この項では、Oracle 11gリリース1(11.1)のオブジェクト・リレーショナルの新機能について説明します。また、現行リリースにアップグレードするユーザーのために、前リリースでの新機能情報も含まれています。
次の各項で、Oracleのオブジェクト・リレーショナルの新機能について説明します。
CREATE OR REPLACE TYPE文にFORCEオプションが追加されました
CREATE
OR
REPLACE
TYPE
文にFORCE
オプションが追加され、型に依存している場合でも、型を置換できるようになりました。これは、FORCE
オプションがないと機能しません。
一般的な起動のサポート
新たに一般的な起動の構文がサポートされました。したがって、サブタイプのメンバー・メソッドは、現在のサブタイプのスーパータイプ階層内にある任意のスーパータイプ(1つ上位のスーパータイプを含む)のメンバー・メソッドを静的に起動(ディスパッチ)できます。「一般的な起動」を参照してください。
Oracle 10gリリース1(10.1)のオブジェクト・リレーショナルの新機能には、次のコレクションの拡張があります。
ネストした表およびVARRAY記憶域用の新規機能。VARRAYサイズの進化、およびネストした表の格納時の表領域の指定が含まれています。「コレクション・データ型」を参照してください。