OracleXmlTypeオブジェクトは、Oracle XMLTypeインスタンスを表します。
クラスの継承
System.Object
System.OracleXmlType
宣言
// C#
public sealed class OracleXmlType : IDisposable, INullable
スレッド安全性
パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。
備考
OracleXmlTypeオブジェクトは、XML SchemaまたはXML断片部分があるかどうかにかかわらず、整形式XML文書に使用できます。
要件
ネームスペース: Oracle.DataAccess.Types
アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll
Microsoft .NET Frameworkバージョン: 1.xまたは2.0
このクラスは、Oracle9iリリース2(9.2)以上でのみ使用できます。
OracleXmlTypeメンバーを次の表にリストします。
OracleXmlTypeコンストラクタ
OracleXmlTypeコンストラクタのリストを、表6-19に示します。
OracleXmlType静的メソッド
OracleXmlType静的メソッドのリストを、表6-20に示します。
OracleXmlTypeインスタンス・プロパティ
OracleXmlTypeインスタンス・プロパティのリストを、表6-21に示します。
表6-21 OracleXmlTypeインスタンス・プロパティ
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
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XMLデータを |
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XMLデータがXML要素の集合または整形式のXML文書であるかどうかを示します |
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現行インスタンス内の最初の文字が文字列であるXMLデータを戻します |
OracleXmlTypeインスタンス・メソッド
OracleXmlTypeインスタンス・メソッドのリストを、表6-22に示します。
表6-22 OracleXmlTypeインスタンス・メソッド
| メソッド | 説明 |
|---|---|
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この |
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指定されたXPath式を使用してXMLデータからサブセットを抽出します(オーバーロード) |
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この |
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この |
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.NETフレームワークのクラスおよびメソッドを使用してXMLデータを直接操作するために使用できる |
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XMLデータ内で指定したXPath式によって識別される特定のノードのセットが存在するかどうかを確認します(オーバーロード) |
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指定されたXSL文書を使用して |
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現行の |
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OracleXmlTypeコンストラクタは、OracleXmlTypeクラスのインスタンスを作成します。
オーバーロード・リスト:
このコンストラクタは、OracleClobオブジェクト内に含まれているXMLデータを使用して、OracleXmlTypeクラスのインスタンスを作成します。
OracleXmlType(OracleConnection, string)
このコンストラクタは、.NET String内に含まれているXMLデータを使用して、OracleXmlTypeクラスのインスタンスを作成します。
OracleXmlType(OracleConnection, XmlReader)
このコンストラクタは、.NET XmlReaderオブジェクトのコンテンツを使用して、OracleXmlTypeクラスのインスタンスを作成します。
OracleXmlType(OracleConnection, XmlDocument)
このコンストラクタは、.NET XmlDocumentオブジェクト内のXML DOM文書のコンテンツを使用して、OracleXmlTypeオブジェクトのインスタンスを作成します。
このコンストラクタは、OracleClobオブジェクト内に含まれているXMLデータを使用して、OracleXmlTypeクラスのインスタンスを作成します。
宣言
// C#
public OracleXmlType(OracleClob oraClob);
パラメータ
oraClob
OracleClobオブジェクト
例外
ArgumentNullException: OracleClobオブジェクトはNULLです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
CLOBデータは有効な接続オブジェクトに依存し、新規のOracleXMLTypeは、現行インスタンスのデータの格納にOracleClobオブジェクト内のOracleConnectionを使用します。
このコンストラクタは、.NET String内に含まれているXMLデータを使用して、OracleXmlTypeクラスのインスタンスを作成します。
宣言
// C# public OracleXmlType(OracleConnection con, string xmlData);
パラメータ
con
OracleConnectionオブジェクト
xmlData
XMLデータを含む文字列
例外
ArgumentNullException: OracleConnectionオブジェクトはNULLです。
ArgumentException: xmlData引数は空の文字列です。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
新規OracleXmlTypeは、現行インスタンスのデータの格納に指定されたOracleConnectionオブジェクトを使用します。
このコンストラクタは、.NET XmlReaderオブジェクトのコンテンツを使用して、OracleXmlTypeクラスのインスタンスを作成します。
宣言
// C# public OracleXmlType(OracleConnection con, XmlReader reader);
パラメータ
con
OracleConnectionオブジェクト
reader
XmlReaderオブジェクト
例外
ArgumentNullException: OracleConnectionオブジェクトはNULLです。
ArgumentException: reader引数にはデータは含まれません。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
新規OracleXMLTypeは、現行インスタンスのデータの格納に指定されたOracleConnectionオブジェクトを使用します。
このコンストラクタは、.NET XmlDocumentオブジェクト内のXML DOM文書のコンテンツを使用して、OracleXmlTypeオブジェクトのインスタンスを作成します。
宣言
// C# public OracleXmlType(OracleConnection con, XmlDocument domDoc);
パラメータ
con
OracleConnectionオブジェクト
domDoc
XML文書
例外
ArgumentNullException: OracleConnectionオブジェクトはNULLです。
ArgumentException: domDoc引数にはデータは含まれません。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
新規OracleXMLTypeは、現行インスタンスのデータの格納に指定されたOracleConnectionオブジェクトを使用します。
OracleXmlType静的メソッドのリストを、表6-23に示します。
OracleXmlTypeインスタンス・プロパティのリストを、表6-24に示します。
表6-24 OracleXmlTypeインスタンス・プロパティ
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
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XMLデータを |
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XMLデータがXML要素の集合または整形式のXML文書であるかどうかを示します |
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現行インスタンス内の最初の文字が文字列であるXMLデータを戻します |
このプロパティは、XMLデータをOracleXmlTypeから取得したり、そこに格納したりするために使用されるOracleConnectionを示します。
宣言
// C#
public OracleConnection Connection {get;}
プロパティ値
OracleConnectionオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
備考
ユーザーは、OracleXmlTypeの作成または使用前に接続を明示的にオープンする必要があります。
このプロパティは、OracleXmlTypeが空であるかどうかを示します。
宣言
// C#
public bool IsEmpty {get;}
プロパティ値
OracleXmlTypeが空のXML文書を表す場合は、trueを戻します。それ以外の場合はfalseを戻します。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
このプロパティは、XMLデータがXML要素の集合または整形式のXML文書であるかどうかを示します。
宣言
// C#
public bool IsFragment {get;}
プロパティ値
OracleXmlTypeオブジェクトに含まれているXMLデータが、ルート要素のないXML要素の集合である場合は、trueを戻します。それ以外の場合はfalseを戻します。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
このプロパティは、OracleXmlTypeによって表されるXMLデータがXMLスキーマに基づくかどうかを示します。
宣言
// C#
public bool IsSchemaBased {get;}
プロパティ値
OracleXmlTypeによって表されるXMLデータがXMLスキーマに基づく場合は、trueを戻します。それ以外の場合はfalseを戻します。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
このプロパティは、OracleXmlTypeに含まれるスキーマに基づくXMLデータの最上位レベルまたはルート要素の名前を表します。
宣言
// C#
public string RootElement{get;}
プロパティ値
OracleXmlTypeに含まれるXMLデータの最上位レベルまたはルート要素の名前を表す文字列です。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
備考
OracleXmlTypeインスタンスに非スキーマ・ベースのXMLデータが含まれる場合、このプロパティは空の文字列を戻します。
このプロパティは、OracleXmlTypeに含まれるXMLデータのXMLスキーマを表します。
宣言
// C#
public OracleXmlType Schema {get;}
プロパティ値
OracleXmlTypeに含まれるXMLデータのXMLスキーマを表すOracleXmlTypeインスタンスです。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
備考
OracleXmlTypeインスタンスに非スキーマ・ベースのXMLデータが含まれる場合、このプロパティは空のXML文書を表すOracleXmlTypeインスタンスを戻します。
このプロパティは、OracleXmlTypeに含まれるXMLデータのXMLスキーマへのデータベース内のURLを表します。
宣言
// C#
public string SchemaUrl {get;}
プロパティ値
XMLデータのXMLスキーマへのデータベース内のURLを表す文字列です。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
備考
OracleXmlTypeインスタンスに非スキーマ・ベースのXMLデータが含まれる場合、このプロパティは空の文字列を戻します。
このプロパティは、現行インスタンス内のXMLデータを最初の文字からstringとして戻します。
宣言
// C#
public string RootElement{get;}
プロパティ値
stringとしてのXMLデータ全体
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
OracleXmlTypeインスタンス・メソッドのリストを、表6-25に示します。
表6-25 OracleXmlTypeインスタンス・メソッド
| メソッド | 説明 |
|---|---|
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この |
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指定されたXPath式を使用してXMLデータからサブセットを抽出します(オーバーロード) |
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この |
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この |
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.NETフレームワークのクラスおよびメソッドを使用してXMLデータを直接操作するために使用できる |
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XMLデータ内で指定したXPath式によって識別される特定のノードのセットが存在するかどうかを確認します(オーバーロード) |
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|
指定されたXSL文書を使用して |
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現行の |
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このメソッドは、このOracleXmlTypeインスタンスのコピーを作成します。
宣言
// C# public object Clone();
実装
ICloneable
戻り値
OracleXmlTypeオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
このメソッドは、このオブジェクトによって割り当てられたリソースを解除します。
宣言
// C# public void Dispose();
実装
IDisposable
このメソッドは、指定されたXPath式を使用してXMLデータからサブセットを抽出します。
オーバーロード・リスト:
このメソッドは、ネームスペース解決用の指定されたXPath式および文字列パラメータを使用して、OracleXmlTypeオブジェクトによって表されたXMLデータからサブセットを抽出します。
Extract(string, XmlNameSpaceManager)
このメソッドは、ネームスペース解決用の指定されたXPath式および.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、OracleXmlTypeオブジェクトによって表されたXMLデータからサブセットを抽出します。
このメソッドは、ネームスペース解決用の指定されたXPath式および文字列パラメータを使用して、OracleXmlTypeオブジェクトによって表されたXMLデータからサブセットを抽出します。
宣言
// C# public OracleXmlType Extract(string xpathExpr, string nsMap);
パラメータ
xpathExpr
XPath式
nsMap
XPath式のネームスペース解決に使用される文字列パラメータ。nsMapには、スペースで区切ったゼロ個以上のネームスペースを指定します。nsMapはNULLにできます。次に例を示します。
xmlns:nsi"=http://www.company1.com" xmlns:nsz="http://www.company2.com"
戻り値
OracleXmlTypeオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
このパブリック・メソッドはネームスペース解決用の指定されたXPath式および.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、OracleXmlTypeオブジェクトによって表されたXMLデータからサブセットを抽出します。
宣言
// C# public OracleXmlType Extract(string xpathExpr, XmlNameSpaceManager nsMgr);
パラメータ
xpathExpr
XPath式
nsMgr
XPath式のネームスペース解決に使用される.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクト。nsMgrはNULLにできます。
戻り値
OracleXmlType
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
デフォルトのネームスペースは、その値が空の文字列の場合は無視されます。
このパブリック・メソッドは、このOracleXmlTypeインスタンス内に格納されている、XMLデータの読取り専用ストリームを提供するOracleXmlStreamのインスタンスを戻します。
宣言
// C# public Stream GetStream();
戻り値
Streamオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
このパブリック・メソッドは、このOracleXmlTypeインスタンス内に格納されている、XMLデータに含まれているXmlDocumentオブジェクトを戻します。
宣言
// C# public XmlDocument GetXmlDocument();
戻り値
XmlDocumentオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
XmlDocumentオブジェクト内のXMLデータは、OracleXmlTypeインスタンス内のXMLデータのコピーのため、変更してもOracleXmlTypeインスタンス内のXMLデータは自動的に変更されません。戻されたXmlDocumentインスタンスにより、PreserveWhitespaceプロパティはtrueに設定されます。
このパブリック・メソッドは、.NETフレームワークのクラスおよびメソッドを使用して、XMLデータを直接操作する場合に使用可能なXmlTextReaderオブジェクトを戻します。
宣言
// C# public XmlTextReader GetXmlReader();
戻り値
XmlTextReaderオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
XmlTextReaderは、OracleXmlTypeインスタンスに格納されているXMLデータを読取り専用、順方向専用で表したものです。
IsExistsは、XMLデータ内でXPath式によって識別される特定のノードのセットが存在するかどうかを確認します。
オーバーロード・リスト:
このメソッドはネームスペース解決用の文字列パラメータを使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスによって表されるXMLデータ内でXPath式によって識別される特定のノードのセットが存在するかどうかを確認します。
IsExists(string, XmlNameSpaceManager)
このメソッドはネームスペース解決用の.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスによって表されるXML文書内で、XPath式によって識別される特定のノードのセットが存在するかどうかを確認します。
このメソッドはネームスペース解決用の文字列パラメータを使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスによって表されるXMLデータ内でXPath式によって識別される特定のノードのセットが存在するかどうかを確認します。
宣言
// C# public bool IsExists(string xpathExpr, string nsMap);
パラメータ
xpathExpr
XPath式
nsMap
XPath式のネームスペース解決に使用される文字列パラメータ。nsMapには、スペースで区切ったゼロ個以上のネームスペースを指定します。nsMapはNULLにできます。
戻り値
対象のノードのセットが存在する場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
デフォルトのネームスペースは、その値が空の文字列の場合は無視されます。
このメソッドはネームスペース解決用の.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスによって表されるXML文書内でXPath式によって識別される、特定のノードのセットが存在するかどうかを確認します。
宣言
// C# public bool IsExists(string xpathExpr, XmlNameSpaceManager nsMgr);
パラメータ
xpathExpr
XPath式
nsMgr
XPath式のネームスペース解決に使用される.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクト。nsMgrはNULLにできます。
戻り値
対象のノードのセットが存在する場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
デフォルトのネームスペースは、その値が空の文字列の場合は無視されます。
このメソッドは、指定されたXSL文書を使用してOracleXmlTypeを別のOracleXmlTypeインスタンスに変換します。
オーバーロード・リスト:
Transform(OracleXmlType, string)
このメソッドは指定されたXSL文書(OracleXmlTypeオブジェクトとして)とXSLTパラメータの文字列を使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスを別のOracleXmlTypeインスタンスに変換します。
このパブリック・メソッドは指定されたXSL文書とXSLTパラメータの文字列を使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスを別のOracleXmlTypeインスタンスに変換します。
このメソッドは指定されたXSL文書とXSLTパラメータの文字列を使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスを別のOracleXmlTypeインスタンスに変換します。
宣言
// C# public OracleXmlType Transform(OracleXmlType xsldoc, string paramMap);
パラメータ
xsldoc
OracleXmlTypeオブジェクトとしてのXSL文書
paramMap
XSL文書のパラメータを提供する文字列。
このリリースでは、paramMapは無視されます。
戻り値
変換されたXML文書を含むOracleXmlTypeオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xsldocパラメータがNULLです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
このメソッドは指定されたXSL文書とXSLTパラメータの文字列を使用して、現行のOracleXmlTypeインスタンスを別のOracleXmlTypeインスタンスに変換します。
宣言
// C# public OracleXmlType Transform(string xsldoc, string paramMap);
パラメータ
xsldoc
XSLTに使用されるXSL文書
paramMap
XSL文書のパラメータを提供する文字列。
このリリースでは、paramMapは無視されます。
戻り値
変換されたXML文書を含むOracleXmlTypeオブジェクト
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xsldocパラメータがNULLです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
このメソッドは、現行のOracleXmlTypeインスタンス内で指定されたXPath式によって識別される、XMLノードまたは断片を更新します。
オーバーロード・リスト:
Update(string, string, string)
このメソッドは、ネームスペース解決用の指定された文字列値と文字列パラメータを使用して、指定されたXPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
Update(string, XmlNameSpaceManager, string)
このメソッドは、ネームスペース解決用の指定された文字列値と.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、指定されたXPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
Update(string, string, OracleXmlType)
このメソッドは、指定されたOracleXmlType値に格納されているXMLデータとネームスペース解決用の文字列パラメータを使用して、XPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
Update(string, XmlNameSpaceManager, OracleXmlType)
このメソッドは、指定されたOracleXmlType値に格納されているXMLデータとネームスペース解決用の.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、XPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
このメソッドは、ネームスペース解決用の指定された文字列値と文字列パラメータを使用して、指定されたXPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
宣言
// C# public void Update(string xpathExpr, string nsMap, string value);
パラメータ
xpathExpr
更新するノードを識別するXPath式
nsMap
XPath式のネームスペース解決に使用される文字列パラメータ。nsMapには、スペースで区切ったゼロ個以上のネームスペースを指定します。nsMapはNULLにできます。次に例を示します。
xmlns:nsi"=http://www.company1.com" xmlns:nsz="http://www.company2.com"
value
stringとしての新規の値
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
デフォルトのネームスペースは、その値が空の文字列の場合は無視されます。
このメソッドは、ネームスペース解決用の指定された文字列値と.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、指定されたXPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
宣言
// C# public void Update(string xpathExpr, XmlNameSpaceManager nsMgr, string value);
パラメータ
xpathExpr
更新するノードを識別するXPath式
nsMgr
XPath式のネームスペース解決に使用される.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクト。nsMgrはNULLにできます。
value
stringとしての新規の値
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
デフォルトのネームスペースは、その値が空の文字列の場合は無視されます。
このメソッドは、指定されたOracleXmlType値に格納されているXMLデータとネームスペース解決用の文字列パラメータを使用して、XPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
宣言
// C# public void Update(string xpathExpr, string nsMap, OracleXmlType value);
パラメータ
xpathExpr
更新するノードを識別するXPath式
nsMap
XPath式のネームスペース解決に使用される文字列パラメータ。nsMapには、スペースで区切ったゼロ個以上のネームスペースを指定します。nsMapはNULLにできます。
value
OracleXmlTypeオブジェクトとしての新規の値
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
デフォルトのネームスペースは、その値が空の文字列の場合は無視されます。
このメソッドは、指定されたOracleXmlType値に格納されているXMLデータとネームスペース解決用の.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクトを使用して、XPath式によって識別されるXMLノードを更新します。
宣言
// C# public void Update(string xpathExpr, XmlNameSpaceManager nsMgr, OracleXmlType value);
パラメータ
xpathExpr
更新するノードを識別するXPath式
nsMgr
XPath式のネームスペース解決に使用される.NET XmlNameSpaceManagerオブジェクト。nsMgrはNULLにできます。
value
OracleXmlTypeオブジェクトとしての新規の値
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
ArgumentNullException: xpathExprはNULLまたはゼロレングスです。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
備考
デフォルトのネームスペースは、その値が空の文字列の場合は無視されます。
このメソッドは、OracleXmlTypeオブジェクト内のXMLデータが指定されたXMLスキーマに準拠しているかどうかを検証します。
宣言
// C# public bool Validate(String schemaUrl);
パラメータ
schemaUrl
XMLスキーマのデータベースのURLを表す文字列です。
戻り値
XMLデータがXMLスキーマに準拠している場合はtrueを、そうでない場合はfalseを戻します。
例外
ObjectDisposedException: オブジェクトはすでに処理されています。
InvalidOperationException: OracleConnectionがオープンされていないか、またはオブジェクトの存続中にクローズされています。
ArgumentNullException: schemaUrl引数は、NULLまたは空の文字列です。