_name VARCHAR2, label_indicator VARCHAR2);
パラメータ
表11-33 ADD_FACTOR_LINKのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
親ファクタ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存の親子ファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_LINKビュー」で説明されている |
|
子ファクタ名。 |
|
親ファクタにリンクされる子ファクタを、Oracle Label Security統合での親ファクタのラベルに含めることを示します。 次の
ファクタに関連付けられているOracle Label Securityポリシーおよびラベルを検索するには、「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されている次のビューに問い合せます。
|
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_FACTOR_LINK( parent_factor_name => 'HQ_ClientID', child_factor_name => 'Div1_ClientID', label_indicator => 'Y'); END;
このプロシージャは、ファクタのラベルをポリシーのOracle Label Securityラベルに含めることを指定します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_POLICY_FACTOR( policy_name VARCHAR2, factor_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-34 ADD_POLICY_FACTORのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
Oracle Label Securityポリシー名。 現行のデータベース・インスタンスに定義されているポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている Oracle Label Securityポリシーに関連付けられているファクタを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICY_FACTORビュー」で説明されている |
|
ファクタ名。 既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.ADD_POLICY_FACTOR( policy_name => 'AccessData', factor_name => 'Sector2_ClientID'); END;
このプロシージャは、アイデンティティを別ファクタと関連付けます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CHANGE_IDENTITY_FACTOR( factor_name VARCHAR2, value VARCHAR2, new_factor_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-35 CHANGE_IDENTITY_FACTORのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
現在のファクタ名。 既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
更新するアイデンティティの値。 現行のデータベース・インスタンスで各ファクタの既存のアイデンティティを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている 現行のアイデンティティ・マップを検索するには、「DBA_DV_IDENTITY_MAPビュー」で説明されている |
|
アイデンティティと関連付けるファクタの名前。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CHANGE_IDENTITY_FACTOR( factor_name => 'Sector2_ClientID', value => 'intranet', new_factor_name => 'Sector4_ClientID'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CHANGE_IDENTITY_VALUE( factor_name VARCHAR2, value VARCHAR2, new_value VARCHAR2);
パラメータ
表11-36 CHANGE_IDENTITY_VALUEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名。 既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
アイデンティティに関連付けられている現在の値。 現行のデータベース・インスタンスで各ファクタの既存のアイデンティティを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている 現行のアイデンティティ・マップを検索するには、「DBA_DV_IDENTITY_MAPビュー」で説明されている |
|
新しいアイデンティティ値(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CHANGE_IDENTITY_VALUE( factor_name => 'Sector2_ClientID', value => 'remote', new_value => 'intranet, '); END;
このプロシージャは、Oracle Real Application Clusters(RAC)データベース・ノードをドメイン・ファクタ・アイデンティティに追加し、Oracle Label Securityポリシーに従ってラベルを付けます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_DOMAIN_IDENTITY( domain_name VARCHAR2, domain_host VARCHAR2, policy_name VARCHAR2 DEFAULT NULL, domain_label VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表11-37 CREATE_DOMAIN_IDENTITYのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ホストを追加するドメインの名前。 分散データベース・システムのネットワーク構造内でデータベースの論理的な場所を検索するには、「Oracle Database VaultのPL/SQLファクタ・ファンクション」で説明されている |
|
ドメインに追加されるOracle Real Application Clustersホスト名。 データベースのホスト名を検索するには、「Oracle Database VaultのPL/SQLファクタ・ファンクション」で説明されている |
|
Oracle Label Securityポリシー名。 使用可能なポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている |
|
Oracle Label Securityポリシーを追加するドメインの名前。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_DOMAIN_IDENTITY( domain_name => 'example', domain_host => 'mydom_host', policy_name => 'AccessData', domain_label => 'sensitive'); END;
このプロシージャはファクタを作成します。ファクタを作成した後で、「CREATE_IDENTITYプロシージャ」で説明されているCREATE_IDENTITY
プロシージャを使用して、アイデンティティを付与できます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_FACTOR( factor_name VARCHAR2, factor_type_name VARCHAR2, description VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2, get_expr VARCHAR2, validate_expr VARCHAR2, identify_by NUMBER, labeled_by NUMBER, eval_options NUMBER, audit_options NUMBER, fail_options NUMBER);
パラメータ
表11-38 CREATE_FACTORのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名(空白を使用せず、大/小文字混在で最大30文字)。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
ファクタのタイプ(空白を使用せず、大/小文字混在で最大30文字)。 既存のファクタ・タイプを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_TYPEビュー」で説明されている |
|
ファクタの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
|
ファクタ・アイデンティティを設定する時期および方法の制御にルール・セットを使用する場合のルール・セット名。 既存のルール・セットを検索するには、「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されている |
|
ファクタのアイデンティティを取得する有効なPL/SQL式。大/小文字混在で最大255文字まで使用できます。詳細は、「取得メソッド」を参照してください。「 |
|
ファクタを検証するプロシージャの名前。これは、ブール値( |
|
次の
詳細は、「ファクタの識別」を参照してください。 |
|
ファクタのラベル付けのオプション。
次の
詳細は、「ファクタ・ラベリング」を参照してください。 |
|
ユーザーがログインするときにファクタを評価するオプション。
次の
詳細は、「評価」を参照してください。 |
|
カスタムのOracle Database Vault監査レコードから生成する場合にファクタを監査するオプション。
次の
詳細は、「監査オプション」を参照してください。 |
|
ファクタ・エラーをレポートするオプション。
次の
詳細は、「エラー・オプション」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_FACTOR( factor_name => 'Sector2_DB', factor_type_name => 'Instance', description => ' ', rule_set_name => 'DB_access', get_expr => 'UPPER(SYS_CONTEXT('USERENV','DB_NAME'))', validate_expr => 'dbavowner.check_db_access', identify_by => 2, labeled_by => 0, eval_options => 0, audit_options => 0, fail_options => POWER(2,1)); END;
このプロシージャは、ユーザー定義のファクタ・タイプを作成します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_FACTOR_TYPE( name VARCHAR2, description VARCHAR2);
パラメータ
表11-39 CREATE_FACTOR_TYPEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ・タイプ名(空白を使用せず、大/小文字混在で最大30文字)。 既存のファクタ・タイプを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_TYPEビュー」で説明されている |
|
ファクタ・タイプの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_FACTOR_TYPE( name => 'Sector2Instance', description => 'Checks DB instances used in Sector 2'); END;
このプロシージャは、指定されたファクタに対してアイデンティティおよび関連付けられた信頼レベルを割り当てます。ファクタの作成後には、アイデンティティを割り当てる必要があります。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_IDENTITY( factor_name VARCHAR2, value VARCHAR2, trust_level NUMBER);
パラメータ
表11-40 CREATE_IDENTITYのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名。 既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
ファクタの実際の値(大/小文字混在で最大1024文字)。たとえば、IP_Addressファクタのアイデンティティは、192.0.2.12というIPアドレスになります。 |
|
同じファクタの別のアイデンティティと比較した信頼の度合いを示す数値。一般的に、信頼レベルの数値が高く設定されているほど信頼の度合いも高くなります。信頼レベル10は、「信頼度高」を示します。信頼レベルの数値が負の場合は信頼できません。 信頼レベルおよびラベル・セキュリティの詳細は、「ファクタ・アイデンティティの作成および構成」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_IDENTITY( factor_name => 'Sector2_ClientID', value => 'intranet', trust_level => 5); END;
このプロシージャは、リンクされた子ファクタ(サブファクタ)の値からファクタのアイデンティティを導出するために使用される一連のテストを定義します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_IDENTITY_MAP( identity_factor_name VARCHAR2, identity_factor_value VARCHAR2, parent_factor_name VARCHAR2, child_factor_name VARCHAR2, operation VARCHAR2, operand1 VARCHAR2, operand2 VARCHAR2);
パラメータ
表11-41 CREATE_IDENTITY_MAPのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
アイデンティティ・マップの対象のファクタ。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されている |
|
アイデンティティ・マップの評価が 既存のファクタ・アイデンティティを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている 現行のファクタ・アイデンティティ・マップを検索するには、「DBA_DV_IDENTITY_MAPビュー」で説明されている |
|
マップが関連する親ファクタ・リンク。 既存の親子ファクタ・マップを検索するには、「DBA_DV_IDENTITY_MAPビュー」で説明されている |
|
マップが関連する子ファクタ・リンク。 |
|
アイデンティティ・マップの関係演算子(たとえば、<、>、=など)。 |
|
関係演算子の左オペランド。入力する下限値を表します。 |
|
関係演算子の右オペランド。入力する上限値を表します。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_IDENTITY_MAP( identity_factor_name => 'Sector2_ClientID', identity_factor_value => 'intranet', parent_factor_name => 'HQ_ClientID', child_factor_name => 'Div1_ClientID', operation => '<', operand1 => '123.45.78.890', operand2 => '988.77.56.123'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_FACTOR( factor_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-42 DELETE_FACTORのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_FACTOR('Sector2_ClientID');
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_FACTOR_LINK( parent_factor_name VARCHAR2, child_factor_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-43 DELETE_FACTOR_LINKのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名。 現行のデータベース・インスタンスで親子マッピングに使用されているファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_LINKビュー」で説明されている |
|
ファクタ名。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_FACTOR_LINK( parent_factor_name => 'HQ_ClientID', child_factor_name => 'Div1_ClientID'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_FACTOR_TYPE( name VARCHAR2);
パラメータ
表11-44 DELETE_FACTOR_TYPEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ・タイプ名。 既存のファクタ・タイプを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_TYPEビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_FACTOR_TYPE('Sector2Instance');
このプロシージャは、既存のファクタからアイデンティティを削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_IDENTITY( factor_name VARCHAR2, value VARCHAR2);
パラメータ
表11-45 DELETE_IDENTITYのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
ファクタに関連付けられているアイデンティティ値。 現行のデータベース・インスタンスの各ファクタのアイデンティティを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_IDENTITY( factor_name => 'Sector2_ClientID', value => 'intranet, '); END;
このプロシージャは、ファクタのアイデンティティ・マップを削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_IDENTITY_MAP( identity_factor_name VARCHAR2, identity_factor_value VARCHAR2, parent_factor_name VARCHAR2, child_factor_name VARCHAR2, operation VARCHAR2, operand1 VARCHAR2, operand2 VARCHAR2);
パラメータ
表11-46 DELETE_IDENTITY_MAPのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
アイデンティティ・マップの対象のファクタ。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
アイデンティティ・マップの評価が 既存のファクタ・アイデンティティを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている 現行のファクタ・アイデンティティ・マップを検索するには、「DBA_DV_IDENTITY_MAPビュー」で説明されている |
|
マップが関連する親ファクタ・リンク。 既存の親子ファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_LINKビュー」で説明されている |
|
マップが関連する子ファクタ。 |
|
アイデンティティ・マップの関係演算子(たとえば、<、>、=など)。 |
|
関係演算子の左(下限値)オペランド。 |
|
関係演算子の右(上限値)オペランド。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_IDENTITY_MAP( identity_factor_name => 'Sector2_ClientID', identity_factor_value => 'intranet', parent_factor_name => 'HQ_ClientID', child_factor_name => 'Div1_ClientID', operation => '<', operand1 => '192.0.2.10', operand2 => '192.0.2.15'); END;
このプロシージャは、Oracle Real Application Clustersデータベース・ノードをドメインから削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DROP_DOMAIN_IDENTITY( domain_name VARCHAR2, domain_host VARCHAR2);
パラメータ
表11-47 DROP_DOMAIN_IDENTITYのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ホストが追加されたドメインの名前。
|
|
ドメインに追加されたOracle Real Application Clustersホスト名。 指定されたデータベースのホスト名を検索するには、「Oracle Database VaultのPL/SQLファクタ・ファンクション」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DROP_DOMAIN_IDENTITY( domain_name => 'example', domain_host => 'mydom_host'); END;
このファンクションは、SYS.V_$INSTANCE
ビューの情報を返します。VARCHAR2
値を返します。SYS.V_$INSTANCE
の詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.GET_INSTANCE_INFO( p_parameter VARCHAR2) RETURNS VARCHAR2;
パラメータ
表11-48 GET_INSTANCE_INFOのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
|
例
DECLARE instance_var varchar2 := null; BEGIN instance_var = DVSYS.DBMS_MACADM.GET_INSTANCE_INFO('INSTANCE_NAME'); END;
このファンクションは、現行セッションについてSYS.V_$SESSION
ビューの情報を返します。VARCHAR2
値を返します。SYS.V_$SESSION
の詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.GET_SESSION_INFO( p_parameter VARCHAR2) RETURNS VARCHAR2;
パラメータ
表11-49 GET_SESSION_INFOのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
|
例
DECLARE session_var varchar2 := null; BEGIN session_var = DVSYS.DBMS_MACADM.GET_SESSION_INFO('PROCESS'); END;
このプロシージャは、ファクタの名前を変更します。名前の変更は、そのファクタが使用されているすべての箇所に反映されます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_FACTOR( factor_name VARCHAR2, new_factor_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-50 RENAME_FACTORのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
新しいファクタ名(空白を使用せず、大/小文字混在で最大30文字)。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_FACTOR( factor_name => 'Sector2_ClientID', new_factor_name => 'Sector2_Clients'); END;
このプロシージャは、ファクタ・タイプの名前を変更します。名前の変更は、そのファクタ・タイプが使用されているすべての箇所に反映されます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_FACTOR_TYPE( old_name VARCHAR2, new_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-51 RENAME_FACTOR_TYPEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
現在のファクタ・タイプ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタ・タイプを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_TYPEビュー」で説明されている |
|
新しいファクタ・タイプ名(空白を使用せず、大/小文字混在で最大30文字)。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_FACTOR_TYPE( old_name => 'Sector2Instance', new_name => 'Sector2DBInstance'); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_FACTOR( factor_name VARCHAR2, factor_type_name VARCHAR2, description VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2, get_expr VARCHAR2, validate_expr VARCHAR2, identify_by NUMBER, labeled_by NUMBER, eval_options NUMBER, audit_options NUMBER, fail_options NUMBER);
パラメータ
表11-52 UPDATE_FACTOR
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている |
|
ファクタ・タイプ名。 既存のファクタ・タイプを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_TYPEビュー」で説明されている |
|
ファクタの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
|
ファクタ・アイデンティティを設定する時期および方法の制御に使用されるルール・セットの名前。 既存のルール・セットを検索するには、「Oracle Database Vaultのデータ・ディクショナリ・ビュー」で説明されている ファクタへのルール・セットの割当ての詳細は、「割当てルール・セット」を参照してください。 |
|
ファクタのアイデンティティを取得する有効なPL/SQL式。大/小文字混在で最大255文字まで使用できます。詳細は、「取得メソッド」を参照してください。「 |
|
ファクタを検証するプロシージャの名前。これは、ブール値( |
|
次の
詳細は、「ファクタの識別」を参照してください。 |
|
ファクタのラベル付けのオプション。
次の
詳細は、「ファクタ・ラベリング」を参照してください。 |
|
ユーザーがログインするときにファクタを評価するオプション。
次の
詳細は、「評価」を参照してください。 |
|
カスタムのOracle Database Vault監査レコードから生成する場合にファクタを監査するオプション。
次の
詳細は、「監査オプション」を参照してください。 |
|
ファクタ・エラーをレポートするオプション。
次の
詳細は、「エラー・オプション」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_FACTOR( factor_name => 'Sector2_DB', factor_type_name => 'Instance', description => ' ', rule_set_name => 'DB_access', get_expr => 'UPPER(SYS_CONTEXT('USERENV','DB_NAME'))', validate_expr => 'dbavowner.check_db_access', identify_by => 2, labeled_by => 0, eval_options => 0, audit_options => POWER(2,0), fail_options => POWER(2,0)); END;
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_FACTOR_TYPE( name VARCHAR2, description VARCHAR2);
パラメータ
表11-53 UPDATE_FACTOR_TYPEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファクタ・タイプ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタ・タイプを検索するには、「DBA_DV_FACTOR_TYPEビュー」で説明されている |
|
ファクタ・タイプの目的の説明(大/小文字混在で最大1024文字)。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_FACTOR_TYPE( name => 'Sector2DBInstance', description => 'Checks DB instances used in Sector 2'); END;
このプロシージャは、ファクタ・アイデンティティの信頼レベルを更新します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_IDENTITY( factor_name VARCHAR2, value VARCHAR2, trust_level NUMBER);
パラメータ
表11-54 UPDATE_IDENTITYのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ファクタ名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている アイデンティティを持つファクタを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている |
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新しいファクタ・アイデンティティ(大/小文字混在で最大1024文字)。たとえば、IP_Addressファクタのアイデンティティは、192.0.2.12というIPアドレスになります。 |
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同じファクタの別のアイデンティティと比較した信頼の度合いを示す数値。一般的に、信頼レベルの数値が高く設定されているほど信頼の度合いも高くなります。信頼レベル10は、「信頼度高」を示します。信頼レベルの数値が負の場合は信頼できません。 信頼レベルおよびラベル・セキュリティの詳細は、「ファクタ・アイデンティティの作成および構成」を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_IDENTITY( factor_name => 'Sector2_ClientID', value => 'intranet', trust_level => 10); END;
表11-55に、Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールの構成に使用できるDVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャを示します。
セキュア・アプリケーション・ロールの詳細は、第8章「Oracle Database Vaultのセキュア・アプリケーション・ロールの構成」を参照してください。また、セキュア・アプリケーション・ロール・プロシージャとともに使用できる一連の汎用ユーティリティ・プロシージャは、第13章「DVSYS.DBMS_MACUTLパッケージの使用方法」を参照してください。
表11-55 DVSYS.DBMS_MACADMのセキュア・アプリケーション・ロール構成プロシージャ
プロシージャ | 説明 |
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Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールを作成します。 |
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Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールを削除します。 |
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Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールの名前を変更します。名前の変更は、そのロールが使用されているすべての箇所に反映されます。 |
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Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールを更新します。 |
このプロシージャは、Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールを作成します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_ROLE( role_name VARCHAR2, enabled VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-56 CREATE_ROLEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ロール名(空白を使用せず、最大30文字)。必須ではありませんが、ロール名は大文字で入力することをお薦めします。この名前が、『Oracle Database SQL言語リファレンス』で説明されている、ロール作成の標準のOracleネーミング規則に準拠していることを確認してください。 現行のデータベース・インスタンスで既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、「DBA_DV_ROLEビュー」で説明されている |
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次の
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ユーザーがこのセキュア・アプリケーション・ロールを設定できるかどうかを判断するためのルール・セットの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_ROLE( role_name => 'Sector2_APP_MGR>, enabled => 'Y', rule_set_name => 'Check App2 Access'); END;
このプロシージャは、Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールを削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_ROLE( role_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-57 DELETE_ROLEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ロール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、「DBA_DV_ROLEビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_ROLE('SECT2_APP_MGR');
このプロシージャは、Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールの名前を変更します。名前の変更は、そのロールが使用されているすべての箇所に反映されます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_ROLE( role_name VARCHAR2, new_role_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-58 RENAME_ROLEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ロール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、「DBA_DV_ROLEビュー」で説明されている |
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ロール名(空白を使用せず、大文字で最大30文字)。この名前が、『Oracle Database SQL言語リファレンス』で説明されている、ロール作成の標準のOracleネーミング規則に準拠していることを確認してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.RENAME_ROLE( role_name => 'SECT2_APP_MGR', new_role_name => 'SECT2_SYSADMIN', ); END;
このプロシージャは、Oracle Database Vaultセキュア・アプリケーション・ロールを更新します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_ROLE( role_name VARCHAR2, enabled VARCHAR2, rule_set_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-59 UPDATE_ROLEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ロール名。 現行のデータベース・インスタンスで既存のセキュア・アプリケーション・ロールを検索するには、「DBA_DV_ROLEビュー」で説明されている |
|
次の
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ユーザーがこのセキュア・アプリケーション・ロールを設定できるかどうかを判断するためのルール・セットの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のルール・セットを検索するには、「DBA_DV_RULE_SETビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_ROLE( role_name => 'SECT2_SYSADMIN', enabled => 'Y', rule_set_name => 'System Access Controls'); END;
表11-60に、Oracle Label Securityポリシーの構成に使用できるDVSYS.DBMS_MACADM
パッケージのプロシージャを示します。
Oracle Label Securityポリシーの詳細は、第9章「Oracle Database Vaultとその他のOracle製品の統合」を参照してください。また、Oracle Label Securityポリシー・プロシージャとともに使用できる一連の汎用ユーティリティ・プロシージャは、第13章「DVSYS.DBMS_MACUTLパッケージの使用方法」を参照してください。
表11-60 DVSYS.DBMS_MACADMのOracle Label Security構成プロシージャ
プロシージャ | 説明 |
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ファクタのラベルまたはOracle Label Securityセッション・ラベルを算出する際にラベルのマージに使用されるアルゴリズムを指定します。 |
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Oracle Label Securityポリシー内のアイデンティティにラベルを付けます。 |
DELETE_MAC_POLICY_CASCADEプロシージャ |
Oracle Label Securityポリシーに関連するすべてのOracle Database Vaultオブジェクトを削除します。 |
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Oracle Label Securityラベルの構成からファクタを削除します。 |
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Oracle Label Securityポリシーのアイデンティティからラベルを削除します。 |
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ファクタのラベルまたはOracle Label Securityセッション・ラベルを算出する際にラベルのマージに使用されるアルゴリズムを更新します。 |
このプロシージャは、ファクタのラベルまたはOracle Label Securityセッション・ラベルを算出する際にラベルのマージに使用されるアルゴリズムを指定します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_MAC_POLICY( policy_name VARCHAR2, algorithm VARCHAR2);
パラメータ
表11-61 CREATE_MAC_POLICYのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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既存のポリシーの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている |
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Oracle Label Securityで2つのラベルをマージしている場合のマージ・アルゴリズム。表11-62に示されている、目的のマージ・アルゴリズムに対応するコードを入力します。たとえば、「最大レベル/論理和/論理和」マージ・アルゴリズムを選択する場合は、 ラベルマージ・アルゴリズムの詳細は、『Oracle Label Security管理者ガイド』を参照してください。 |
表11-62 Oracle Label Securityマージ・アルゴリズム・コード
コード | 値 |
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最大レベル/論理和/論理和 |
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最大レベル/論理積/論理和 |
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最大レベル/減算/論理和 |
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最大レベル/NULL/論理和 |
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最大レベル/論理和/論理積 |
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最大レベル/論理積/論理積 |
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最大レベル/減算/論理積 |
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最大レベル/NULL/論理積 |
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最大レベル/論理和/減算 |
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最大レベル/論理積/減算 |
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最大レベル/減算/減算 |
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最大レベル/NULL/減算 |
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最大レベル/論理和/NULL |
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最大レベル/論理積/NULL |
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最大レベル/減算/NULL |
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最大レベル/NULL/NULL |
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最小レベル/論理和/論理和 |
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最小レベル/論理積/論理和 |
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最小レベル/減算/論理和 |
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最小レベル/NULL/論理和 |
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最小レベル/論理和/論理積 |
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最小レベル/論理積/論理積 |
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最小レベル/減算/論理積 |
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最小レベル/NULL/論理積 |
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最小レベル/論理和/減算 |
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最小レベル/論理積/減算 |
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最小レベル/減算/減算 |
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最小レベル/NULL/減算 |
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最小レベル/論理和/NULL |
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最小レベル/論理積/NULL |
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最小レベル/減算/NULL |
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最小レベル/NULL/NULL |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_MAC_POLICY( policy_name => 'Access Locations', algorithm => 'HUU'); END;
このプロシージャは、Oracle Label Securityポリシーのアイデンティティにラベルを付けます。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_POLICY_LABEL( identity_factor_name VARCHAR2, identity_factor_value VARCHAR2, policy_name VARCHAR2, label VARCHAR2);
パラメータ
表11-63 CREATE_POLICY_LABELのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ラベルを付けるファクタの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_FACTORビュー」で説明されている Oracle Label Securityポリシーに関連付けられているファクタを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICY_FACTORビュー」で説明されている 詳細は、「Label Securityポリシー・ファクタ」を参照してください。 |
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ラベルを付けるファクタのアイデンティティの値。 既存のデータベース・インスタンスの各ファクタのアイデンティティを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている |
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既存のポリシーの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている |
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Oracle Label Securityラベル名。 ファクタ・アイデンティティの既存のポリシー・ラベルを検索するには、「DBA_DV_POLICY_LABEL」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.CREATE_POLICY_LABEL( identity_factor_name => 'App_Host_Name', identity_factor_value => 'Sect2_Fin_Apps', policy_name => 'Access Locations', label => 'Sensitive'); END;
このプロシージャは、Oracle Label Securityポリシーに関連するすべてのOracle Database Vaultオブジェクトを削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_MAC_POLICY_CASCADE( policy_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-64 DELETE_MAC_POLICY_CASCADEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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既存のポリシーの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている |
例
EXEC DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_MAC_POLICY_CASCADE('Access Locations');
このプロシージャは、Oracle Label Securityラベルの構成からファクタを削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_POLICY_FACTOR( policy_name VARCHAR2, factor_name VARCHAR2);
パラメータ
表11-65 DELETE_POLICY_FACTORのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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既存のポリシーの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている |
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Oracle Label Securityラベルに関連付けられているファクタの名前。 Oracle Label Securityポリシーに関連付けられているファクタを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICY_FACTORビュー」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_POLICY_FACTOR( policy_name => 'Access Locations', factor_name => 'App_Host_Name',); END;
このプロシージャは、Oracle Label Securityポリシーのアイデンティティからラベルを削除します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_POLICY_LABEL( identity_factor_name VARCHAR2, identity_factor_value VARCHAR2, policy_name VARCHAR2, label VARCHAR2);
パラメータ
表11-66 DELETE_POLICY_LABELのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ラベルを付けたファクタの名前。 現行のデータベース・インスタンスでOracle Label Securityポリシーに関連付けられている既存のファクタを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICY_FACTORビュー」で説明されている 詳細は、「Label Securityポリシー・ファクタ」を参照してください。 |
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ラベルを付けたファクタのアイデンティティの値。 既存のデータベース・インスタンスの各ファクタのアイデンティティを検索するには、「DBA_DV_IDENTITYビュー」で説明されている |
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既存のポリシーの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている |
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Oracle Label Securityラベル名。 ファクタ・アイデンティティの既存のポリシー・ラベルを検索するには、「DBA_DV_POLICY_LABEL」で説明されている |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.DELETE_POLICY_LABEL( identity_factor_name => 'App_Host_Name', , identity_factor_value => 'Sect2_Fin_Apps', policy_name => 'Access Locations', label => 'Sensitive'); END;
このプロシージャは、ファクタのラベルまたはOracle Label Securityセッション・ラベルを算出する際にラベルのマージに使用されるアルゴリズムを更新します。
構文
DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_MAC_POLICY( policy_name VARCHAR2, algorithm VARCHAR2);
パラメータ
表11-67 UPDATE_MAC_POLICY
パラメータ | 説明 |
---|---|
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既存のポリシーの名前。 現行のデータベース・インスタンスで既存のポリシーを検索するには、「DBA_DV_MAC_POLICYビュー」で説明されている |
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Oracle Label Securityで2つのラベルをマージしている場合のマージ・アルゴリズム。使用可能なアルゴリズムのリストは、表11-62を参照してください。 ラベルマージ・アルゴリズムの詳細は、『Oracle Label Security管理者ガイド』を参照してください。 |
例
BEGIN DVSYS.DBMS_MACADM.UPDATE_MAC_POLICY( policy_name => 'Access Locations', algorithm => 'LUI'); END;