| Oracle® XML DB開発者ガイド 11gリリース2 (11.2) B70200-03 |
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このマニュアルでは、Oracle XML DBについて説明します。Oracle XML DBを使用して、データベースでXMLデータの格納、生成、操作、管理および問合せを実行する方法を説明します。
XMLTypeフレームワークおよびOracle XML DBリポジトリというOracle XML DBの主要部分の概要を説明した後、Oracle XML DBアプリケーションを計画するときに考慮する設計基準について簡単に説明します。Oracle XML DBの使用方法および使用可能な場所の例も示します。
次に、Oracle XML DBを使用したXMLデータの格納および取出し方法、XMLTypeデータを操作するためのAPI、および既存のXMLデータの表示、生成、変換および検索方法も説明します。さらに、バージョニングおよびセキュリティを含むOracle XML DBリポジトリの使用方法、プロトコル、SQL、PL/SQLまたはJavaを使用したリポジトリ・リソースへのアクセスし、操作する方法、およびOracle Enterprise Managerを使用してOracle XML DBアプリケーションを管理する方法についても説明します。また、XMLメッセージングおよびOracle Streamsアドバンスト・キューイングによるXMLTypeのサポートについても説明します。
ここでは、次の項目について説明します。
『Oracle XML DB開発者ガイド』は、Oracle Database上でXMLアプリケーションを構築する開発者を対象としています。
このマニュアルを使用するには、XML、XML Schema、XQuery、XPathおよびXSLを理解していることが理想です。
このマニュアルに示されている多くの例は、SQL、PL/SQL、JavaまたはCで記述されています。これらのうち1つの言語の実用経験があることが前提となります。
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWeb サイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
Oracleサポート・サービスでは、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info) か、聴覚に障害のあるお客様は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。
詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。
Oracle Database 11gとOracle Database 11g Enterprise Editionの違い、および使用可能な機能とオプションの詳細は、『Oracle Database新機能ガイド』を参照してください。このマニュアルでは、Oracle Database 11gリリース2(11.2)の新機能についても説明しています。
『Oracle Database XML Java API Reference』
『Oracle XML Developer's Kitプログラマーズ・ガイド』
『Oracle Databaseエラー・メッセージ』。Oracle Databaseエラー・メッセージのドキュメントは、HTML形式でのみ提供されています。出力されたまたはPDFのOracle Databaseドキュメントにのみアクセスできる場合は、エラー・メッセージを範囲で検索できます。特定の範囲を検出した後、Webブラウザの検索機能を使用してメッセージを検索してください。インターネットに接続している場合、Oracle Databaseオンライン・マニュアルのエラー・メッセージ検索機能を使用すると、特定のエラー・メッセージを検索できます。
『Oracle Textアプリケーション開発者ガイド』
『Oracle Textリファレンス』
『Oracle Database概要』
『Oracle Database Java開発者ガイド』
『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』
『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』
『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』
このマニュアルの多くの例では、Oracle Databaseのインストール時に「基本インストール」オプションを選択するとデフォルトでインストールされるサンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマの作成方法およびその使用方法の詳細は、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。
リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN(Oracle Technology Network)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。
http://www.oracle.com/technetwork/community/join/overview/index.html
OTNのユーザー名とパスワードをすでにお持ちの場合は、次のURLでOTN Webサイトのドキュメント・セクションに直接アクセスできます。
http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/
詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.w3.org/TR/xml/ - XML(言語)
http://www.w3.org/XML/Schema - XML Schema
http://www.w3.org/2001/XMLSchema - XML Schema
http://www.w3.org/TR/xmlschema-0/ - XML Schema: 手引き
http://www.w3.org/TR/xmlschema-1/ - XML Schema: 構造
http://www.w3.org/TR/xmlschema-2/ - XML Schema: データ型
http://www.oasis-open.org/cover/schemas.html - XML Schema
http://www.xml.com/pub/a/2000/11/29/schemas/part1.html - XML Schema
http://xml.coverpages.org/xmlMediaMIME.html - media/MIMEタイプ
http://www.w3.org/TR/xptr/ - XPointer
http://www.w3.org/TR/xpath - XPath 1.0
http://www.w3.org/TR/xpath20/ - XPath 2.0
http://www.zvon.org/xxl/XPathTutorial/General/examples.html - XPath
『XML In a Nutshell』Elliotte Rusty Harold、W.Scott Means、O'Reilly、2001年1月、http://www.oreilly.com/catalog/xmlnut/chapter/ch09.html
http://www.w3.org/TR/2002/NOTE-unicode-xml-20020218/ - XMLでのUnicode
http://www.w3.org/TR/xml-names/ - XML名前空間
http://www.w3.org/DOM/ - ドキュメント・オブジェクト・モデル(DOM)
http://www.w3.org/TR/xslt - XSLT
http://www.w3.org/TR/xsl - XSL
http://www.w3.org/2002/ws/Activity.html - Webサービス
http://www.ietf.org/rfc/rfc959.txt - RFC 959: FTPプロトコル仕様
ISO/IEC 13249-2:2000、「Information technology - Database languages - SQL Multimedia and Application Packages - Part 2: Full-Text」、International Organization For Standardization、2000
http://java.sun.com/xml/tutorial_intro.html - XMLおよびJava
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
| 規則 | 意味 |
|---|---|
| 太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
| イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
このマニュアルのコード例は、説明のためのみに使用しています。しかし多くの場合、例の一部をコピー・アンド・ペーストし、自分の環境で実行できます。
このマニュアルの例の多くは、データベースに含まれている標準データベース・スキーマを使用しています。特に、データベース・スキーマOEはXML発注書をXMLType表purchaseorderに、ウェアハウス情報を記載したXML文書を表warehousesのXMLType列warehouse_specに含んでいます。
発注書はリポジトリ・パス/home/OE/PurchaseOrders/2002/のOracle XML DBリポジトリにも入っています。これらのドキュメントを制御するXML Schemaはファイルpurchaseorder.xsdで、リポジトリの場所/home/OE/purchaseorder.xsdに格納されています。いくつかの例で発注書を変換するために使用されているXSLスタイルシートはファイルpurchaseorder.xslで、リポジトリの場所/home/OE/purchaseorder.xslに格納されています。このXML Schemaとスタイルシートも付録A「Oracleが提供するXML Schemaおよび例」に記載されています。
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関連項目:
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