この章では、Oracle XML DBリポジトリ・データへのアクセスを提供する、事前定義されたパブリック・ビューRESOURCE_VIEW
およびPATH_VIEW
について説明します。Oracle SQL関数under_path
およびequals_path
について説明します。これはパス名と、リソースのパス名および深さをそれぞれ戻すpath
およびdepth
に基づきリソースを問い合せます。
この章の内容は次のとおりです。
関連項目:
|
図25-1に、Oracle XML DBのRESOURCE_VIEW
およびPATH_VIEW
が、SQLを使用してOracle XML DBリポジトリに格納されているデータにアクセスするメカニズムを提供する方法を示します。FTPやWebDAVなどのプロトコルまたはApplication Program Interface(API)を使用してリポジトリに格納されたデータには、RESOURCE_VIEW
およびPATH_VIEW
の値を使用してSQLでアクセスできます。
RESOURCE_VIEW
は、問合せ可能なリソース名を含むリソース(それ自体はXMLType
)、ACLおよびプロパティ(静的または拡張可能)で構成されます。
リソースを構成するコンテンツがXMLType
表またはビュー内に格納されているXMLデータである場合、RESOURCE_VIEW
はそのコンテンツを格納するXMLType
行を指します。
コンテンツがXMLデータではない場合、RESOURCE_VIEW
はそれをLOBとして格納します。
注意: Oracle Database リリース11.2.0.1.0以降では、表内にLOBとして格納されるリポジトリ・コンテンツは、SecureFile LOB記憶域を使用します。それ以前は、BasicFile LOB記憶域を使用していました。 |
フォルダ間の親子関係(階層を構築するために必要です)は、リポジトリの階層索引を使用して効率的に保持および検索されます。テキスト索引はリソースのプロパティの検索に使用でき、名前およびACLに対する内部Bツリー索引によって、リソースXMLType
のこれらの属性に対するアクセスが高速化されます。
RESOURCE_VIEW
とPATH_VIEW
をPL/SQLパッケージDBMS_XDB
とともに使用すると、Oracle XML DBへの問合せベースのアクセス、およびAPIを使用して利用可能なすべてのDML機能が提供されます。
RESOURCE_VIEW
の実表はXDB.XDB$RESOURCE
です。この表には、RESOURCE_VIEW
またはDBMS_XDB
APIを介してのみアクセスできます。
図25-1 RESOURCE_VIEWおよびPATH_VIEWを使用したリポジトリ・リソースへのアクセス
注意: ルート・フォルダ(/ )リソースは、RESOURCE_VIEW とPATH_VIEW のいずれにも含まれません。他のリポジトリ・リソースはすべて含まれます。 |
RESOURCE_VIEW
には、Oracle XML DBリポジトリの各リソースに対して1つの行が含まれます(ルート・フォルダ・リソースを除く)。表25-1に、その構造を示します。
PATH_VIEW
には、Oracle XML DBリポジトリのリソースにアクセスするための一意のパスごとに1行が含まれます(ルート・フォルダ・リソースを除く)。各リソースは、リンクともいう複数のパスを持つ場合があります。表25-2に、その構造を示します。
表25-2 PATH_VIEWの構造
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
リポジトリ・リソース |
|
|
列 |
|
|
リンクのプロパティ |
|
|
リソースOID |
図25-2にRESOURCE_VIEW
とPATH_VIEW
の構造を示します。
RESOURCE_VIEW
内のパスは任意のパスであり、そのリソースへのアクセスに使用できるパスのいずれかです。Oracle SQL関数under_path
では、アプリケーションで特定のフォルダ内のリソースを再帰的に検索したり、リソースの深さを取得したりできます。PATH_VIEW
およびRESOURCE_VIEW
の列内の各行は、XMLType
です。リポジトリ・ビュー上でDMLを使用すると、リソースのプロパティおよびコンテンツの挿入、名前の変更、削除および更新ができます。既存のリソースへのリンクの作成などの一部の操作には、プログラムAPIを使用する必要があります。
RESOURCE_VIEW
のANY_PATH
列およびPATH_VIEW
のPATH
列のパスは絶対パスで、ルートから始まります。
注意: Oracle SQL関数equals_path を使用して、リソースパスの等価テストequals_path('/my/path') = 1 を行ってください。絶対パスについては、ANY_PATH の等価テストANY_PATH = '/my/path' は行わないでください。 |
path
関数で戻されるパスは、関数under_path
によって指定されたパス名の下にある相対パスです。たとえば、パス名/a/b/c
と/a/d
がそれぞれ指している2つのリソースがある場合、フォルダ/a
の下にあるパスを取得するpath
式は、相対パスb/c
およびd
を戻します。
同じリソースに対するハード・リンクが複数ある場合は、関数under_path
によって指定されたパス名の下にあるパスのみが戻されます。/a/b/c
および、
/a/b/d/a/e
がすべて同じリソースへのリンクの場合、/a/b
の下にあるすべてのパスを取得するPATH_VIEW
の問合せは、/a/b/c
および/a/b/d
のみを戻し、/a/e
は戻しません。
ビューRESOURCE_VIEW
とPATH_VIEW
の違いは次のとおりです。
PATH_VIEW
では、特定のリソースに対するすべてのパス名が表示されます。RESOURCE_VIEW
では、リソースに対する可能なパス名のうちの1つが表示されます。
PATH_VIEW
は、リンクのプロパティも表示します。
図25-3にRESOURCE_VIEW
とPATH_VIEW
の違いを示します。
多くのインターネット・アプリケーションでは1つのURLがあればリソースにアクセスできるため、RESOURCE_VIEW
は広範囲に適用できます。
PATH_VIEW
には、リンク・プロパティおよびリソース・プロパティが含まれますが、RESOURCE_VIEW
には、リソース・プロパティのみが含まれます。
パフォーマンスを高めるため、可能なかぎりPATH_VIEW
ではなくRESOURCE_VIEW
を使用してください。PATH_VIEW
を使用すると、複数のパスの情報が処理されるため、アクセスに時間がかかることがあります。RESOURCE_VIEW
を使用すれば、必要なパスが1つだけであることがデータベースにより判断され、索引でアクセス可能なすべてのパスを判断するための作業を軽減することができます。
注意: RESOURCE_VIEW を使用すると、関数under_path またはequals_path を使用してパスを指定する場合に、そのパスが、通常そのリソースを表示するためにRESOURCE_VIEW を使用して選択する任意のパスであるかどうかにかかわらず、リソースが検索されます。 |
Oracle SQL関数のunder_path
とequals_path
を使用して、次の操作を実行できます。
パス名を指定した場合
リソースまたはそのOIDの取得
パス名で指定されたディレクトリのリスト
リソースの作成
リソースの削除
リソースの更新
under_path
または他のSQL関数を使用する条件を指定した場合
リソースの更新
リソースの削除
複数のリソースまたはそのOIDの取得
「RESOURCE_VIEWおよびPATH_VIEW SQL関数の使用」とequals_path
を参照してください。
この項では、RESOURCE_VIEW
およびPATH_VIEW
で使用するOracle SQL関数について説明します。
Oracle SQL関数under_path
は、Oracle XML DBリポジトリの階層索引を使用して、特定のパスの下に存在するすべてのハード・リンクのパスを戻します。この索引は、(最も一般的な用途である)パスの検索の際、高速にアクセスできるように設計されています。
ただし、問合せ述語の他の部分の選択性が高い場合、リポジトリを下から上に検索するunder_path
の機能実装を選択できます。この場合、検索が必要なリンクの数が少なくなるため、より効率的です。図25-4にunder_path
の構文を示します。
表25-3にOracle SQL関数under_path
のシグネチャに関する詳細を示します。
表25-3 UNDER_PATH SQL関数のシグネチャ
構文 | 説明 |
---|---|
under_path(resource_column, pathname); |
リソースが指定されたパスの下に存在するかどうかを判断します。 パラメータ:
|
under_path(resource_column, depth, pathname); |
depth引数で検索するレベルの数を制限して、リソースが指定されたパスの下に存在するかどうかを判断します。 パラメータ:
|
under_path(resource_column, pathname, correlation); |
関連のSQL関数に対してcorrelation引数を指定して、リソースが指定されたパスの下に存在するかどうかを判断します。 パラメータ:
|
under_path(resource_column, depth, pathname, correlation); |
depth引数で検索するレベルの数を制限し、関連のSQL関数に対してcorrelation引数を指定して、リソースが指定されたパスの下に存在するかどうかを判断します。 パラメータ:
戻されるリソースのpath引数の下には、そのリソースにアクセス可能なパスが1つしか必要ないことに注意してください。 |
注意: このような検索は循環する場合があるため、関数under_path が弱いリンクの後に続くことはありません。under_path に対する弱いリンクの引数は正しく解決されますが、そのパスのリソースを検索する場合、弱いリンクの後に続くことはありません。 |
Oracle SQL関数depth
を使用して、指定されたパス名のリソースを検索します。これはunder_path
の深さの制約がゼロの場合と機能的に同等です。
equals_path(resource_column, pathname);
パラメータは次のとおりです。
resource_column
はPATH_VIEW
またはRESOURCE_VIEW
のRESOURCE
列の列名または列の別名です。
pathname
は、解決する(絶対)パス名です。このパス名には、ハード・リソース・リンクまたは弱いリソース・リンクが構成要素として含まれます。
図25-5に、equals_path
の完全な構文を示します。
注意:
|
Oracle SQL関数path
は、指定されたpathname
引数の下にあるリソースの絶対パス名を戻します。RESOURCE_VIEW
のパス列には、常にリソースの絶対パスが含まれることに注意してください。path
の構文は次のとおりです。
path(correlation);
パラメータは次のとおりです。
correlation
は、under_path
を関連のSQL関数(path
および depth
)に関連付けるために使用できる整数です。
注意: 指定されたpathname 引数の下にパスがない場合、NULL 値が現行のパスの出力として戻されます。 |
図25-6に、path
の構文を示します。
次のRESOURCE_VIEW
とPATH_VIEW
の例では、Oracle SQL関数under_path
、equals_path
、path
およびdepth
を使用します。
次の例は、Oracle XML DBリポジトリのリポジトリ・パス、リソースおよびリンク・プロパティにアクセスする方法を示します。初めの方の例では、次のパスで指定されたリソースを使用します。
/a/b/c /a/b/c/d /a/e/c /a/e/c/d
例25-1では、Oracle SQL関数path
を使用してパス/a/b
の下の相対パスを取得します。
例25-1 あるパスの下にあるパスの判別: 相対
SELECT path(1) FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, '/a/b', 1) = 1;
PATH(1) ------- c c/d 2 rows selected.
例25-2では、ANY_PATH
を使用してパス/a/b
の下の絶対パスを取得します。
例25-2 あるパスの下にあるパスの判別: 絶対
SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, '/a/b') = 1;
ANY_PATH -------- /a/b/c /a/b/c/d 2 rows selected.
例25-3は例25-2と同じ例ですが、等しい(=
)ものでなく等しくない(!=
)ものを選び出している点が異なります。例25-3の問合せでは、リポジトリ内でパス/a/b
の下にないすべてのパスを検索します。
例25-3 あるパスの下にないパスの判別
SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, '/a/b') != 1
ANY_PATH -------- /a /a/b /a/e /a/e/c /a/e/c/d /home /home/OE /home/OE/PurchaseOrders /home/OE/PurchaseOrders/2002 /home/OE/PurchaseOrders/2002/Apr /home/OE/PurchaseOrders/2002/Apr/AMCEWEN-20021009123336171PDT.xml /home/OE/PurchaseOrders/2002/Apr/AMCEWEN-20021009123336271PDT.xml /home/OE/PurchaseOrders/2002/Apr/EABEL-20021009123336251PDT.xml . . . /public /sys /sys/acls /sys/acls/all_all_acl.xml /sys/acls/all_owner_acl.xml /sys/acls/bootstrap_acl.xml /sys/acls/ro_all_acl.xml /sys/apps /sys/apps/plsql /sys/apps/plsql/xs /sys/apps/plsql/xs/netaclrc.xml /sys/apps/plsql/xs/netaclsc.xml /sys/databaseSummary.xml /sys/log /sys/schemas /sys/schemas/OE /sys/schemas/OE/localhost:8080 . . . 326 rows selected.
例25-4 複数のcorrelationを使用したパスの判別
SELECT ANY_PATH, path(1), path(2) FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, '/a/b', 1) = 1 OR under_path(RES, '/a/e', 2) = 1;
ANY_PATH PATH(1) PATH(2) ---------- -------- -------- /a/b/c c /a/b/c/d c/d /a/e/c c /a/e/c/d c/d 4 rows selected.
例25-5 3レベルのリソースの相対パス名
SELECT path(1) FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, 3, '/sys', 1) = 1;
これによって、次のような結果が戻されます。
PATH(1) ------- acls acls/all_all_acl.xml acls/all_owner_acl.xml acls/bootstrap_acl.xml acls/ro_all_acl.xml apps apps/plsql apps/plsql/xs databaseSummary.xml log schemas schemas/OE schemas/OE/localhost:8080 schemas/PUBLIC schemas/PUBLIC/www.w3.org schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com 93 rows selected.
例25-6 UNDER_PATHを使用したリソース・メタデータの抽出
SELECT ANY_PATH, XMLQuery('declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $r/ns:Resource' PASSING RES AS "r" RETURNING CONTENT) FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, '/sys') = 1;
これによって、次のような結果が戻されます。
ANY_PATH
--------
XMLQUERY('DECLARENAMESPACENS="HTTP://XMLNS.ORACLE.COM/XDB/XDBRESOURCE.XSD";(::)$
--------------------------------------------------------------------------------
/sys/acls
<Resource xmlns="http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd">
<CreationDate>2008-06-25T13:17:45.164662</CreationDate>
<ModificationDate>2008-06-25T13:17:47.865163</ModificationDate>
<DisplayName>acls</DisplayName>
<Language>en-US</Language>
<CharacterSet>UTF-8</CharacterSet>
<ContentType>application/octet-stream</ContentType>
<RefCount>1</RefCount>
</Resource>
/sys/acls/all_all_acl.xml
<Resource xmlns="http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd">
<CreationDate>2008-06-25T13:17:47.759806</CreationDate>
<ModificationDate>2008-06-25T13:17:47.759806</ModificationDate>
<DisplayName>all_all_acl.xml</DisplayName>
<Language>en-US</Language>
<CharacterSet>UTF-8</CharacterSet>
<ContentType>text/xml</ContentType>
<RefCount>1</RefCount>
</Resource>
. . .
41 rows selected.
例25-7 関数PATHとDEPTHのPATH_VIEWでの使用
SELECT path(1) path, depth(1) depth FROM PATH_VIEW
WHERE under_path(RES, 3, '/sys', 1) = 1;
これによって、次のような結果が戻されます。
PATH DEPTH
---- -----
acls 1
acls/all_all_acl.xml 2
acls/all_owner_acl.xml 2
acls/bootstrap_acl.xml 2
acls/ro_all_acl.xml 2
apps 1
apps/plsql 2
apps/plsql/xs 3
databaseSummary.xml 1
log 1
schemas 1
schemas/OE 2
schemas/OE/localhost:8080 3
schemas/PUBLIC 2
schemas/PUBLIC/www.w3.org 3
schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com 3
. . .
例25-8 リンクおよびリソース情報のPATH_VIEWからの抽出
SELECT PATH, XMLCast(XMLQuery( 'declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $l/ns:LINK/ns:Name' PASSING LINK AS "l" RETURNING CONTENT) AS VARCHAR2(256)), XMLCast(XMLQuery( 'declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $l/ns:LINK/ns:ParentName' PASSING LINK AS "l" RETURNING CONTENT) AS VARCHAR2(256)), XMLCast(XMLQuery( 'declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $l/ns:LINK/ns:ChildName' PASSING LINK AS "l" RETURNING CONTENT) AS VARCHAR2(256)), XMLCast(XMLQuery( 'declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $r/ns:Resource/ns:DisplayName' PASSING RES AS "r" RETURNING CONTENT) AS VARCHAR2(128)) FROM PATH_VIEW WHERE PATH LIKE '/sys%';
これによって、次のような結果が戻されます。
/sys/schemas/PUBLIC/www.w3.org/1999/xlink.xsd
xlink.xsd
/sys/schemas/PUBLIC/www.w3.org/1999/xlink
xlink
/sys/schemas/PUBLIC/www.w3.org/1999/csx.xlink.xsd
csx.xlink.xsd
. . .
118 rows selected.
例25-9 特定の深さまでの、あるパス以下のすべてのリポジトリ・パス
SELECT path(1) FROM PATH_VIEW WHERE under_path(RES, 3, '/sys', 1) > 0;
これによって、次のような結果が戻されます。
PATH(1)
-------
acls
acls/all_all_acl.xml
acls/all_owner_acl.xml
acls/bootstrap_acl.xml
acls/ro_all_acl.xml
apps
apps/plsql
apps/plsql/xs
databaseSummary.xml
log
principals
principals/groups
principals/users
schemas
schemas/PUBLIC
schemas/PUBLIC/www.opengis.net
schemas/PUBLIC/www.w3.org
schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com
workspaces
. . .
43 rows selected.
例25-10 EQUALS_PATHを使用したリポジトリ・パスの特定
SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE equals_path(RES, '/sys') > 0;
ANY_PATH -------- /sys 1 row selected.
例25-11 指定したリソースのリソースIDの取得
SELECT RESID FROM RESOURCE_VIEW WHERE XMLCast(XMLQuery( 'declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $r/ns:Resource/ns:DisplayName' PASSING RES AS "r" RETURNING CONTENT) AS VARCHAR2(128)) = 'example';
これによって、次のような結果が戻されます。
RESID -------------------------------- F301A10152470252E030578CB00B432B 1 row selected.
例25-12 RESIDからのリソースのパス名の取得
DECLARE
resid_example RAW(16);
path VARCHAR2(4000);
BEGIN
SELECT RESID INTO resid_example FROM RESOURCE_VIEW
WHERE XMLCast(XMLQuery(
'declare namespace ns =
"http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :)
$r/ns:Resource/ns:DisplayName'
PASSING RES AS "r" RETURNING CONTENT)
AS VARCHAR2(128))
= 'example';
SELECT ANY_PATH INTO path FROM RESOURCE_VIEW WHERE RESID = resid_example;
DBMS_OUTPUT.put_line('The path is: ' || path);
END;
/
The path is: /public/example
PL/SQL procedure successfully completed.
例25-13 指定したパスの下にあるフォルダ
SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, 1, '/sys') = 1 AND XMLExists('declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $r/ns:Resource[@Container = xs:boolean("true")]' PASSING RES AS "r");
これによって、次のような結果が戻されます。
ANY_PATH -------- /sys/acls /sys/apps /sys/log /sys/schemas 4 rows selected.
例25-14 RESOURCE_VIEWのXMLType表への結合
SELECT ANY_PATH, XMLQuery('$p/PurchaseOrder/LineItems'
PASSING po.OBJECT_VALUE AS "p" RETURNING CONTENT)
FROM purchaseorder po, RESOURCE_VIEW rv
WHERE ref(po)
= XMLCast(XMLQuery('declare default element namespace
"http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :)
fn:data(/Resource/XMLRef)'
PASSING rv.RES RETURNING CONTENT)
AS REF XMLType)
AND ROWNUM < 2;
ANY_PATH
--------------------------------------------------------------------------------
XMLQUERY('$P/PURCHASEORDER/LINEITEMS'PASSINGPO.OBJECT_VALUEAS"P"RETURNINGCONTENT
--------------------------------------------------------------------------------
/home/OE/PurchaseOrders/2002/Apr/AMCEWEN-20021009123336171PDT.xml
<LineItems>
<LineItem ItemNumber="1">
<Description>Salesman</Description>
<Part Id="37429158920" UnitPrice="39.95" Quantity="2"/>
</LineItem>
<LineItem ItemNumber="2">
<Description>Big Deal on Madonna Street</Description>
<Part Id="37429155424" UnitPrice="29.95" Quantity="1"/>
</LineItem>
<LineItem ItemNumber="3">
<Description>Hearts and Minds</Description>
<Part Id="37429166321" UnitPrice="39.95" Quantity="1"/>
</LineItem>
. . .
<LineItem ItemNumber="23">
<Description>Great Expectations</Description>
<Part Id="37429128022" UnitPrice="39.95" Quantity="4"/>
</LineItem>
</LineItems>
1 row selected.
リーフ・リソースのみを削除するには、例25-15のようにDELETE FROM RESOURCE_VIEW
を使用します。
同じリソースへの複数のリンクの場合、RESOURCE_VIEW
から削除すると、リソースはそのリンクすべてとともに削除されます。PATH_VIEW
から削除すると、指定したパスのリンクのみが削除されます。
例25-16に、これを示します。
例25-16 リソースへのリンクの削除
たとえば、'/home/myfile1'
が'/public/myfile'
へのリンクだとします。
CALL DBMS_XDB.link('/public/myfile', '/home', 'myfile1');
次のSQL DML文は、パス/home/myfile1
に検出されたOracle XML DBリポジトリ内のものを、リンクやリソースも含めすべて削除します。
DELETE FROM RESOURCE_VIEW WHERE equals_path(RES, '/home/myfile1') = 1;
次のDML文は、パス/home/file1
のリンクのみを削除します。
DELETE FROM PATH_VIEW WHERE equals_path(RES, '/home/file1') = 1;
DELETE
DML演算子は、空でないフォルダに対しては使用できません。空でないフォルダを削除する場合、先にフォルダの内容を削除してから、空になったフォルダを削除する必要があります。この規則は、ターゲット・フォルダに含まれるすべてのフォルダにも再帰的に適用されます。
しかし、WHERE
句から戻されるパスの順番は保証されず、DELETE
演算子ではその表式の副句でORDER BY
句を使用できません。次のことは実行できません。
DELETE FROM (SELECT 1 FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, '/public', 1) = 1 ORDER BY depth(1) DESCENDING);
例25-17は、空でないフォルダの削除方法を示しています。この例では、フォルダexample
が、サブフォルダexample1
とともに削除されています。
例25-17 空でないフォルダの削除
SELECT PATH FROM PATH_VIEW WHERE under_path(RES, '/home/US1') = 1;
PATH
--------------------------
/home/US1/example
/home/US1/example/example1
2 rows selected.
DECLARE
CURSOR c1 IS
SELECT ANY_PATH p FROM RESOURCE_VIEW
WHERE under_path(RES, '/home/US1', 1) = 1
AND XMLExists('declare namespace ns =
"http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :)
$r/ns:Resource[ns:Owner="US1"]' PASSING RES AS "r")
ORDER BY depth(1) DESC;
del_stmt VARCHAR2(500) :=
'DELETE FROM RESOURCE_VIEW WHERE equals_path(RES, :1)=1';
BEGIN
FOR r1 IN c1 LOOP
EXECUTE IMMEDIATE del_stmt USING r1.p;
END LOOP;
END;
/
PL/SQL procedure successfully completed.
SELECT PATH FROM PATH_VIEW WHERE under_path(RES, '/home/US1') = 1;
no rows selected
注意: この場合も、複数の行に対して操作を行う場合、同時トランザクションでのデッドロックが発生しないように注意する必要があります。 |
例25-18は、パス/test/HR/example/paper
のリソースを変更します。
例25-18 リソースの更新
これは、更新操作前の完全なリソースです。
SELECT XMLSerialize(DOCUMENT r.RES AS CLOB)
FROM RESOURCE_VIEW r WHERE equals_path(r.RES, '/test/HR/example/paper') = 1;
XMLSERIALIZE(DOCUMENTR.RESASCLOB)
--------------------------------------------------------------------------------
<Resource xmlns="http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd" Hidden="false" Inv
alid="false" Container="false" CustomRslv="false" VersionHistory="false" StickyR
ef="true">
<CreationDate>2005-04-29T16:30:01.588835</CreationDate>
<ModificationDate>2005-04-29T16:30:01.588835</ModificationDate>
<DisplayName>paper</DisplayName>
<Language>en-US</Language>
<CharacterSet>UTF-8</CharacterSet>
<ContentType>application/octet-stream</ContentType>
<RefCount>1</RefCount>
<ACL>
<acl description="Public:All privileges to PUBLIC" xmlns="http://xmlns.oracl
e.com/xdb/acl.xsd" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:sch
emaLocation="http://xmlns.oracle.com/xdb/acl.xsd http:
//xmlns.oracle.com/xdb/acl.xsd">
<ace>
<principal>PUBLIC</principal>
<grant>true</grant>
<privilege>
<all/>
</privilege>
</ace>
</acl>
</ACL>
<Owner>TESTUSER1</Owner>
<Creator>TESTUSER1</Creator>
<LastModifier>TESTUSER1</LastModifier>
<SchemaElement>http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBSchema.xsd#binary</SchemaElement
>
<Contents>
<binary>4F7261636C65206F7220554E4958</binary>
</Contents>
</Resource>
1 row selected.
ここに示されたすべてのXML要素は、リソースのコンテンツを含むContents
を除き、リソースのメタデータ要素です。
このUPDATE
文は、DisplayName
メタデータ要素を更新します。
UPDATE RESOURCE_VIEW r SET r.RES = updateXML(r.RES, '/Resource/DisplayName/text()', 'My New Paper') WHERE equals_path(r.RES, '/test/HR/example/paper') = 1; 1 row updated. SELECT XMLSerialize(DOCUMENT r.RES AS CLOB) FROM RESOURCE_VIEW r WHERE equals_path(r.RES, '/test/HR/example/paper') = 1; XMLSERIALIZE(DOCUMENTR.RESASCLOB) -------------------------------------------------------------------------------- <Resource xmlns="http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd" Hidden="false" Inv alid="false" Container="false" CustomRslv="false" VersionHistory="false" StickyR ef="true"> <CreationDate>2005-04-29T16:30:01.588835</CreationDate> <ModificationDate>2005-04-29T16:30:01.883838</ModificationDate> <DisplayName>My New Paper</DisplayName> <Language>en-US</Language> . . . <Contents> <binary>4F7261636C65206F7220554E4958</binary> </Contents> </Resource> 1 row selected.
デフォルトでは、DisplayName
要素のコンテンツpaper
は、リソース・パス/test/HR/example/paper
の最後のロケーション・ステップと同じテキストだったことに注意してください。ただし、これはデフォルト値にすぎません。DisplayName
はリソース・パスからは独立なので、更新してもパスは変わりません。
要素DisplayName
はWebDAV標準によって定義されていて、WebDAVアプリケーションにより認識されています。FTPクライアントなど、WebDAVベースでないアプリケーションは、リソースのDisplayName
を認識しません。FTPクライアントは、UPDATE
操作の後であっても、(たとえばFTPコマンドls
を使用して)リソースをpaper
としてリストします。
例25-19では、リソースのパスを/test/HR/example/paper
から/test/myexample
へと変更します。これはUNIXまたはLinuxコマンドmv /test/HR/example/paper /test/myexample
の使用に類似しています。
例25-19 PATH_VIEW内のパスの更新
SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(RES, '/test') = 1; ANY_PATH -------- /test/HR /test/HR/example /test/HR/example/paper 3 rows selected. UPDATE PATH_VIEW SET PATH = '/test/myexample' WHERE PATH = '/test/HR/example/paper'; ANY_PATH -------- /test/HR /test/HR/example /test/myexample 3 rows selected.
関連項目: RESOURCE_VIEW とPATH_VIEW に適用されるSQL関数を使用する、この他の例は表21-3「Oracle XML DBリポジトリへのアクセス: APIオプション」を参照してください。 |
表21-3 に示されていたリポジトリ操作は通常、1回につき1つのリソースにのみ適用されます。複数のOracle XML DBリソースに同じ操作を実行するか、または一連の特定基準を満たす1つ以上のOracle XML DBリソースを検索するには、SQLでRESOURCE_VIEW
およびPATH_VIEW
を使用します。
たとえば、次の操作を実行できます。
例25-20 属性に基づいたリソースの更新
UPDATE RESOURCE_VIEW SET RES = updateXML(RES, '/Resource/DisplayName/text()', 'My New Paper') WHERE XMLCast(XMLQuery( 'declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $r/ns:Resource/ns:DisplayName' PASSING RES AS "r" RETURNING CONTENT) AS VARCHAR2(128)) = 'My Paper'; 1 row updated. SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE XMLCast(XMLQuery('declare namespace ns = "http://xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd"; (: :) $r/ns:Resource/ns:DisplayName' PASSING RES AS "r" RETURNING CONTENT) AS VARCHAR2(128)) = 'My New Paper'; ANY_PATH --------------- /test/myexample 1 row selected.
例25-21 フォルダ内のリソースの検索
SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE under_path(resource, '/sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb') = 1; ANY_PATH -------------------------------------------------------------- /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/XDBFolderListing.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/XDBResource.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/XDBSchema.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/XDBStandard.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/acl.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/dav.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/log /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/log/ftplog.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/log/httplog.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/log/xdblog.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/stats.xsd /sys/schemas/PUBLIC/xmlns.oracle.com/xdb/xdbconfig.xsd 12 rows selected.
例25-22のSQL DML文では、フォルダpublic
内のすべてのリソースをフォルダnewlocation
にコピーします。これはUNIXまたはLinuxコマンドcp /public/* /newlocation
に類似しています。ターゲット・フォルダnewlocation
はコピーの前に存在している必要があります。
例25-22 リソースのコピー
SELECT PATH FROM PATH_VIEW WHERE under_path(RES, '/test') = 1; PATH ----------------- /test/HR /test/HR/example /test/myexample 3 rows selected. INSERT INTO PATH_VIEW SELECT '/newlocation/' || path(1), RES, LINK, NULL FROM PATH_VIEW WHERE under_path(RES, '/test', 1) = 1 ORDER BY depth(1); 3 rows created. SELECT PATH FROM PATH_VIEW WHERE under_path(RES, '/newlocation') = 1; PATH ------------------------ /newlocation/HR /newlocation/HR/example /newlocation/myexample 3 rows selected.
この項では、リソースの作成や問合せなどのリポジトリ操作のパフォーマンスを高めるためのガイドラインを示します。
リポジトリ・リソースへの問合せのパフォーマンスを最適化するため、リソース作成後にプロシージャDBMS_XDB_ADMIN.gatherRepositoryStats
を使用して、オプティマイザの統計を収集してください。gatherRepositoryStats
を使用するためには、権限ANALYZE ANY
を持つDBA
ロール、またはXDBADMIN
ロールが必要です。
フォルダに多数のリソースが含まれる場合、特に多数のリソースを作成または削除するときに、並行性が低下することがあります。一般的に、フォルダに含めるリソースは10,000以下に抑えてください。経験的限界は、データベース・ブロック・サイズとファイル名の平均長によって決まります。
リソースを一括で作成する場合は、少なくとも1,000リソースに1回ずつCOMMIT
操作を実行してください。コミットの頻度が高すぎる場合も、1,000リソースの作成ごとに1回より頻度が低い場合も、パフォーマンスが低下することがあります。
既知のXML Schemaに基づく文書であるファイル・リソースを作成する場合、PL/SQLファンクションDBMS_XDB.createResource
へのパラメータとしてXML Schema URLを指定します。これにより、文書が事前に解析されてXML Schemaが判別されます。
Oracle XML DBは、システムおよびプロトコル環境の構成に構成ファイルxdbconfig.xml
を使用します。このファイルには、RESOURCE_VIEW
キャッシュの動的メモリー内のサイズを定義する要素パラメータresource-view-cache-size
が含まれています。デフォルト値は、1048576
です。
RESOURCE_VIEW
およびPATH_VIEW
の問合せは、resource-view-cache-size
をチューニングすることによってパフォーマンスが向上する場合があります。一般に、キャッシュ・サイズが大きいほど、問合せは高速化します。デフォルトのresource-view-cache-size
はほとんどの場合に適していますが、大規模なRESOURCE_VIEW
を問い合せるときに、resource-view-cache-size
要素を大きくすると有効な場合があります。
次の要素に対するデフォルトの制限は、あまり厳しくありません。制限を超えると、システムが自動的に適応します。
xdbcore-loadableunit-size
: この要素は、ロード可能ユニット(パーティション)の増加可能最大サイズをKBで示します。パーティションがメモリーに読み取られる場合、または新規ドキュメントの使用時にパーティションが作成される場合、そのパーティションは最大サイズに達するまで作成されます。デフォルト値は、16KBです。
xdbcore-xobmem-bound
: この要素は、1つのドキュメントが占有できる最大メモリーをKBで示します。デフォルト値は、1024KBです。ドキュメントがこの数値を超えると、一部のロード可能ユニット(パーティション)のスワッピングが行われます。
関連項目:
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データベース・スキーマXDB
の表XDB$RESOURCE
は、リポジトリ・リソースに対応するメタデータおよびデータを格納します。RESOURCE_VIEW
またはPATH_VIEW
でOracle SQL関数contains
を使用して、特定のキーワードを含むリソースを検索できます。
例25-23 「Paper」を含むすべてのリソースの検索
SELECT PATH FROM PATH_VIEW WHERE contains(RES, 'Paper') > 0; PATH ----------------------- /newlocation/myexample /test/myexample 2 rows selected.
例25-24 特定のパスの下にあり、「Paper」を含むすべてのリソースの検索
SELECT ANY_PATH FROM RESOURCE_VIEW WHERE contains(RES, 'Paper') > 0 AND under_path(RES, '/test') > 0; ANY_PATH ---------------- /test/myexample 1 row selected.
このような問合せを評価するには、まずXDB$RESOURCE
表にConText索引を作成する必要があります。Oracle XML DBに格納されたドキュメント・タイプに応じて次のいずれかのオプションを選択して、ConText索引を作成します。
Oracle XML DBにXML文書のみが含まれる場合、つまりバイナリ・データが含まれない場合は、通常のContext索引をXDB$RESOURCE
表に作成できます。例25-24がその例です。
CREATE INDEX xdb$resource_ctx_i ON XDB.XDB$RESOURCE(OBJECT_VALUE) INDEXTYPE IS CTXSYS.CONTEXT;
Oracle XML DBにバイナリ・データが含まれる場合(Microsoft Word文書など)、索引付けの前にこのような文書をフィルタリングするユーザー・フィルタが必要です。Context索引の作成と構成には、パッケージDBMS_XDBT
(dbmsxdbt.sql
)を使用します。
-- Install the package - connected as SYS @dbmsxdbt -- Create the preferences EXEC DBMS_XDBT.createPreferences; -- Create the index EXEC DBMS_XDBT.createIndex;
パッケージDBMS_XDBT
には、索引の同期と最適化に使用するプロシージャも含まれています。プロシージャconfigureAutoSync()
を使用し、ジョブ・キューを使用して索引を自動的に同期化できます。