RC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILS
は、RMANバックアップ・ジョブに関する詳細情報を表示します。RMANジョブは、RMANセッション内で実行される一連のコマンドです。RMANバックアップ・ジョブは、RMANジョブ内で実行される一連のBACKUP
コマンドです。たとえば、同じRMANジョブで実行されるBACKUP DATABASE
およびBACKUP ARCHIVELOG ALL
コマンドで、1つのRMANバックアップ・ジョブが構成されます。
このビューでは、同じセッションで複数のBACKUP
コマンドが実行される場合でも、RMANセッションごとに1行が含まれます。SESSION_KEY
列は、バックアップ・ジョブが実行されたRMANセッションに対する一意のキーです。RMANセッション中に実行された操作の詳細は、RC_RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILS
ビューを参照してください。
このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
DB_KEY |
NUMBER |
このデータベースに対する主キー。 |
DB_NAME |
VARCHAR2(8) |
このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME 。 |
SESSION_KEY |
NUMBER |
RMANセッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUT およびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILS との結合に使用します。 |
SESSION_RECID |
NUMBER |
SESSION_KEY およびSESSION_STAMP とともに使用して、ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUT から一意に識別します。 |
SESSION_STAMP |
NUMBER |
SESSION_RECID およびSESSION_KEY とともに使用して、ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUT から一意に識別します。 |
COMMAND_ID |
VARCHAR2(33) |
SET COMMAND ID を使用して設定されたユーザー指定の値、またはRMANで生成された一意のコマンドIDのいずれか。 |
START_TIME |
DATE |
RMANジョブ内の最初のバックアップ・コマンドの開始時刻。 |
END_TIME |
DATE |
RMANジョブ内の最後のバックアップ・コマンドの終了時刻。 |
INPUT_BYTES |
NUMBER |
このRMANジョブ中にバックアップされたすべての入力ファイルの合計サイズ。 |
OUTPUT_BYTES |
NUMBER |
このRMANジョブで生成されたすべての出力バックアップ・ピースの合計サイズ。 |
STATUS_WEIGHT |
NUMBER |
Enterprise Manager内部で使用。 |
OPTIMIZED_WEIGHT |
NUMBER |
Enterprise Manager内部で使用。 |
INPUT_TYPE_WEIGHT |
NUMBER |
Enterprise Manager内部で使用。 |
OUTPUT_DEVICE_TYPE |
VARCHAR2(17) |
DISK 、SBT_TAPE または* 。アスタリスクは、その出力が複数のデバイス・タイプに書き込まれたバックアップ・ジョブであることを示します。 |
AUTOBACKUP_COUNT |
NUMBER |
このRMANジョブによって実行された自動バックアップの数。 |
BACKED_BY_OSB |
VARCHAR2(3) |
バックアップ・ピースがOracle Secure Backupにバックアップされている(YES )か、バックアップされていない(NO )かを示します。 |
AUTOBACKUP_DONE |
VARCHAR2(3) |
YES またはNO (制御ファイルの自動バックアップがこのバックアップ・ジョブの一部として実行されたかどうかによって異なる)。 |
STATUS |
VARCHAR2(23) |
次のいずれかの値になります。RUNNING、RUNNING WITH WARNINGS 、RUNNING WITH ERRORS 、COMPLETED 、COMPLETED WITH WARNINGS 、COMPLETED WITH ERRORS 、FAILED 。
ジョブが失敗した場合でも、バックアップ・セットが作成されている場合があります。RMANがバックアップ・セットをいくつか作成した後に、ジョブが失敗した可能性もあります。したがって、 |
INPUT_TYPE |
VARCHAR2(13) |
このバックアップの入力タイプを示す値が表示されます。可能な値は、RC_RMAN_BACKUP_TYPE ビューを参照してください。
複数の値に対応するバックアップがジョブに含まれる場合は、ビューには入力タイプごとに異なる |
OPTIMIZED |
VARCHAR2(3) |
バックアップ最適化が適用されたかどうかによってYES またはNO になります。 |
ELAPSED_SECONDS |
NUMBER |
このバックアップ・ジョブの実行で経過した秒数。 |
COMPRESSION_RATIO |
NUMBER |
このバックアップの圧縮率。 |
INPUT_BYTES_PER_SEC |
NUMBER |
入力読取り速度(バイト/秒)。 |
OUTPUT_BYTES_PER_SEC |
NUMBER |
出力書込み速度(バイト/秒)。 |
INPUT_BYTES_DISPLAY |
VARCHAR2(4000) |
INPUT_BYTES と値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 |
OUTPUT_BYTES_DISPLAY |
VARCHAR2(4000) |
OUTPUT_BYTES と値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 |
INPUT_BYTES_PER_SEC_DISPLAY |
VARCHAR2(4000) |
INPUT_BYTES_PER_SEC と値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 |
OUTPUT_BYTES_PER_SEC_DISPLAY |
VARCHAR2(4000) |
OUTPUT_BYTES_PER_SEC と値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 |
TIME_TAKEN_DISPLAY |
VARCHAR2(4000) |
RMANジョブの合計時間。ユーザーが表示可能な書式(hh:mm:ssなど)に変換されます。 |