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Oracle® Database PL/SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56260-09
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DROP PACKAGE文

DROP PACKAGE文は、データベースからストアド・パッケージを削除します。この文は、パッケージの本体および仕様部を削除します。


注意:

この文を使用してパッケージから単一のオブジェクトを削除しないでください。かわりに、CREATE PACKAGE文およびCREATE PACKAGE BODY文OR REPLACE句とともに使用して、そのオブジェクトを含めずにパッケージを再作成してください。

ここでのトピック

前提条件

パッケージが自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP ANY PROCEDUREシステム権限が必要です。

構文

drop_package::=

drop_package.gifの説明が続きます。
drop_package.gifの説明

セマンティクス

BODY

パッケージ本体のみを削除します。この句を省略すると、パッケージの本体と仕様部の両方が削除されます。

パッケージ本体のみを削除して、仕様部は削除しなかった場合、依存するオブジェクトはデータベースによって無効にされません。ただし、パッケージ本体を再作成するまで、パッケージ仕様部で宣言されたプロシージャまたはストアド・ファンクションは起動できません。

schema

パッケージが含まれているスキーマの名前。デフォルト: 自分のスキーマ。

package

削除するパッケージの名前。

データベースによって、パッケージ仕様部に依存するすべてのローカル・オブジェクトが無効にされます。その後、それらのいずれかのオブジェクトを参照すると、データベースではオブジェクトの再コンパイルが試行され、削除したパッケージを再作成していない場合、エラーが戻されます。

任意の統計タイプがパッケージに関連付けられている場合は、FORCE句によって統計タイプの関連付けが解除され、統計タイプを使用して収集されたユーザー定義のすべての統計情報が削除されます。


関連項目:

  • ASSOCIATE STATISTICS文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。

  • DISASSOCIATE STATISTICS文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。


パッケージの削除: 例 次の文は、「パッケージ本体の作成: 例」で作成したemp_mgmtパッケージの仕様部および本体を削除し、その仕様部に依存するすべてのオブジェクトを無効にします。

DROP PACKAGE emp_mgmt;