このビューは、データベースの全インカネーションのバックアップ・セットに関する情報をリストします。これは、V$BACKUP_SETビューに対応しています。バックアップ・セット・レコードは、バックアップが正常に完了した後に挿入されます。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
DB_KEY |
NUMBER |
リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、他のほとんどのカタログ・ビューと結合します。 |
DB_ID |
NUMBER |
一意のデータベース識別子。 |
BS_KEY |
NUMBER |
リカバリ・カタログ内のバックアップ・セットの主キー。RMANがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。この列を使用して、RC_BACKUP_PIECEと結合します。 |
RECID |
NUMBER |
V$BACKUP_SETのバックアップ・セットのRECID。RECIDとSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDとSTAMP、またはSET_STAMPとSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 |
STAMP |
NUMBER |
V$BACKUP_SETのバックアップ・セットのSTAMP。RECIDとSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDとSTAMP、またはSET_STAMPとSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 |
SET_STAMP |
NUMBER |
V$BACKUP_SETのSET_STAMPの値。SET_STAMPとSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDとSTAMP、またはSET_STAMPとSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 |
SET_COUNT |
NUMBER |
V$BACKUP_SET.SET_STAMPおよびSET_COUNTのSET_COUNT値は、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDとSTAMP、またはSET_STAMPとSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 |
BACKUP_TYPE |
VARCHAR2(1) |
バックアップのタイプ。D(全体バックアップまたはレベル0増分)、I(増分レベル1)、L(アーカイブREDOログ)。 |
INCREMENTAL_LEVEL |
NUMBER |
増分バックアップのレベル。NULL、0または1。 |
PIECES |
NUMBER |
バックアップ・セット内のバックアップ・ピースの数。 |
START_TIME |
DATE |
バックアップを開始した時刻。 |
COMPLETION_TIME |
DATE |
バックアップが完了した時刻。 |
ELAPSED_SECONDS |
NUMBER |
バックアップ実行時間(秒)。 |
STATUS |
VARCHAR2(1) |
バックアップ・セットの状態。A(すべてのバックアップ・ピースが使用可能)、D(すべてのバックアップ・ピースが削除済)、O(一部のバックアップ・ピースを除いて使用不可能なため、バックアップ・セットは使用不可)。 |
CONTROLFILE_INCLUDED |
VARCHAR2(7) |
可能な値は、NONE(バックアップ・セットにはバックアップ制御ファイルが含まれない場合)、BACKUP(バックアップ・セットに通常のバックアップ制御ファイルが含まれる場合)およびSTANDBY(バックアップ・セットにスタンバイ制御ファイルが含まれる場合)です。 |
INPUT_FILE_SCAN_ONLY |
VARCHAR2(3) |
このバックアップ・セット・レコードは、BACKUP VALIDATEコマンドにより作成されたものです。実際のバックアップ・セットは存在しません。このレコードは、スキャンされるデータファイルと各ファイルで見つかった破損ブロック(存在する場合)を追跡するためのプレースホルダにすぎません。
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KEEP |
VARCHAR2(3) |
このバックアップ・セットの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 |
KEEP_UNTIL |
DATE |
BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にバックアップが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP_OPTIONSがNULLでない場合、バックアップが不要とされることはありません。 |
KEEP_OPTIONS |
VARCHAR2(11) |
このバックアップ・セットに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGS、BACKUP_LOGS、LOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワード(現在は非推奨)で作成された長期バックアップを示します。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 |
BLOCK_SIZE |
NUMBER |
バックアップ・セットのブロック・サイズ。 |
SITE_KEY |
NUMBER |
このバックアップ・セットと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 |
MULTI_SECTION |
VARCHAR2(3) |
マルチセクション・バックアップの場合はY、それ以外の場合はNULL。 |