RC_BACKUP_PIECE_DETAILS
ビューには、リカバリ・カタログに登録されている使用可能なすべてのバックアップ・ピースに関する詳細情報が含まれています。このビューの大部分の列の意味は、リカバリ・カタログ・ビューRC_BACKUP_PIECE
と同じです。
このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SESSION_KEY |
NUMBER |
セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUT およびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILS との結合に使用します。 |
SESSION_RECID |
NUMBER |
SESSION_STAMP とともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUT から一意に識別します。 |
SESSION_STAMP |
NUMBER |
SESSION_RECID とともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUT から一意に識別します。 |
DB_NAME |
VARCHAR2(8) |
このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME 。 |
DB_KEY |
NUMBER |
リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、他のほとんどのカタログ・ビューと結合します。 |
DB_ID |
NUMBER |
このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDBID。 |
BP_KEY |
NUMBER |
リカバリ・カタログ内のバックアップ・ピースに対する主キー。RMANがリカバリ・カタログに接続している間にLIST コマンドを発行すると、この値が出力のKEY 列に表示されます。 |
RECID |
NUMBER |
RC_BACKUP_PIECE のバックアップ・ピースRECID 。RECID とSTAMP は、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 |
STAMP |
NUMBER |
V$BACKUP_PIECE から伝播したバックアップ・ピースのSTAMP。RECID とSTAMP は、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 |
BS_KEY |
NUMBER |
リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SET またはRC_BACKUP_PIECE と結合します。 |
SET_STAMP |
NUMBER |
V$BACKUP_SET のSET_STAMP の値。SET_STAMP とSET_COUNT は、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 |
SET_COUNT |
NUMBER |
V$BACKUP_SET のSET_COUNT の値。SET_STAMP とSET_COUNT は、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 |
BACKUP_TYPE |
VARCHAR2(1) |
バックアップのタイプ。可能な値は、データファイルまたは制御ファイルのバックアップではD 、増分バックアップではI 、アーカイブ・ログ・ファイルのバックアップではL です。 |
INCREMENTAL_LEVEL |
NUMBER |
増分バックアップにおける、増分バックアップのレベルを示します。可能な値は、NULL (完全バックアップの場合)、0 または1 です。 |
PIECE# |
NUMBER |
バックアップ・ピースの番号。最初のピースの値は1です。 |
COPY# |
NUMBER |
多重化を有効にして作成されたバックアップ・ピースのコピー番号を示します。バックアップ・ピースが多重化されていない場合は1です。 |
DEVICE_TYPE |
VARCHAR2(255) |
バックアップ・ピースが格納されているデバイスのタイプ。ディスク上のバックアップ・セットの場合はDISK に設定します。 |
HANDLE |
VARCHAR2(1024) |
バックアップ・ピースのファイル名。 |
COMMENTS |
VARCHAR2(255) |
バックアップ・ピースについてのコメント。 |
MEDIA |
VARCHAR2(80) |
このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 |
MEDIA_POOL |
NUMBER |
バックアップを格納するメディア・プールの数。 0 は、メディア・プールがないことを示します。 |
CONCUR |
VARCHAR2(3) |
バックアップ・メディアが同時アクセスをサポートするかどうかを、YES またはNO で指定します。 |
TAG |
VARCHAR2(32) |
このバックアップ・ピースに関連するタグ。 |
START_TIME |
DATE |
RMANがバックアップ・ピースへの書込みを開始した時刻。 |
COMPLETION_TIME |
DATE |
バックアップ・ピースが完了した時刻。 |
ELAPSED_SECONDS |
NUMBER |
バックアップ・ピース作成の実行時間。 |
STATUS |
VARCHAR2(1) |
バックアップ・ピースの状態。バックアップ・ピースがAVAILABLE の場合はA です。(このビューは使用可能なバックアップ・ピースのみを表示するため、値は常にA になります。) |
BYTES |
NUMBER |
バックアップ・ピースのサイズ(バイト)。 |
IS_RECOVERY_DEST_FILE |
VARCHAR2(3) |
このバックアップ・ピースが高速リカバリ領域に格納される場合はYES 。それ以外の場合はNO 。 |
RSR_KEY |
NUMBER |
このバックアップ・ピースを作成したジョブに対応するRC_RMAN_STATUS の行に対する一意のキー。 |
COMPRESSED |
VARCHAR2(3) |
このバックアップ・ピースが圧縮されている場合はYES 。それ以外の場合はNO 。 |
SITE_KEY |
NUMBER |
このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEY の値は一意です。SITE_KEY を使用してRC_SITE ビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAME を取得できます。 |
ENCRYPTED |
VARCHAR2(3) |
バックアップ・ピースが暗号化されている(YES )か、暗号化されていない(NO )かを示します。 |
BACKED_BY_OSB |
VARCHAR2(3) |
バックアップ・ピースがOracle Secure Backupにバックアップされている(YES )か、バックアップされていない(NO )かを示します。 |
PIECES_PER_SET |
NUMBER |
このバックアップ・ピースを含むバックアップ・セット内のバックアップ・ピース数。 |
SIZE_BYTES_DISPLAY |
VARCHAR2(4000) |
BYTES と値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 |