この付録では、Oracle Communications Data Modelのアップグレード方法について説明します。内容は次のとおりです。
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注意: 詳細なアップグレード手順および説明は、各Oracle Communications Data Modelアップグレード・パッケージで示されています。この付録では、Oracle Communications Data Modelのアップグレード方法の一般的な情報について説明します。 |
Oracleには、製品ロードマップおよびライフサイクル管理があります。また、Oracle Communications Data Model製品およびエンジニアリング・チームは、特定の業界の傾向、進歩およびベスト・プラクティスを監視して、Oracle Communications Data Modelにこれらの機能を導入します。
次のリリースのOracle Communications Data Modelでは、アップグレードする必要があるOracle Communications Data Modelのコンポーネントを識別し、アップグレードが既存のデータ・ウェアハウス・アーキテクチャおよびアプリケーションに与える影響を分析します。Oracle Communications Data Modelのアップグレードは、Oracle Communications Data Model自体に焦点を当てています。ハードウェア・プラットフォームまたは関連ソフトウェアのアップグレードは考慮しません。
Oracle Communications Data Modelアップグレード・パッケージを取得した後、アップグレードの次の手順に従います。
アップグレードの目的およびプロセスを理解し、既存のデータ・ウェアハウス・システムの影響を分析して、受け入れるかどうかを決定します。受け入れた場合は、次の手順に進みます。
ソフトウェア・バージョン要件など、関連する環境要件を確認します。
現在のスキーマをバックアップします。
Oracle Communications Data Modelを以前にカスタマイズした場合、アーカイブした元のOracle Communications Data Modelスキーマを準備して、それ以外の場合はこの手順をスキップします。
特定のアップグレード・パス・ガイドの「Oracle Communications Data Modelのアップグレード・パス」に従います。
Oracleアップグレード・スクリプトの後の追加アップグレード・タスクをリストします。
パッチ・スクリプトとして、Oracleアップグレード・スクリプトの後の追加の変更を行います。
Oracle Communications Data Modelをアップグレードする2つの異なるパスがあります。Oracle Communications Data Modelをカスタマイズしたかによって異なります。
アップグレード・パスA: 以前のデフォルトのOracle Communications Data Modelに基づく
次の手順に従って、以前のデフォルトのOracle Communications Data Modelに基づいてOracle Communications Data Modelをアップグレードします。
アップグレード・スクリプトの要件を満たしていることを確認します。
アップグレード・スクリプトを実行します。
必要に応じて、データを移行します。
必要に応じて追加する変更は次のとおりです。
導出された集計レイヤー
Source-ETLおよびIntra-ETLマッピング
ワークフロー
ビジネス・インテリジェンス・アプリケーション
メタデータ・リポジトリ
アップグレード・パスB: カスタマイズしたOracle Communications Data Modelに基づく
次の手順に従って、カスタマイズしたOracle Communications Data Modelに基づいてOracle Communications Data Modelをアップグレードします。
アップグレード・スクリプトの要件を満たしていることを確認します。
アップグレード前に元のOracle Communications Data Modelをリストアします。
元のOracle Communications Data Modelに基づいて、Oracleアップグレード・スクリプトを実行します。
必要に応じて、カスタマイズ・パッチおよびアップグレードを確認します。
(新しい)カスタマイズ・パッチを実行します。
データを移行します。
必要に応じて追加する変更は次のとおりです。
導出された集計レイヤー
Source-ETLおよびIntra-ETLマッピング
ワークフロー
ビジネス・インテリジェンス・アプリケーション
メタデータ・リポジトリ
Oracle Communications Data Modelをアップグレードした後、回帰テストを実行します。実行する主要なタスクは、次のとおりです。
テスト計画を作成します。
テスト・ケースを実行します。
エラー処理をテストします。
最終的なレポートを作成します。