RC_BACKUP_DATAFILE_DETAILSビューは、リカバリ・カタログに登録されているデータベースの使用可能なデータファイルのバックアップに関する詳細情報を表示します。
このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
BTYPE |
CHAR(9) |
バックアップ・タイプ・コンテナ(BACKUPSET、IMAGECOPYまたはPROXYCOPY)。 |
BTYPE_KEY |
NUMBER |
バックアップ・タイプの一意の識別子。BTYPEがBACKUPSETの場合、この値はバックアップ・セットのBS_KEYの値になります。BTYPEがIMAGECOPYの場合、この値はコピーのCOPY_KEYの値になります。 |
SESSION_KEY |
NUMBER |
セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 |
SESSION_RECID |
NUMBER |
SESSION_STAMPとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 |
SESSION_STAMP |
NUMBER |
SESSION_RECIDとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 |
DB_KEY |
NUMBER |
リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、他のほとんどのカタログ・ビューと結合します。 |
DB_NAME |
VARCHAR2(8) |
このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 |
ID1 |
NUMBER |
バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、この列にはSET_STAMPが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップでは、この列には制御ファイルのRECIDが含まれます。 |
ID2 |
NUMBER |
バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、この列にはSET_COUNTが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップの場合、この列にはSTAMPが含まれます。 |
FILE# |
NUMBER |
このデータファイルの番号。 |
CREATION_CHANGE# |
NUMBER |
このデータファイルの作成時のチェックポイントSCN。 |
CREATION_TIME |
DATE |
このデータファイルの作成時刻。 |
RESETLOGS_CHANGE# |
NUMBER |
このデータファイルに影響する最新のRESETLOGS操作のチェックポイントSCN。 |
RESETLOGS_TIME |
DATE |
このデータファイルに影響する最新のRESETLOGS操作の時刻。 |
INCREMENTAL_LEVEL |
NUMBER |
増分バックアップにおける、増分バックアップのレベル(0または1)。それ以外の場合はNULLです。 |
INCREMENTAL_CHANGE# |
NUMBER |
増分バックアップでは、増分バックアップのSCNです。それ以外の場合はNULLです。 |
CHECKPOINT_CHANGE# |
NUMBER |
データファイルをバックアップした時点のデータファイルの現行のチェックポイントSCN。 |
CHECKPOINT_TIME |
DATE |
データファイルをバックアップした時点のデータファイルの現行のチェックポイントSCNに対応する時刻。 |
MARKED_CORRUPT |
NUMBER |
破損とマークされたデータファイル・ブロックの数。 |
FILESIZE |
NUMBER |
データファイルをバックアップした時点のデータファイルのサイズ。 |
COMPRESSION_RATIO |
NUMBER |
このバックアップの圧縮率。 |
TS# |
NUMBER |
表領域の番号。 |
TSNAME |
VARCHAR2(30) |
このデータファイルを含む表領域の名前。 |
FILESIZE_DISPLAY |
VARCHAR2(4000) |
FILESIZEと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 |