グローバリゼーション属性は、Application Expressエンジンによるアプリケーションのプライマリ言語の決定方法を指定します。
グローバリゼーション属性を編集するには、次のステップを実行します。
「ワークスペース」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
アプリケーションを選択します。
「共有コンポーネント」をクリックします。
「グローバリゼーション」で、「属性の編集」をクリックします。
「アプリケーションのプライマリ言語」から、アプリケーションが開発されている言語を選択します。
「アプリケーション言語の派生元」から、Application Expressエンジンによるアプリケーション言語の決定(派生)方法を指定します。表 16-1に、使用可能なオプションを示します。
表 16-1 アプリケーション言語の派生元オプション
オプション | 説明 |
---|---|
NLSなし(アプリケーションは翻訳されない) |
このオプションは、アプリケーションが翻訳されない場合に選択します。 |
アプリケーションのプライマリ言語を使用 |
アプリケーションのプライマリ言語属性に基づいて、アプリケーションのプライマリ言語を決定します(ステップ5を参照)。 |
ブラウザ(ブラウザの言語プリファレンスを使用) |
ユーザーのブラウザの言語設定に基づいて、アプリケーションのプライマリ言語を決定します。 |
アプリケーション・プリファレンス(FSP_LANGUAGE_PREFERENCEを使用) |
関連項目: Oracle Application Express APIリファレンスの「SET_PREFERENCEプロシージャ」 |
アイテム・プリファレンス(プリファレンスを含むアイテムを使用) |
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Application Expressエンジンは、レンダリングされた各ページにグローバリゼーション設定を適用します。デフォルトの動作は、数字や日付などの特定のアイテムの表示に影響する可能性があります。
たとえば、ユーザーのブラウザの言語設定に基づいて、アプリケーション言語を決定するとします。Application Expressエンジンが、ユーザーのブラウザの言語設定をフランス語と決定した場合、日付および数字は、フランス語の標準に合わせた書式で表示されます。書式マスクを適用することによって、このデフォルトの動作をオーバーライドし、アイテムの表示方法を明示的に制御できます。「表示形式」リストから選択して、書式マスクを適用します。
アイテム作成時
アイテム属性を編集してアイテムを作成した後
次のステップでは、データベース列のソース・タイプを持つアイテムの属性の編集方法を説明します。
アイテム属性を編集するには、次のステップを実行します。
「ワークスペース」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
アプリケーションを選択します。
ページを選択します。
ページ定義が表示されます。
「アイテム」で、アイテム名を選択します。
「ページ・アイテムの編集」ページが表示されます。
「名前」の下で、「表示形式」リストから選択します。
「ソース」の下で書式マスクを選択または入力します。