このビューは、リカバリ・カタログに登録されているすべての一時ファイルに関する情報をリストします。これは、V$TEMPFILEビューに対応しています。一時ファイルは、その表領域が削除された場合、削除されたものとして表示されます。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
DB_KEY |
NUMBER |
ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、他のほとんどのカタログ・ビューと結合します。 |
DBINC_KEY |
NUMBER |
ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONと結合します。 |
DB_NAME |
VARCHAR2(8) |
このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 |
TS# |
NUMBER |
ターゲット・データベースでの表領域ID。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションに複数のTS#が存在します。 |
TABLESPACE_NAME |
VARCHAR2(30) |
表領域名。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションにその名前が複数存在している可能性があります。 |
FILE# |
NUMBER |
一時ファイルの絶対ファイル番号。一時ファイルを削除し、再作成した場合は、同じインカネーションに同一の一時ファイル番号が存在する場合があります。 |
CREATION_CHANGE# |
NUMBER |
一時ファイルを作成したときのSCN。 |
CREATION_TIME |
DATE |
一時ファイルを作成したときの時刻。 |
DROP_CHANGE# |
NUMBER |
一時ファイルを削除したときに記録されたSCN。同じFILE#を持つ新規の一時ファイルが発見された場合、DROP_CHANGE#はその一時ファイルのCREATION_CHANGE#に設定され、これ以外の場合は、RC_CHECKPOINT.CKP_SCN値に設定されます。 |
DROP_TIME |
DATE |
一時ファイルを削除したときの時刻。同じFILE#を持つ新規の一時ファイルが発見された場合、DROP_TIMEはその一時ファイルのCREATION_TIMEに設定され、これ以外の場合は、RC_CHECKPOINT.CKP_TIME値に設定されます。 |
BYTES |
NUMBER |
一時ファイル・サイズ(バイト)。 |
BLOCKS |
NUMBER |
ファイルのサイズ(ブロック数)。 |
BLOCK_SIZE |
NUMBER |
一時ファイルのブロック・サイズ(バイト)。 |
NAME |
VARCHAR2(1024) |
一時ファイルの名前。 |
RFILE# |
NUMBER |
表領域内でのこの一時ファイルの相対ファイル番号。 |
AUTOEXTEND |
VARCHAR2(3) |
一時ファイルを自動拡張できる場合は、ON。それ以外の場合はOFFです。 |
MAXSIZE |
NUMBER |
ファイルを拡張可能な最大ファイル・サイズ(ブロック数)。AUTOEXTENDがONの場合にのみ有効です。AUTOEXTENDがOFFの場合は常に0です。 |
NEXTSIZE |
NUMBER |
拡張可能なファイルの増分サイズの量(ブロック数)。AUTOEXTENDがONの場合にのみ有効です。AUTOEXTENDがOFFの場合は常に0です。 |
BIGFILE |
VARCHAR2(3) |
表領域がBIGFILE表領域である場合はYES、そうでない場合はNO。 |
SITE_KEY |
NUMBER |
このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 |
TABLESPACE_CREATION_CHANGE# |
NUMBER |
この表領域が作成されたときのSCN。 |
TABLESPACE_CREATION_TIME |
DATE |
この表領域が作成されたときのタイムスタンプ。 |
TABLESPACE_DROP_CHANGE# |
NUMBER |
この表領域が削除されたときのSCN。 |
TABLESPACE_DROP_TIME |
DATE |
この表領域が削除されたときのタイムスタンプ。 |
DB_UNIQUE_NAME |
VARCHAR2(512) |
このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_UNIQUE_NAME。Data Guard環境のすべてのデータベースで同一のDBIDが共有されていますが、DB_UNIQUE_NAMEの値は異なります。特定のファイルに対するデータベース名が不明の場合、この列の値はNULLです。たとえば、Oracle Database 11gより前のバージョンのRMANで管理されているデータベースの行はNULLです。 |