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Oracle Objects for OLE 開発者ガイド
11g リリース1(11.1)
E05794-01
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12 データ・コントロール・イベント

この章では、Oracle Data Controlのイベントについて説明します。データ・コントロールの概要は、「Oracle Data Control」を参照してください。


関連項目:

詳細は、Microsoft Visual Basicのヘルプおよびマニュアルを参照してください。

内容は次のとおりです。


DragDropイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

フォームまたはコントロール上にあるコントロールをドラッグしてマウス・ボタンを離したか、action引数を2Drop)に設定してDragメソッドを使用した結果、ドラッグ・アンド・ドロップ操作が完了したときに発生します。


DragOverイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

ドラッグ・アンド・ドロップ操作の進行時に発生します。このイベントを使用して、マウス・ポインタが挿入または解放されるタイミングや、有効なターゲット上に配置されるタイミングを監視できます。マウス・ポインタの位置により、このイベントを受け取るターゲット・オブジェクトが決まります。


Errorイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

このイベントは、インタラクティブ操作でエラーが発生するたびに発行されます。操作の一部は、データ・コントロール・ボタンなどでデータ・コントロールを直接使用して実行するか、フォームをロードする際のデータ・コントロールの自動リフレッシュ時に実行できます。このような場合、通常のランタイム・エラーのかわりに、Errorイベントが発行されます。


MouseDownイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

このイベントは、マウス・ボタンが押され(MouseDown)マウス・ポインタがデータ・コントロール上にある場合、またはマウス・ボタンがデータ・コントロールにより取得された場合に常に発行されます。マウス・ボタンがデータ・コントロール上ですでに押されている場合は、対応するMouseUpイベントを受け取るまでマウスが取得された状態になります。


MouseMoveイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

このイベントは、マウス・ポインタがデータ・コントロール上を移動するたびに連続的に発行されます。別のオブジェクトでマウスが取得されないかぎり、コントロールの境界内にマウス位置がある場合は常に、データ・コントロールでMouseMoveイベントを認識します。


MouseUpイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

このイベントは、マウス・ボタンが解放され(MouseUp)マウス・ポインタがデータ・コントロール上にある場合、またはマウス・ボタンがデータ・コントロールにより取得された場合は常に発行されます。マウス・ボタンがデータ・コントロール上ですでに押されている場合は、対応するMouseUpイベントを受け取るまでマウスが取得された状態になります。


Repositionイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

このイベントは、データベース・レコードのポインタが新しい位置に移動するたびに発行されます。Validateイベントは、常にRepositionの前に発行されます。


Validateイベント

適用対象

Oracle Data Control

説明

このメソッドは、様々な状況が発生するたびにコールされます。新しいレコード位置への移動、レコードの削除、レコードの追加、ブックマークへの移動、またはセッション内にあるダイナセットのロール・バックなどが試行されたときに送信されます。Validateは、操作が進行してなんらかのアクションが起こされる前に常に呼び出されます。