Oracle Application Express管理者は、「サービスの管理」の設定を使用して、サイト固有のタスク・リストの作成、アクティビティ・ログ・エントリおよびセッション・ステートの管理、メール・キューの監視、およびインストール済の翻訳のレポートの確認を行います。
このセクションの構成は次のとおりです。
「サイト固有のタスク」リストはワークスペースのホームページに表示されるリンクのリストです。リンクが定義されている場合、「サイト固有のタスク」リージョンが表示されます。サイト固有のタスクが定義されていない場合、このリージョンは表示されません。この機能を使用して、Oracle Application Express管理者は開発インスタンス全体に対して、ワークスペースのホームページをカスタマイズできます。一般的に「サイト固有のタスク」リストは、トレーニング、ディスカッション・フォーラム、ユーザー・フィードバックなどに関するアプリケーションへのリンクに使用されます。
このセクションの構成は次のとおりです。
「サイト固有のタスク」リストに新しいタスクを追加するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「サイト固有のタスク」をクリックします。
「サイト固有のタスク」ページが表示されます。
新しいリンクを作成するには、「作成」をクリックします。
サイト固有のタスクの作成/編集ページでは、次を指定できます。
表示順序: リスト内でのこのタスクの相対順序を指定します。
表示位置: このタスクが表示されるページ(ワークスペース・ログイン・ページまたはワークスペースホームページ)を指定します。
タスク名: このタスクの名前を入力します。
タスク・リンク: 相対URL(f?p
構文の使用など)または絶対URL(http://otn.oracle.com
など)を使用して、このタスクのリンク・ターゲットを入力します。
表示: 「タスク・リンク」を表示するには、「はい」を選択します。
「作成」をクリックします。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「f?p構文を使用したページのリンク」 |
既存のタスクを編集するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「サイト固有のタスク」をクリックします。
「サイト固有のタスク」ページが表示されます。
タスク名を選択します。
サイト固有のタスクの作成/編集ページで、該当する属性を編集します。
「変更の適用」をクリックします。
既存のタスクを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「サイト固有のタスク」リストをクリックします。
「サイト固有のタスク」ページが表示されます。
タスク名を選択します。
「削除」をクリックします。
Oracle Application Express管理者はログ・ページでログ・エントリを削除できます。
このセクションの構成は次のとおりです。
SQLワークショップ・ログには、SQLコマンドで最近実行されたコマンドおよびスクリプトの履歴が保存されます。
ログ・ファイルのエントリを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「ログ」をクリックします。
ログ・ページが表示されます。
「SQLワークショップ・ログ」をクリックします。
次のいずれかをクリックします。
スクリプト・ファイルの実行ログ・エントリ
SQLコマンド・プロセッサの履歴エントリ
ログをクリーンアップ・ページで、次の操作を実行します。
経過時間ごとにエントリを削除するには、削除するエントリの経過時間を指定して「エントリの削除」をクリックします。
すべてのエントリを削除するには、「ログを切捨て」をクリックします。
参照: Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドの「コマンド履歴からのコマンドへのアクセス」 |
ページ・ビュー・アクティビティ・ログは、アプリケーションでのユーザー・アクティビティを追跡します。開発者は、定義の編集ページの「ロギング」属性を使用してアプリケーション内のロギングを有効にできます。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「定義の編集ページについて」 |
Application Expressエンジンは、実際には2つのログを使用してユーザー・アクティビティを追跡します。いずれの時点でも、いずれかのログがカレントとして指定されています。レンダリングされたページ・ビューごとに、Application Expressエンジンによってログ・ファイルに1つの行が挿入されます。ログの切替えは、アクティビティ・ログの管理ページに示された間隔で実行されます。その時点で、Application Expressエンジンによって非カレントのログのすべてのエントリが削除され、そのログがカレントに指定されます。
アクティビティ・ログを手動で切り捨てるには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「ログ」をクリックします。
ログ・ページが表示されます。
「切捨てオプションを指定して、ページ・ビュー・アクティビティ・ログを確認」をクリックします。
「ログを切捨て」をクリックします。
「ログ1を切捨て」または「ログ2を切捨て」をクリックします。
開発者アクティビティ・ログは、個々のワークスペース内のアプリケーションに対する変更を追跡します。経過時間が1か月を超えるログ・エントリは自動的に削除されます。
開発者アクティビティ・ログのエントリを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「ログ」をクリックします。
ログ・ページが表示されます。
「エントリの削除オプションを指定して、開発者アクティビティ・ログを確認」をクリックします。
開発者アクティビティ・ログ・ページで、「管理」をクリックします。
削除するエントリの経過時間を指定して、「エントリの削除」をクリックします。
外部アクセス・ログは、Oracle Application Expressアプリケーションから外部サイトへのアクセスを集計します。この機能は、APEX_UTIL.COUNT_CLICK
プロシージャを使用して実装できます。
アクセス・カウント・ログのエントリを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「ログ」をクリックします。
ログ・ページが表示されます。
「外部アクセス・カウント・ログ(切捨てオプションを指定)」をクリックします。
外部アクセス・カウント・ログ・ページで、「管理」をクリックします。
削除するエントリの経過時間を指定して、「エントリの削除」をクリックします。
参照: Oracle Application Express APIリファレンスの「COUNT_CLICKプロシージャ」 |
Oracle Application Expressのメール・ログには、メッセージのヘッダー情報、および送信日(メールが正常に送信された日付)が記録されます。
メール・ログを切り捨てるには、次のステップを実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「ログ」をクリックします。
メール・ログ・ページが表示されます。
表示される行数を制御するには、「表示」リストで行数を選択して、「実行」をクリックします。
「メール・ログ」をクリックします。
メール・ログ・ページで、「切捨て」をクリックします。
この表により、Oracle Application Express環境にアクセスする開発者および管理者と、開発者が利用できる組込みログインAPIを使用しているOracle Application Expressアプリケーションのエンド・ユーザーによる認証イベントが記録されます。古いログ・エントリは、定期的にログ表から削除されます。
ログイン・アクセス・ログを切り捨てるには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「ログイン・アクセス・ログ」をクリックします。
ログイン・アクセス・ログ・ページが表示されます。
「管理」をクリックします。
ログイン・アクセス・ログの管理ページで、「エントリの削除」をクリックします。
セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立するために使用される論理的な構成体です。各セッションには、一意のIDが割り当てられ、Application Expressエンジンは、このセッションIDを使用して、各ページ・ビューの前後に、アプリケーションで作業中のデータ・セット(セッション・ステート)を格納および取得します。自動プロセスによって、8時間ごとに、経過時間が24時間を超えたセッションがクリアされます。Oracle Application Express管理者は、セッションを手動で消去することもできます。
Oracle Application Express管理者は、セッション・ステート・ページでセッション・ステートの統計を表示し、セッション・ステートを消去することができます。
このセクションの構成は次のとおりです。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「セッション・ステートの管理」 |
Oracle Application Express管理者は、セッションの消去ページを使用して、経過時間別にセッションを消去できます。
特定のセッションの詳細を表示するには、次のステップを実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
「経過時間別にセッションを消去」をクリックします。
セッションの消去ページで、次の項目を指定します。
消去するセッションの最大数
消去するセッションの経過時間
セッション統計のレポートを表示するには、「セッションをカウント」をクリックします。
選択したセッションを消去するには、「セッションの消去」をクリックします。
セッションを消去する前に、Oracle Application Express管理者は最近のセッション・ページを使用して最近のセッションのリストを表示してから、セッションの詳細にドリルダウンできます。
経過時間別にセッションを消去するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
「最近のセッション(ドリルダウンで詳細を表示)」をクリックします。
最近のセッション・ページでは、次の操作を実行できます。
セッション番号をクリックして、追加の詳細情報を表示します。
「セッションの消去」をクリックして、表示されているセッションを削除します。
管理者は、セッション・ステートの統計ページで、Oracle Application Express管理者は消去前にカレント・セッションの統計を表示できます。
セッション・ステートの統計を表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。
「セッション・ステートの統計」を選択します。
「セッションの消去」をクリックして、カレント・セッションを削除します。
Oracle Application Express管理者は、メール・キュー内の電子メール・メッセージ、およびメール・ログを監視することで、アプリケーションから送信された電子メールを管理できます。
このセクションの構成は次のとおりです。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションからの電子メールの送信」 |
Oracle Application Express管理者は、メール・キューの管理ページを使用して、メール・キュー内の電子メール・メッセージを監視できます。
メール・キュー内のメッセージを監視するには、次のステップを実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「メール・キュー」をクリックします。
メール・キュー・ページが表示されます。
電子メール・メッセージを送信するには、「すべてのメールを送信」をクリックします。
電子メール・メッセージを削除するには、削除するメッセージを選択して「削除」をクリックします。
Oracle Application Expressのメール・ログには、メッセージのヘッダー情報、および送信日(メールが正常に送信された日付)が記録されます。
メール・ログを表示するには、次のステップを実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「ログ」をクリックします。
ログ・ページが表示されます。
「メール・ログ」をクリックします。
「メール・ログ」が表示されます。
表示される行数を制御するには、「表示」リストで行数を選択して、「実行」をクリックします。
すべてのログ・エントリを削除するには、「切捨て」をクリックします。
Oracle Application Express管理者は、現行の開発インスタンス内にインストールされた翻訳言語を表示するページを表示できます。
インストール済の翻訳のリストを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「サービスの管理」で、「インストール済の翻訳」をクリックします。
言語のリストを表し、翻訳がロードされたかを示すインストール済の翻訳ページが表示されます。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションのグローバリゼーションの管理」 |
Oracle Application Expressインスタンス全体のテーマ・リポジトリは、Oracle Application Express管理者が管理します。Oracle Application Express管理者は、リポジトリに対してテーマを追加したり削除することができます。
このセクションの構成は次のとおりです。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「ワークスペース・テーマの管理」 |
テーマをテーマ・リポジトリに追加するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「パブリック・テーマ」をクリックします。
パブリック・テーマ・ページが表示されます。
「作成」を選択します。
「ワークスペース」で、ワークスペースを選択し、「次へ」
をクリックします。
「アプリケーション」で、アプリケーションを選択し、「次へ」をクリックします。
「テーマ」で、テーマを選択し、「次へ」をクリックします。
「名前」で、次の内容を指定します。
テーマ番号: ワークスペース内のテーマを一意に識別する番号を入力します。
テーマ名: ワークスペース・テーマの名前を入力します。
説明: 説明を入力します。
「次へ」をクリックします。
「パブリック・テーマの作成」をクリックします。
パブリック・テーマを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「共有コンポーネントの管理」で、「パブリック・テーマ」をクリックします。
パブリック・テーマ・ページが表示されます。
削除するテーマを選択します。
「削除」をクリックします。
パブリック・テーマを直接編集することはできません。パブリック・テーマを編集するには、そのテーマを使用して新しいアプリケーションを作成し、それを変更して、テーマ・リポジトリに手動で追加します。
パブリック・テーマを変更するには、次の手順を実行します。
変更するテーマを使用して、アプリケーションを作成します。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションの作成」を参照してください。
テーマを変更します。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「テーマの編集」を参照してください。
既存のパブリック・テーマを削除します。「パブリック・テーマの削除」を参照してください。
テーマ・リポジトリに変更したテーマを追加します。詳細は、「テーマ・リポジトリへのパブリック・テーマの追加」を参照してください。
テーマのエクスポートは、関連するアプリケーション・ファイルのエクスポートと同様の方法で行います。パブリック・テーマをエクスポートするには、次の手順を実行します。
テーマを使用して、アプリケーションを作成します。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションの作成」を参照してください。
アプリケーションをエクスポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションのエクスポート」を参照してください。
エクスポートされたファイルをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションまたはページのインポート」を参照してください。
エクスポートされたファイルをエクスポート・リポジトリからインストールします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「エクスポート・ファイルのインストール」を参照してください。