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Oracle® Communications Data Modelリファレンス
リリース11.3.1
B70210-01
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A 制御表

ocdm_sysスキーマに定義され、DWC_接頭辞を使用しているが、Oracle Communications Data Modelに付属しない表があります。DWC_制御表は、モデルを処理するときに使用します。たとえば、データをロードするとき、またはエラーを監視する場合です。

この付録は次の項で構成されています:

Intra-ETLロード・パラメータの制御表

Intra-ETLを手動で実行するには、ocdm_execute_wf.shプログラムを使用します。Intra-ETLで増分ロードを実行する前に、DWC_ETL_PARAMETER表のOracle Communications Data ModelリレーショナルETLパラメータを更新しておき、その情報をリレーショナル・データのロードの際に使用できるようにします。このプログラムでは、複数の環境パラメータの値の入力を求められます。また、DWC_ETL_PARAMETER表(表A-1)およびDWC_OLAP_ETL_PARAMETER表(表A-2)でETLパラメータを読み取ります。

PKG_DWD_*_MAPは、Oracle Communications Data Model実表のデータをOracle Communications Data Model導出表にロードします。これらのパッケージは、DWC_ETL_PARAMETER表からリレーショナルETLパラメータを読み取ります。

ocdm_sysスキーマのDWC_ETL_PARAMETER制御表のパラメータを更新し、その情報を導出表および集計表およびビューにロードする際に使用できるようにします。

表A-1に、DWC_ETL_PARAMETER表の有効な値を示します。

表A-1 DWC_ETL_PARAMETER表

説明

Process_name

OCDM-INTRA-ETL

from_date_etl

ETL期間の開始日。

to_date_etl

ETL期間の終了日。

load_dt

このレコードの移入の日付。

last_updt_dt

このレコードの最終更新日。

last_updt_by

このレコードの最終更新者。


Intra-ETL OLAPマッピングの制御表

OLAPキューブのデータをロードするOLAP MAPマッピングは、PKG_OCDM_OLAP_ETL_AW_LOADパッケージからアナリティック・ワークスペースのビルド・ファンクションを起動します。このパッケージは、Oracle Communications Data Model集計マテリアライズド・ビューからOracle Communications Data Modelアナリティック・ワークスペースにデータをロードし、予測データを計算します。PKG_OCDM_OLAP_ETL_AW_LOADは、DWC_OLAP_ETL_PARAMETER表からOLAP ETLパラメータを読み取ります。

ocdm_sysスキーマのDWC_OLAP_ETL_PARAMETER制御表のOracle Communications Data Model OLAP ETLパラメータを更新し、OLAPキューブのデータをロードする際にその情報を使用します。

表A-2に、DWC_OLAP_ETL_PARAMETER表の有効な値を示します。OLAPキューブ・データの初期ロードの実行または初期ロード後のOLAPキューブのリフレッシュを実行する際に指定する値の詳細は、『Oracle Communications Data Model実装およびオペレーション・ガイド』を参照してください。

表A-2 DWC_OLAP_ETL_PARAMETER表のETLパラメータ

列名 説明

PROCESS_NAME

OCDM_OLAP_ETL

BUILD_METHOD

キューブのビルド/リフレッシュ方法を次のいずれかの値で指定します。

  • C: 完全リフレッシュにより、ロードの前にすべてのディメンション値をクリア。

  • ?: この値は、可能な場合に高速リフレッシュを指定し、それ以外の場合は完全リフレッシュを指定します。(デフォルト)

  • P: ディテール表のパーティション変更による影響を受けるキューブ・マテリアライズド・ビュー内の行を再計算。

  • S: 圧縮キューブの高速解決。高速解決により、すべての詳細データが再ロードされ、変更された値のみが再集計されます。

CUBENAME

作成するキューブを指定します。

ALL: Oracle Communications Data Modelアナリティック・ワークスペースにすべてのキューブを作成します。

cubename[[|cubename]...]: 作成する1つ以上のキューブをcubenameで指定します。

MAXJOBQUEUES

このジョブに割り当てるパラレル・プロセス数を指定する10進値。(デフォルト値は4。)

作成で実際に割り当てられる並列処理の数は、次の要素の最小値で制御されます。

  • ビルドのキューブ数および各キューブのパーティション数。

  • MAXJOBQUEUES引数の設定。

  • JOB_QUEUE_PROCESSESデータベース初期化パラメータの設定。

CALC_FCST

予測キューブを計算するか否か。

  • Y: 予測キューブを計算する。

  • N: 予測キューブを計算しない。

NO_FCST_YRS

計算する予測データの年数を指定する10進値。(このパラメータはCALC_FCSTを'Y'に設定した場合にのみ有効)

FCST_MTHD

AUTO: 可能なすべての予測方法およびそのオプションをテストし、データに最適な方法を選択して使用するGeneva Forecastingエキスパート・システムを起動。

FCST_ST_YR

履歴期間のビジネス開始年の値をyyyyで指定します。予測プログラムは、この期間の履歴データに基づいて予測データを計算します。

FCST_END_YR

履歴期間のビジネス終了年の値をyyyyで指定します。予測プログラムは、この期間の履歴データに基づいて予測データを計算します。

OTHER1

将来使用するために予約されています。(デフォルト値はNULL。)

OTHER2

将来使用するために予約されています。(デフォルト値はNULL。)


Intra-ETL監視プロセスの制御表

ocdm_sysスキーマのDWC_INTRA_ETL_PROCESSおよびDWC_INTRA_ETL_ACTIVITYの2つの制御表は、Intra-ETLプロセスの実行を監視します。

表A-3に、DWC_INTRA_ETL_PROCESSの列名情報を示します。表A-4に、DWC_INTRA_ETL_ACTIVITYの列名情報を示します。

表A-3 DWC_INTRA_ETL_PROCESSの列

列名 データ型 NOT NULL 備考

PROCESS_KEY

NUMBER(30)

はい

主キー: システム生成の一意の識別子

PROCESS_START_TIME

DATE

はい

ETLプロセスの開始日時

PROCESS_END_TIME

DATE

ETLプロセスの終了日時


PROCESS_STATUS

VARCHAR2(30)

はい

プロセスの現行ステータス

FROM_DATE_ETL

DATE

開始日(ETL):

ETL日付範囲の開始日


TO_DATE_ETL

DATE

終了日(ETL):

ETL日付範囲の終了日


LOAD_DT

DATE

レコード・ロード日:

監査フィールド


LAST_UPDT_DT

NUMBER(30)

最終更新日

時: 監査フィールド


LAST_ UPDT_BY

VARCHAR(30)

最終更新者:

監査フィールド



表A-4 DWC_INTRA_ETL_ACTIVITYの列

列名 データ型 NOT NULL 備考

ACTIVITY_KEY

NUMBER(30)

はい

主キー: システム生成の一意の識別子

PROCESS_KEY

NUMBER(30)

はい

プロセス・キー。DWC_INTRA_ETL_に対するFK

PROCESS表に対するFK

ACTIVITY_NAME

VARCHAR2(50)

はい

アクティビティ名またはIntra ETLプログラム

ACTIVITY_DESC

VARCHAR2(500)

アクティビティの説明


ACTIVITY_START_TIME

DATE

はい

Intra ETLプログラムの開始日時

ACTIVITY_END_TIME

DATE

Intra ETLプログラムの終了日時


ACTIVITY_STATUS

VARCHAR2(30)

はい

プロセスの現行ステータス

ERROR_DTL

VARCHAR2(2000)

エラーの詳細(存在する場合)


LOAD_DT

DATE

レコード・ロード日:

監査フィールド


LAST_UPDT_DT

NUMBER(30)

最終更新日

時: 監査フィールド


LAST_ PDT_BY

VARCHAR(30)

最終更新者:

監査フィールド