このマニュアルは、Oracle Pro*COBOLプリコンパイラの総合的なユーザーズ・ガイドおよびリファレンスです。このマニュアルでは、データベース言語SQLおよびPL/SQLを使用してOracleデータへのアクセスと操作を行うCOBOLプログラムの開発方法を説明します。SQLおよびPL/SQLの詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』および『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。
内容は次のとおりです。
『Pro*COBOLプログラマーズ・ガイド』は、Oracle環境で動作する新規のCOBOLアプリケーションを開発したり、既存のアプリケーションをOracle環境用に変換するユーザーを対象としています。また、このマニュアルは特にプログラマを対象として記述されていますが、Pro*COBOLについて総合的に解説していますので、システム・アナリストやプロジェクト・マネージャ、埋込みSQLアプリケーションに関心のあるその他のユーザーにも役立つ内容となっています。
このマニュアルを有効に利用するには、次の知識が必要です。
COBOLでのアプリケーションのプログラミング
SQLデータベース言語
Oracleの概念および用語
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧のみを行に記述する必要があります。しかし、一部のスクリーン・リーダーは括弧のみの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス
Oracleサポート・サービスに連絡するために、電気通信リレー・サービス(TRS)を使用して、1.800.223.1711でOracle Supportに電話してください。Oracleサポート・サービスのエンジニアは、技術的な問題を処理し、Oracleサービス要求処理に応じてカスタマ・サポートを提供します。TRSの詳細については、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.html
を参照し、 電話番号の一覧については、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.html
を参照してください。
詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。
『Oracle Database SQL言語リファレンス』
『Oracle C++ Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』
『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』
このマニュアル内の多くの例では、Oracleのインストール時にデフォルトでインストールされるシード・データベースのサンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマの作成方法およびその使用方法の詳細は、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |