OracleXmlはXML C++のすべてのインタフェースの名前空間です。XMLのすべての例外のルート、クラスXmlException
とこれらの名前空間が含まれます。
Ctx - TCtx関連の宣言のための名前空間。第1章「C++用のCtx APIパッケージ」で説明しています。
Dom - DOM関連の宣言のための名前空間。第2章「C++用のDOM APIパッケージ」で説明しています。
IO - 入力ソースと出力ソース宣言のための名前空間。第3章「C++用のIO APIパッケージ」で説明しています。
パーサー - パーサーとスキーマのバリデータ宣言のための名前空間。第5章「C++用のパーサーAPIパッケージ」で説明しています。
SOAP - SOAP宣言のための名前空間。第6章「C++用のSOAP APIパッケージ」で説明しています。
ツール - Tools::Factory関連の宣言のための名前空間。第7章「C++用のツールAPIパッケージ」で説明しています。
XPath - XPath関連の宣言のための名前空間。第8章「C++用のXPath APIパッケージ」で説明しています。
XPointer - XPointer関連の宣言のための名前空間。第9章「C++用のXPointer APIパッケージ」で説明しています。
Xsl - XSLT関連の宣言のための名前空間。第10章「C++用のXsl APIパッケージ」で説明しています。
この章の内容は次のとおりです。
関連項目:
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XMLException
はすべてのXML例外のルート・インタフェースです。表4-1にOracleXml
パッケージで使用できるメソッドの概要を示します。
表4-1 OracleXmlパッケージ・インタフェースの概要
関数 | 概要 |
---|---|
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例外に埋め込まれたOracle XMLエラー・コードを取得します。 |
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エラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)を取得します。 |
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Oracle XMLエラー・メッセージを取得します。 |
これは実行時の例外状況のOracle XMLエラー・コード(xml.hで定義されるエラー・コードなど)を戻す、実装で定義済の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。
構文
virtual unsigned getCode() const = 0;
戻り値
(unsigned)
数値のエラー・コード(正常に終了した場合は0)。
これは実行時の例外状況におけるエラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)を戻す、ユーザー定義の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。
構文
virtual oratext* getMesLang() const = 0;
戻り値
(oratext*)
エラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)。
これは実行時の例外状況のOracle XMLエラー・メッセージを戻す、実装で定義済の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。
構文
virtual oratext* getMessage() const = 0;
戻り値
(oratext *)
エラー・メッセージ