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Oracle® Database XML C++ APIリファレンス
11gリリース2 (11.2)
E94919-01
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4 C++用のOracleXml APIパッケージ

OracleXmlはXML C++のすべてのインタフェースの名前空間です。XMLのすべての例外のルート、クラスXmlExceptionとこれらの名前空間が含まれます。

この章の内容は次のとおりです。


関連項目:

  • 『Oracle XML Developer's Kitプログラマーズ・ガイド』

  • 『Oracle XML DB開発者ガイド』



XmlExceptionインタフェース

XMLExceptionはすべてのXML例外のルート・インタフェースです。表4-1OracleXmlパッケージで使用できるメソッドの概要を示します。

表4-1 OracleXmlパッケージ・インタフェースの概要

関数 概要

getCode()


例外に埋め込まれたOracle XMLエラー・コードを取得します。

getMesLang()


エラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)を取得します。

getMessage()


Oracle XMLエラー・メッセージを取得します。



getCode()

これは実行時の例外状況のOracle XMLエラー・コード(xml.hで定義されるエラー・コードなど)を戻す、実装で定義済の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。

構文

virtual unsigned getCode() const = 0;

戻り値

(unsigned) 数値のエラー・コード(正常に終了した場合は0)。


getMesLang()

これは実行時の例外状況におけるエラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)を戻す、ユーザー定義の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。

構文

virtual oratext* getMesLang() const = 0;

戻り値

(oratext*) エラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)。


getMessage()

これは実行時の例外状況のOracle XMLエラー・メッセージを戻す、実装で定義済の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。

構文

virtual oratext* getMessage() const = 0;

戻り値

(oratext *) エラー・メッセージ