このビューは、RMANリポジトリで認識されるバックアップを、リカバリ・カタログに反映されているとおりにリストします。このビューは、V$BACKUP_FILES制御ファイル・ビューに対応しています。
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注意:
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| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
PKEY |
NUMBER |
バックアップに対する主キー。 |
BACKUP_TYPE |
VARCHAR2(32) |
バックアップのタイプ。BACKUP SET、COPYまたはPROXY COPY。 |
FILE_TYPE |
VARCHAR2(32) |
バックアップされたファイルのタイプ。DATAFILE、CONTROLFILE、SPFILE、REDO LOG、ARCHIVED LOG、COPY(イメージ・コピーのバックアップ用)またはPIECE(バックアップ・ピース用)。 |
KEEP |
VARCHAR2(3) |
このバックアップに、バックアップの保存方針をオーバーライドするKEEP属性が設定されているかどうか。値はYESまたはNOです。 |
KEEP_UNTIL |
DATE |
その日付を過ぎると、このバックアップが不要とみなされる日付。 |
KEEP_OPTIONS |
VARCHAR2(13) |
このバックアップの保存に影響する属性。可能な値は、NOLOGS、BACKUP_LOGS、LOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワード(現在は非推奨)で作成された長期バックアップを示します。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 |
STATUS |
VARCHAR2(16) |
バックアップの状態。可能な値はAVAILABLE、 UNAVAILABLE、EXPIREDです。 |
FNAME |
VARCHAR2(1024) |
このピース、コピー、またはこのバックアップ・セット内のファイルのファイル名。たとえば、BACKUP_TYPEがBACKUP SET、FILE_TYPEがDATAFILEの列の場合、FNAMEはバックアップ内のデータファイル名です。一方、BACKUP_TYPEがBACKUP SET、FILE_TYPEがPIECEの場合は、FNAMEはバックアップ・ピースの名前を示します。 |
TAG |
VARCHAR2(32) |
バックアップ・ピースまたはイメージ・コピーのタグ。FILE_TYPEがPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が保持されます。 |
MEDIA |
VARCHAR2(80) |
バックアップが格納されるメディアのメディアID。BACKUP_TYPEがBACKUP SETで、FILE_TYPEがPIECEの場合のみ、この列に値が保持されます。 |
RECID |
NUMBER |
この行に対応する制御ファイル・レコードのID。 |
STAMP |
NUMBER |
この行に対応する制御ファイル・レコードのタイムスタンプ。 |
DEVICE_TYPE |
VARCHAR2(255) |
バックアップが格納されるデバイス・タイプ。FILE_TYPEがPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BLOCK_SIZE |
NUMBER |
バックアップまたはコピーのブロック・サイズ(バイト)。 |
COMPLETION_TIME |
NUMBER |
バックアップが完了した時刻。FILE_TYPEがPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
COMPRESSED |
VARCHAR2(3) |
この行で表されるバックアップ・ピースが圧縮されているかどうか。FILE-TYPEがPIECEの場合のみ、この列に値が移入されます(本来、イメージ・コピーは圧縮できないため)。 |
OBSOLETE |
VARCHAR2(3) |
このバックアップ・ピースまたはコピーが不要かどうか。可能な値: YES、NO。FILE_TYPEがPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BYTES |
NUMBER |
この行に示されるファイルのサイズ。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合、これはバックアップ・セットの合計サイズです。FILE_TYPEがPIECEまたはCOPYの場合、これは個々のファイルのサイズです。FILE_TYPEがDATAFILE、ARCHIVED LOG、SPFILEまたはCONTROL FILEの場合、この値はバックアップ・セットに取り込まれたデータ量を表します(ただし、バックアップ・セットが圧縮されて作成された場合は、対応するバックアップ・セットが小さくなる場合があります)。 |
BS_KEY |
NUMBER |
バックアップ・セットのキー。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEと結合します。 |
BS_COUNT |
NUMBER |
バックアップ・セットの数。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_STAMP |
NUMBER |
バックアップ・セットのタイムスタンプ。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_TYPE |
VARCHAR2(32) |
バックアップ・セットの内容のタイプ(データファイルまたはアーカイブREDOログ・ファイル)。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_INCR_TYPE |
VARCHAR(32) |
バックアップ・セットの増分タイプ(全体または全体以外)。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_PIECES |
NUMBER |
バックアップ・セット内のピースの数。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_COPIES |
NUMBER |
バックアップ・セットのコピーの数。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_COMPLETION_TIME |
DATE |
バックアップ・セットの完了時刻。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_STATUS |
VARCHAR2(16) |
バックアップ・セットの状態。可能な値はAVAILABLE、 UNAVAILABLE、EXPIREDまたはOTHERです。(OTHERは、バックアップ・セットのピースが異なる状態で存在していることを意味します。この状態は、一部がAVAILABLEで、その他がUNAVAILABLEの場合などに発生します)。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_BYTES |
NUMBER |
バックアップ・セット内のすべてのバックアップ・ピースの合計サイズ。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_COMPRESSED |
VARCHAR2(3) |
このバックアップ・セットのバックアップ・ピースが圧縮されているかどうか。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_TAG |
VARCHAR2(1024) |
このバックアップ・セットのバックアップ・ピースのタグ。ピースのタグが異なる場合、BS_TAGSには、バックアップ・セット内のすべてのピースのタグのカンマで区切られたリストが含まれます。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BS_DEVICE_TYPE |
VARCHAR2(255) |
バックアップ・セットが格納されるデバイス・タイプ。このバックアップ・セットのコピーが複数存在し、異なるデバイスに格納される場合、このフィールドには、すべてのデバイス・タイプのカンマで区切られたリストが含まれます。たとえば、バックアップ・セットがディスク上に存在し、テープにもバックアップされている場合、BS_DEVICE_TYPEにはDISK, SBT_TAPEが含まれます。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BP_PIECE# |
NUMBER |
このバックアップ・セットを構成するバックアップ・ピースの数。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
BP_COPY# |
NUMBER |
バックアップ・セットのコピーの数。BACKUP_TYPEがBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
DF_FILE# |
NUMBER |
この行に示されるデータファイルのファイル番号。FILE_TYPEがDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
DF_TABLESPACE |
VARCHAR2(30) |
この行に示されるデータファイルの表領域名。FILE_TYPEがDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
DF_RESETLOGS_CHANGE# |
NUMBER |
この行に示されるデータファイルのRESETLOGSの変更。FILE_TYPEがDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
DF_CREATION_CHANGE# |
NUMBER |
この行に示されるデータファイルの作成時の変更番号。FILE_TYPEがCONTROLFILE、DATAFILEまたはSPFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
DF_CHECKPOINT_CHANGE# |
NUMBER |
この行に示されるデータファイルのチェックポイント時の変更番号。FILE_TYPEがCONTROLFILE、DATAFILEまたはSPFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 |
DF_CKP_MOD_TIME |
DATE |
この行に示されるデータファイルのチェックポイント時刻。FILE_TYPEがCONTROLFILE、DATAFILEまたはSPFILEの場合にのみ有効です。 |
RL_THREAD# |
NUMBER |
この行に示されるアーカイブREDOログのREDOログ・スレッド番号。FILE_TYPEがARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 |
RL_SEQUENCE# |
NUMBER |
この行に示されるアーカイブREDOログのREDOログ順序番号。FILE_TYPEがARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 |
RL_RESETLOGS_CHANGE# |
NUMBER |
この行に示されるアーカイブREDOログのRESETLOGSの変更番号。FILE_TYPEがARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 |
RL_FIRST_CHANGE# |
NUMBER |
この行に示されるアーカイブREDOログの最初の変更番号。FILE_TYPEがARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 |
RL_FIRST_TIME |
DATE |
この行に示されるアーカイブREDOログの最初の変更時刻。FILE_TYPEがARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 |
RL_NEXT_CHANGE# |
NUMBER |
この行に示されるアーカイブ・ログ後の変更番号。FILE_TYPEがARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 |
RL_NEXT_TIME |
DATE |
この行に示されるアーカイブ・ログ直後の変更時刻。FILE_TYPEがARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 |