D Oracle Communications Billing and Revenue Managementアダプタの使用

この付録では、Oracle Communications Data ModelのOracle Communications Billing and Revenue Managementアダプタ(BRMアダプタ)を使用して、Oracle Communications Data Modelウェアハウスを移入する情報について説明します。

この付録のトピックは次のとおりです。

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタの概要

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのコンポーネント

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタの実行フロー

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用したウェアハウスの移入

• Oracle GoldenGateプロセスの確認

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのインストールおよび構成の詳細は、『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』を参照してください。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタに関連付けられたオブジェクトおよびETLの詳細は、『Oracle Communications Data Modelリファレンス』を参照してください。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタの概要

Oracle Communications Data ModelのOracle Communications Billing and Revenue Managementアダプタ(BRMアダプタ)は、Oracle Communications Data Modelのオプションです。

BRMアダプタは、Oracle Communications Billing and Revenue Managementソース・システムからOracle Communications Data Modelにデータをロードします。データは、初期ロードと増分ロードの2つの方法でロードできます。Oracle Communications Billing and Revenue Managementのデータが、Oracle Communications Data Modelの導出表と集計表、レポートおよびマイニング・モデルに移入されます。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのコンポーネント

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタは、次のコンポーネントを使用します。

• BRMソース・スキーマ表

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのデータベース・スキーマ

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで追加したスキーマ定義

• Oracle Data Integrator

• Oracle GoldenGate Replication: ステージング・データベースへのリアルタイム・データ入力に使用

• Oracle Communications Data Model

BRMソース・スキーマ表

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタは、表D-1にリストされている表からOracle Communications Data Modelにデータをロードします。

表D-1 BRMアダプタのソース表

BRMアダプタのソース表
ACCOUNT_NAMEINFO_T
ACCOUNT_T
BAL_GRP_T
BILL_T
BILLINFO_T
CONFIG_BEID_BALANCES_T
CONFIG_BUSINESS_TYPE_T
CONFIG_CUR_CONV_RATES_T
CONFIG_T
DD_OBJECTS_T
DEAL_PRODUCTS_T
DEAL_T
DISCOUNT_T
EVENT_ACTIVITY_TLCS_T
EVENT_ACTV_TLCS_SVC_CODES_T
EVENT_BAL_IMPACTS_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_CASH_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_CC_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_CHECK_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_DD_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_FAILED_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_PAYORD_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_POST_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_T
EVENT_BILLING_PAYMENT_WTRAN_T
EVENT_BROADBAND_USAGE_T
EVENT_DLAY_ACTV_TLCS_SVC_CDS_T
EVENT_DLAY_ACTV_TLCS_T
EVENT_DLAY_SESS_TLCS_SVC_CDS_T
EVENT_DLAY_SESS_TLCS_T
EVENT_DLYD_SESSION_TLCO_GPRS_T
EVENT_DLYD_SESSION_TLCO_GSM_T
EVENT_RUM_MAP_T
EVENT_SESS_TLCS_SVC_CODES_T
EVENT_SESSION_DIALUP_T
EVENT_SESSION_TELCO_GPRS_T
EVENT_SESSION_TLCO_GSM_T
EVENT_SESSION_TLCS_T
EVENT_T
EVENT_TAX_JURISDICTIONS_T
IFW_CURRENCY
IFW_TIMEZONE
IFW_USAGETYPE
INVOICE_T
ITEM_T
NOTE_T
PAYINFO_CC_T
PAYINFO_DD_T
PAYINFO_INV_T
PAYINFO_T
PLAN_SERVICES_T
PLAN_T
PRODUCT_T
PURCHASED_DISCOUNT_T
PURCHASED_PRODUCT_T
RATE_PLAN_T
SERVICE_EMAIL_T
SERVICE_T
SERVICE_TELCO_FEATURES_T
SERVICE_TELCO_GPRS_T
SERVICE_TELCO_GSM_T

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのデータベース・スキーマ

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタは、次のデータベース・スキーマを使用します。

• ソース・スキーマ ソース・システムはOracle Communications Billing and Revenue Managementで、データベース・スキーマはBRM_SRC (PIN)です。

  特定のソース・オブジェクトは、「BRMソース・スキーマ表」で説明します。

• ステージング・レイヤー・スキーマOracle Communications Data ModelのBRMアダプタは、BRMシステムからOracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤー・オブジェクトにデータをロードする場合にステージング領域を使用します。ステージング・レイヤーは、変更済データおよび履歴データ格納のために使用され、Oracle Communications Data Model表をロードする場合にソース・スキーマとして使用されます。

  Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタは、brm_stgというデータベース・スキーマとしてステージングを定義します。

  brm_stgスキーマは、「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのステージング・スキーマ・オブジェクト」で説明します。

• ターゲット・スキーマOracle Communications Data ModelのBRMアダプタのターゲットは、Oracle Communications Data Modelウェアハウスです。特定のターゲット・オブジェクトは、Oracle Communications Data Modelの基盤レイヤー・オブジェクトです。これらのオブジェクトは、Oracle Communications Data Modelで提供されるocdm_sysスキーマで定義され、『Oracle Communications Data Modelリファレンス』に示されています。

  Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのインストールは、ocdm_sysスキーマの追加プロシージャを定義します。これらのプロシージャは、「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのOCDM_SYSオブジェクト」に記載されています。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで追加したスキーマ定義

『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』の説明に従ってOracle Communications Data ModelのBRMアダプタをインストールおよび構成すると、次の定義が追加されます。

• アダプタで使用するステージング領域を定義するbrm_stgというデータベース・スキーマ。このデータベースの定義の詳細は、「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのステージング・スキーマ・オブジェクト」を参照してください。

• Oracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーを移入するために使用するプロシージャ定義。これらの定義は、Oracle Communications Data Modelで提供されるocdm_sysスキーマに追加されます。これらのプロシージャの詳細は、「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのOCDM_SYSオブジェクト」を参照してください。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのステージング・スキーマ・オブジェクト

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのインストール後、ステージング・スキーマ(brm_stg)が作成されます。ステージング・スキーマには、次の表、ビュー、ファンクションおよびプロシージャが含まれます。

これらのオブジェクトが各BRMステージング・スキーマ(brm_stg)内に存在することを確認してください。

ステージング・スキーマ表

ロードされる各Oracle Communications Billing and Revenue Managementソース表に応じて、次の各表がステージング・スキーマで作成または更新されます。

• 通常のステージング表(XXX) (表名はソース表の名前と同じです)

• 前日表(XXX_LD)

• デルタ表(XXX_D)

• デルタ履歴表(XXX_D_H)

• Golden Gateオプション入力パラメータ表(BRM_MAPPING_TAB)

• ロード・パラメータ表BRM_ETL_PARAMETER (主に開始日、終了日およびロード日を保持)

ステージング・スキーマ・ビュー

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで使用されるOracle Communications Billing and Revenue Managementソース・システム・ビューごとに、ステージング・スキーマ(brm_stg)に次の名前で2つのビューが作成されます(XXX_ vw)。

• EVENT_BILLING_PAYMENT_T_MAP_VW

• SERVICE_T_MAP_VW

ステージング・スキーマ・ファンクション

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで使用されるOracle Communications Billing and Revenue Managementソース・システム・ファンクションごとに、ステージング・スキーマ(brm_stg)にUTC_TO_ORACLEというファンクションが作成されます。

ステージング・スキーマ・プロシージャ

日々のソース・データ変更およびデータ変更履歴を維持するため、Golden Gateオプションありの場合とGolden Gateオプションなしの場合の両方でステージング・スキーマ(brm_stg)に次の3つのプロシージャが作成されます。

• PRE_STAGING_LOAD (Oracle Golden Gateオプションあり)

• PRE_OCDM_LOAD (Oracle Golden Gateオプションなし)

• POST_STAGING_LOAD (Oracle Golden Gateオプションあり)

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのOCDM_SYSオブジェクト

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタをインストールおよび構成すると、Oracle Communications Data Modelに付属のocdm_sysスキーマに次のプロシージャ定義が追加され、ocdm_sysスキーマにプロシージャが作成されて統合BRMデータが移入されます。

これらのオブジェクトがOracle Communications Data Modelスキーマ(ocdm_sys)内に存在することを確認してください。

プロシージャ

• DISB_CONS

• ENAB_CONS

• INSERT_REF

• SCD2_UPDATE

Oracle Data Integrator

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタは、Oracle Communications Data Modelの基盤レイヤー・オブジェクト(つまり、実表、参照表および検索表)の初期ロードを実行するETLとして、Oracle Data Integrator (ODI)で作成されたETLを使用します。また、ODI ETLを使用して、ステージング・データベースのスケジュール・リフレッシュも実行できます。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのODIの使用の詳細は、次のトピックを参照してください。

• BRMアダプタを使用した実行フロー: ODIプル・バージョン(Oracle GoldenGateなし)

• BRMアダプタを使用した実行フロー: Oracle GoldenGateおよびODIを使用

Oracle GoldenGate Replication

ODIを使用したOracle Communications Data Modelの基盤レイヤー・オブジェクトの初期ロードを実行した後、Oracle GoldenGateを使用してステージング・データベースに対するBRMソース・データのリアルタイム・フィードを実行できます。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのOracle GoldenGateの使用の詳細は、次のトピックを参照してください。

• 「リアルタイム・データによる基盤レイヤーのリフレッシュ」

• 「BRMアダプタを使用した実行フロー: ODIプル・バージョン(Oracle GoldenGateなし)」

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタの実行フロー

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタは、Oracle GoldenGateとともにアダプタを使用しているかどうかによって異なる実行フローを使用します。

• BRMアダプタを使用した実行フロー: ODIプル・バージョン(Oracle GoldenGateなし)

• BRMアダプタを使用した実行フロー: Oracle GoldenGateおよびODIを使用

BRMアダプタを使用した実行フロー: ODIプル・バージョン(Oracle GoldenGateなし)

Oracle Data Integrator (ODI)のみでOracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用できます。Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用するこの方法は、ODIプル・バージョンです。

図D-1に、ODIのみでアダプタを使用する場合(ODIプル・バージョン)のOracle Communications Data ModelのBRMアダプタの実行フローを示します。

図D-1 Oracle GoldenGateなしでアダプタを使用する場合の実行フロー

「図D-1 Oracle GoldenGateなしでアダプタを使用する場合の実行フロー」の説明

ODIプル・バージョンには、定期的にデータをロードするオプションがあります。ODIプルのアプローチを使用する場合、実行フローは次のようになります(図D-1を参照)。

1. (手順1および3) BRMアダプタは、ODIを使用して、ソース・データベースからステージ・データベースにデータをロードします。

2. (手順2および5)事前および事後プロシージャを使用して、BRMアダプタは、最終日表(xxx_ld)、デルタ表(_delta)、履歴表など、データを複数のステージ・データベース表にロードします。

3. (図の手順4) BRMアダプタは、通常の表'MINUS'最終日表を使用して、ステージング領域のデルタ表をロードします。

4. (図の手順6) BRMアダプタは、デルタ表からOracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーにデータをロードします。

BRMアダプタを使用した実行フロー: Oracle GoldenGateおよびODIを使用

Oracle GoldenGateとともにOracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用してOracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーをリフレッシュする場合、この方法によって基盤レイヤー・データをBRMソース・データと同期できます。

図D-2に、Oracle GoldenGateでBRMアダプタを使用する場合のOracle Communications Data ModelのBRMアダプタの実行フローを示します。

図D-2 Oracle GoldenGateでBRMアダプタを使用する場合の実行フロー

「図D-2 Oracle GoldenGateでBRMアダプタを使用する場合の実行フロー」の説明

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタとともにOracle GoldenGateを使用する場合、実行フローは次のとおりです(図D-2を参照)。

1. Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタのすべてのOracle GoldenGateプロセスが実行中であると想定すると、新しいデータがソース・データベースに挿入されるたびに、Oracle GoldenGateは新しい受信データを抽出し、それを使用してステージング表に移入します。

2. 図D-2の手順2および3 (ステージング領域): 実行プロセスのこの部分では、現行データや履歴データを含むすべての変更済データを保持できます。プロシージャSTG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENERIO_PKGがこのプロセスを処理します(これは、Oracle GoldenGate抽出プロセスによって通常の表が更新された後に実行されます)。

   
   

   注意: デルタ履歴表のデータのみ永久に残存し、常にソース・データと同期します。デルタ・ステージング表のデータがOracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーにロードされると、デルタ表が切り捨てられます。

   
   

3. 最終手順である図D-2の手順4では、デルタ表からOracle Communications Data Modelの基盤レイヤーにデータをロードします(これを実行するには、STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_PKGに依存するODIパッケージSTG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGを使用します)。

初期インストール後、増分ロードにOracle GoldenGateを使用する場合、最初に「BRMアダプタを使用した実行フロー: ODIプル・バージョン(Oracle GoldenGateなし)」に説明されているODIプルの手順を使用して、ソース・システムからステージング・システムに、およびステージング・システムからOracle Communications Data Modelにデータをロードする必要があります。初期ロード後、「リアルタイム・データによる基盤レイヤーのリフレッシュ」の説明に従って、増分ロードを設定してOracle Communications Data ModelデータとOracle Communications Billing and Revenue Managementソース・システムの同期を維持できます。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用したウェアハウスの移入

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用して、Oracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤー(つまり、ocdm_sysスキーマで定義された実表、参照表および検索表)を移入またはリフレッシュできます。詳細は、次を参照してください:

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用した初期ロード

• Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用したデータのリフレッシュ(チェンジ・データ・キャプチャ: CDC)

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用して基盤レイヤーを移入した後、基盤レイヤーを移入するためにOracle Communications Data Modelのアプリケーション・アダプタを使用していない場合、同じようにOracle Communications Data Modelのアクセス・レイヤー(つまり、ocdm_sysスキーマで定義された導出表、集計表、OLAPキューブおよびデータ・マイニング・モデル)を移入またはリフレッシュします。詳細は、「アクセス・レイヤーの初期ロードの実行」および「Oracle Communications Data Modelウェアハウスのアクセス・レイヤーのリフレッシュ」を参照してください。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用した初期ロード

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタとOracle Data Integrator (ODI)を使用してOracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーの初期ロードを実行するには、次の手順に従います。

1. インストールおよび構成で「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで追加したスキーマ定義」に示されているスキーマ・オブジェクトが作成されたことを確認します。

   
   

   参照: ODIで使用するOracle Communications Data ModelのBRMアダプタのインストールおよび構成の手順は、『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』を参照してください。

   
   

2. BRM_ETL_PARAMETERを設定します。

   1. ステージング・スキーマ(brm_stgなど)に接続します。

   2. 表BRM_ETL_PARAMETERからデータを削除し、次の値を設定します。

      FROM_DATE_ETL=01/01/1900;
      TO_DATE_ETL=current time of BRM system;
      LOAD_DT=sysdate
      

      次に例を示します。

      delete from brm_etl_parameter;
      commit;
      Insert into BRM_ETL_PARAMETER
      (PROCESS_NAME, FROM_DATE_ETL, TO_DATE_ETL, LOAD_DT)
      Values ('BRM-ADAPTER', TO_DATE('01/01/1900 00:00:00', 'MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'), TO_DATE('05/22/2012 10:28:55', 'MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'), sysdate);
      commit;
      

      注意: 現在のOracle Communications Billing and Revenue Managementの時刻は、pvt (pin_virtual_time)で取得できます。

3. ODI Studio Designerから、BRM_OCDMプロジェクトに移動して、次の手順に従います。

   1. 「SRC_STG_NONOGG」、「パッケージ」の順に選択して、次のパッケージを選択および実行します。

      • SRC_STG_LOAD_NON_OGG_PKG

   2. 「STG_OCDM」、「パッケージ」の順に選択して、次のパッケージを選択および実行します。

      • STG_OCDM_INITIAL_LOAD_PKG

参照: 初期ロードの実行フローの詳細は、「BRMアダプタを使用した実行フロー: ODIプル・バージョン(Oracle GoldenGateなし)」を参照してください。

Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用したデータのリフレッシュ(チェンジ・データ・キャプチャ: CDC)

Oracle Communications Data Modelウェアハウスの初期データ・ロードを実行した後に、データをリフレッシュする必要がある場合、ODIを使用してOracle Communications Data Modelウェアハウスのステージング領域および基盤レイヤーのすべてのデータをリフレッシュします。

スケジュール単位の基盤レイヤーのリフレッシュ

Oracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーを移入するためにOracle GoldenGateとともにOracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用していない場合、Oracle Data Integrator (ODI)を使用してスケジュール単位で基盤レイヤーをリフレッシュします。

ODIのみを使用して基盤レイヤーのデータをリフレッシュするには、次の手順に従います。

1. インストールおよび構成で「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで追加したスキーマ定義」に示されているスキーマ・オブジェクトが作成されたことを確認します。

   
   

   参照: ODIで使用するOracle Communications Data ModelのBRMアダプタのインストールおよび構成の手順は、『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』を参照してください。

   
   

2. BRM_ETL_PARAMETER表のパラメータ値をリセットします。

   1. ステージング・スキーマ(brm_stgなど)に接続します。

   2. 表BRM_ETL_PARAMETERからデータを削除し、次の値を設定します。

      FROM_DATE_ETL=TO_DATE_ETL(last time loading)+ 1 second;
      TO_DATE_ETL=current time of BRM system;
      LOAD_DT = time when loading
      

      次に例を示します。

      delete from brm_etl_parameter;
      commit;
      Insert into BRM_ETL_PARAMETER
      (PROCESS_NAME, FROM_DATE_ETL, TO_DATE_ETL, LOAD_DT)
      Values ('BRM-ADAPTER', TO_DATE('05/22/2012 10:28:56', 'MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'), TO_DATE('05/24/2012 10:28:55', 'MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'), sysdate);
      commit;
      

      注意: 現在のOracle Communications Billing and Revenue Managementの時刻は、pvt (pin_virtual_time)で取得できます。

3. ODI Studio Designerから、BRM_OCDMプロジェクトに移動して、次の手順に従います。

   1. 「SRC_STG_NONOGG」、「パッケージ」の順に選択して、次のパッケージを選択および実行します。

      • SRC_STG_LOAD_NON_OGG_PKG

   2. 「STG_OCDM」、「パッケージ」の順に選択して、次のパッケージを選択および実行します。

      • STG_OCDM_INITIAL_LOAD_PKG

リアルタイム・データによる基盤レイヤーのリフレッシュ

「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用した初期ロード」の説明に従ってOracle Communications Data Modelウェアハウスの初期ロードを実行した後、リアルタイムでOracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーのデータをリフレッシュできます。

この方法でOracle Communications Data Modelウェアハウスの基盤レイヤーのデータを確認するには、次の手順に従います。

1. 『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』の説明に従って、Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタをインストールして、Oracle GoldenGateおよびOracle Data Integrator (ODI)で使用するために構成します。

   インストールおよび構成で「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで追加したスキーマ定義」に示されているスキーマ・オブジェクトが作成されたことを確認します。

2. 図D-2に示すように、Oracle GoldenGateは手順1を処理します。実行する必要があるのは、ソース・システムとステージング・システムのOracle GoldenGateプロセスが実行モードであるかどうかを確認することのみです(すべてのGoldenGateプロセスは、チェックポイント情報を保持しており、プロセスが異なる位置から再起動するように変更されていないかぎり、データ損失なしでクラッシュ・ポイントから再起動します)。

   GGSCIプロンプトから、info allコマンドを発行して、Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタで必要なOracle GoldenGateプロセスが実行されていることを確認します。

   ソース・システム・プロセス	ステージング・システム・プロセス
   マネージャ・プロセス 抽出プロセス(EXTBRM) 抽出ポンプ・プロセス(EXTPBRM)	マネージャ・プロセス レプリケート・プロセス(REPBRM)

   
   

   次のコードは、これらのコマンドを発行した正常な結果を示しています。

   GGSCI>  (mypc1)  5> info all
   

   Program    Status   Group    Lag        Time Since Chkpt
   
   MANAGER    RUNNING
   EXTRACT    RUNNING  EXTBRM   47:29:00   00:00:20
   EXTRACT    RUNNING  EXTPBRM  00:00:00   47:29:06
   

   GGSCI>  (ocdm01)  2> info all
   

   Program    Status   Group    Lag        Time Since Chkpt
   
   MANAGER    RUNNING
   REPLICAT   RUNNING  REPBRM   00:00:00   00:03:09
   

   
   

   ヒント: 2つのソース・システムがある場合、2つのソース・システムのプロセス・ステータスを確認します。 Oracle GoldenGateプロセスを管理するコマンドは、『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』を参照してください。

   
   

3. 図D-2に示すように手順2、3、4を実行するには、ODIを使用してSTG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGパッケージを実行します。

   ODI Studio Designerから、BRM_OCDMプロジェクトに移動して、次の手順に従います。

   1. 「STG_OCDM」、「パッケージ」の順に選択して、STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGを選択および実行します。

   
   

   参照: 実行フローの詳細は、「BRMアダプタを使用した実行フロー: Oracle GoldenGateおよびODIを使用」を参照してください。

   
   

注意: STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGは、シナリオ・ベースのパッケージで、1つのパッケージとSCD2_UPDATEプロシージャを含みます。このパッケージは、複数のインタフェースとプロシージャPRE_OCDM_LOADで構成されるSTG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_PKGという別のパッケージに基づきます。STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGは、ステージング・システムからOCDM_SYSターゲットへのデータ・ロードの実行を待機します。

ODI BRM_OCDMプロジェクト

この項では、「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用した初期ロード」および「Oracle Communications Data ModelのBRMアダプタを使用したデータのリフレッシュ(チェンジ・データ・キャプチャ: CDC)」で説明されている各実行可能オブジェクトによって実行される内部操作について説明します。

BRM_OCDMプロジェクトのSRC_STG_NONOGGフォルダのオブジェクト

SRC_STG_LOAD_NON_OGG_PKGパッケージ

BRM_OCDMプロジェクトのSRC_STG_NONOGGフォルダのSRC_STG_LOAD_NON_OGG_PKGパッケージは、BRMソース・データベースからBRMステージング・データベースにデータをロードするために使用されます。ステージング・データベースをロードするこのプロセスには、次の手順が含まれていました。

1. PRE_STAGING_LOADプロシージャを実行して前日表(XXX_LD)をロードします。このプロシージャは、次の操作を実行します。

   1. 前日表(XXX_LD)を削除します。

   2. 通常のステージング表の名前(XXX)を前日表の名前(XXX_LD)に変更します。

   3. 前日表(XXX_LD)から通常のステージング表(XXX)の構造を作成します。

   (XXX_LDの削除→XXXからXXX_LDへの名前変更→XXX_LDからのXXXの作成)。

2. Golden Gate以外のインタフェース(XXX_NONGG)を1つずつ作成して通常のステージング表(XXX)をロードします。

   Golden Gate以外のインタフェースは101個あり、そのうち51個のネーミング・ルールはXXX_NONGGで、他の51個のネーミング・ルールはXXX_NONGG_IUです。これらは順番に実行され、ソース表からステージング表がロードされます(src.XXXからstg.XXX)。

   SRC_STG_NONGGインタフェース:

   1.     ACCOUNT_NAMEINFO_T_NONGG_IU
   2.     ACCOUNT_NAMEINFO_T _NONGG
   3.     ACCOUNT_T_NONGG_IU
   4.     ACCOUNT_T_NONGG
   5.     BAL_GRP_T_NONGG_IU
   6.     BAL_GRP_T_NONGG
   7.     BILLINFO_T_NONGG_IU
   8.     BILLINFO_T_NONGG
   9.     BILL_T_NONGG_IU
   10.     BILL_T_NONGG
   11.     CONFIG_T_NONGG_IU
   12.     CONFIG_T_NONGG
   13.     CONFIG_BEID_BALANCES_T_NONGG_IU
   14.     CONFIG_BEID_BALANCES_T_NONGG
   15.     CONFIG_BUSINESS_TYPE_T_NONGG_IU
   16.     CONFIG_BUSINESS_TYPE_T_NONGG
   17.     CONFIG_CUR_CONV_RATES_T_NONGG_IU
   18.     CONFIG_CUR_CONV_RATES_T_NONGG
   19.     DD_OBJECTS_T_NONGG_IU
   20.     DD_OBJECTS_T_NONGG
   21.     DEAL_PRODUCTS_T_NONGG_IU
   22.     DEAL_PRODUCTS_T_NONGG
   23.     DEAL_T_NONGG_IU
   24.     DEAL_T_NONGG
   25.     DISCOUNT_T_NONGG_IU
   26.     DISCOUNT_T_NONGG
   27.     EVENT_BAL_IMPACTS_T_NONGG_IU
   28.     EVENT_BAL_IMPACTS_T_NONGG
   29.     EVENT_BILLING_PAYMENT_CASH_T_NONGG_IU
   30.     EVENT_BILLING_PAYMENT_CASH_T_NONGG
   31.     EVENT_BILLING_PAYMENT_CC_T_NONGG_IU
   32.     EVENT_BILLING_PAYMENT_CC_T_NONGG
   33.     EVENT_BILLING_PAYMENT_CHECK_T_NONGG_IU
   34.     EVENT_BILLING_PAYMENT_CHECK_T_NONGG
   35.     EVENT_BILLING_PAYMENT_DD_T_NONGG_IU
   36.     EVENT_BILLING_PAYMENT_DD_T_NONGG
   37.     EVENT_BILLING_PAYMENT_FAILED_T_NONGG_IU
   38.     EVENT_BILLING_PAYMENT_FAILED_T_NONGG
   39.     EVENT_BILLING_PAYMENT_PAYORD_T_NONGG_IU
   40.     EVENT_BILLING_PAYMENT_PAYORD_T_NONGG
   41.     EVENT_BILLING_PAYMENT_POST_T_NONGG_IU
   42.     EVENT_BILLING_PAYMENT_POST_T_NONGG
   43.     EVENT_BILLING_PAYMENT_T_NONGG_IU
   44.     EVENT_BILLING_PAYMENT_T_NONGG
   45.     EVENT_BILLING_PAYMENT_WTRAN_T_NONGG_IU
   46.     EVENT_BILLING_PAYMENT_WTRAN_T_NONGG
   47.     EVENT_BROADBAND_USAGE_T_NONGG_IU
   48.     EVENT_BROADBAND_USAGE_T_NONGG
   49.     EVENT_SESSION_DIALUP_T_NONGG_IU
   50.     EVENT_SESSION_DIALUP_T_NONGG
   51.     EVENT_SESSION_TELCO_GPRS_T_NONGG_IU
   52.     EVENT_SESSION_TELCO_GPRS_T_NONGG
   53.     EVENT_SESSION_TLCO_GSM_T_NONGG_IU
   54.     EVENT_SESSION_TLCO_GSM_T_NONGG
   55.     EVENT_SESSION_TLCS_T_NONGG_IU
   56.     EVENT_SESSION_TLCS_T_NONGG
   57.     EVENT_SESS_TLCS_SVC_CODES_T_NONGG_IU
   58.     EVENT_SESS_TLCS_SVC_CODES_T_NONGG
   59.     EVENT_T_NONGG_IU
   60.     EVENT_T_NONGG
   61.     IFW_CURRENCY_NONGG_IU
   62.     IFW_CURRENCY_NONGG
   63.     IFW_TIMEZONE_NONGG_IU
   64.     IFW_TIMEZONE_NONGG
   65.     IFW_USAGETYPE_NONGG_IU
   66.     IFW_USAGETYPE_NONGG
   67.     INVOICE_T_NONGG_IU
   68.     INVOICE_T_NONGG
   69.     ITEM_T_NONGG_IU
   70.     ITEM_T_NONGG
   71.     NOTE_T_NONGG_IU
   72.     NOTE_T_NONGG
   73.     PLAN_SERVICES_T_NONGG_IU
   74.     PLAN_SERVICES_T_NONGG
   75.     PLAN_T_NONGG_IU
   76.     PLAN_T_NONGG
   77.     PRODUCT_T_NONGG_IU
   78.     PRODUCT_T_NONGG
   79.     PURCHASED_DISCOUNT_T_NONGG_IU
   80.     PURCHASED_DISCOUNT_T_NONGG
   81.     PURCHASED_PRODUCT_T_NONGG_IU
   82.     PURCHASED_PRODUCT_T_NONGG
   83.     RATE_PLAN_T_NONGG_IU
   84.     RATE_PLAN_T_NONGG
   85.     SERVICE_EMAIL_T_NONGG_IU
   86.     SERVICE_EMAIL_T_NONGG
   87.     SERVICE_TELCO_FEATURES_T_NONGG_IU
   88.     SERVICE_TELCO_FEATURES_T_NONGG
   89.     SERVICE_TELCO_GPRS_T_NONGG_IU
   90.     SERVICE_TELCO_GPRS_T_NONGG
   91.     SERVICE_TELCO_GSM_T_NONGG_IU
   92.     SERVICE_TELCO_GSM_T_NONGG
   93.     SERVICE_T_NONGG_IU
   94.     SERVICE_T_NONGG
   95.     PAYINFO_T_NONGG_IU
   96.     PAYINFO_T_NONGG
   97.     PAYINFO_CC_T_NONGG_IU
   98.     PAYINFO_CC_T_NONGG
   99.     PAYINFO_DD_T_NONGG_IU
   100.     PAYINFO_DD_T_NONGG
   101.     PAYINFO_INV_T_NONGG_IU
   102.     PAYINFO_INV_T_NONGG
   

3. POST_STAGING_LOADプロシージャを実行してデルタ表(XXX _DELTA)およびデルタ履歴表(XXX_DELTA_H)にデータをロードします。

   1. デルタ表(XXX _DELTA)を切り捨てます。

   2. 通常のステージング表(XXX)および前日表(XXX_LD)からデルタ表(XXX _DELTA)にデータを挿入します。

   3. ソース変更(OPTYPE、LAST_UPDATE_TIMEおよびCHANGE_DATE)に応じてデルタ表(XXX _DELTA)の列を更新します。

   4. デルタ表(XXX _DELTA)からデルタ履歴表(XXX_DELTA_H)にデータを挿入します。

   (XXX_DELTAの切捨て→XXXとXXX_LDの差分からXXX_DELTAへの挿入→XXX_DELTAからXXX_DELTA_Hへの挿入)

SRC_STG_LOAD_NON_OGG_PKGパッケージ

BRM_OCDMプロジェクトのSRC_STG_NONOGGフォルダのSRC_STG_LOAD_NON_OGG_PKGパッケージは、ステージング・デルタ表およびデルタ履歴表をロードするために使用されます。このパッケージは、PRE_OCDM_LOADプロシージャをコールして無限ループで実行します。反復ループごとに、次の手順を実行して、デルタ表(XXX _DELTA)およびデルタ履歴表(XXX_DELTA_H)にデータをロードします。

1. デルタ表(XXX _DELTA)からデルタ履歴表(XXX_DELTA_H)にデータを挿入します。

2. デルタ表(XXX _DELTA)を切り捨てます。

3. 通常のステージング表(XXX)からデルタ表(XXX _DELTA)にデータを挿入します。

4. 任意のXXX _DELTA表の新しいデータを待機して、ODIは、待機状態になるODI WAIT FOR DATAというツールを使用します。このツール(ODI WAIT FOR DATA)の作業は、ステージング・レイヤーのデルタ表(XXX _DELTA)のデータ変更を待機することです。変更が検出されると、関連するOCDM基盤レイヤー表にデータを移入する適切なインタフェースが実行されます。

(XXX_DELTAからXXX_DELTA_Hへの挿入、XXX_DELTAの切捨て、およびXXXからXXX_DELTAへの挿入)

BRM_OCDMのSTG_OCDMフォルダのオブジェクト

STG_OCDM_INITIAL_LOAD_PKGパッケージ

BRM_OCDMプロジェクトのSTG_OCDMフォルダのSTG_OCDM_INITIAL_LOAD_PKGパッケージは、BRMステージング・データベースのデルタ表(XXX _DELTA)からOCDM基盤レイヤー表をロードします。STG_OCDM_INITIAL_LOAD_PKGパッケージは、順番に実行される46個のSTG-OCDMインタフェース(XXX_MAP)を実行し、これによりデータがステージング・デルタ表(XXX _DELTA)から関連するOCDM基盤レイヤー表に移入されます。

STG-OCDMインタフェース:

1.     ACCOUNT_ACCT_MAP
2.     ACCOUNT_ADDR_LOC_MAP
3.     ACCOUNT_CUST_MAP
4.     ACCOUNT_GEO_CITY_MAP
5.     ACCOUNT_GEO_CNTRY_MAP
6.     ACCOUNT_GEO_STATE_MAP
7.     ACCOUNT_INVC_DLVRY_MAP
8.     ACCOUNT_POSTCD_MAP
9.     ACCOUNT_PRTY_CNCT_INFO_MAP
10.     ACCOUNT_PRTY_MAP
11.     BAL_GRP_GRP_MAP
12.     BILLINFO_ACCT_MAP
13.     BILLINFO_PYMT_MTHD_TYP_MAP
14.     BILL_INVC_MAP
15.     CONFIG_BEID_BAL_TYP_MAP
16.     CONFIG_BUSINESS_TYPE_T_MAP
17.     CONFIG_CUR_CRNCY_EXCHNG_RATE_MAP
18.     DD_OBJECTS_SRVC_SPEC_MAP
19.     DEAL_PKG_ASGN_MAP
20.     DEAL_PROD_MAP
21.     EVENT_BAL_IMPACTS_NTWK_EVT_ACCT_BAL_IMPC_MAP
22.     EVENT_BILLING_ACCT_RCHRG_MAP
23.     EVENT_BROADBAND_USAGE_BRDBND_USG_EVT_MAP
24.     EVENT_CALL_EVT_MAP
25.     EVENT_DATA_SRVC_EVT_MAP
26.     EVENT_SESSION_GPRS_USG_EVT_MAP
27.     IFW_CRNCY_MAP
28.     IFW_TIMWZONE_TIME_MAP
29.     IFW_USAGETYPE_SRVC_TYP_MAP
30.     INVOICE_INVC_DLVRY_MAP
31.     ITEM_INVC_ITEM_MAP
32.     NOTE_EVT_PRTY_INTRACN_MAP
33.     PAYINFO_ACCT_PREF_PYMT_MTHD_MAP
34.     PAYINFO_CC_PRTY_MAP
35.     PAYINFO_DD_PRTY_MAP
36.     PAYINFO_INV_T_PRTY_MAP
37.     PLAN_MKT_PLN_MAP
38.     PLAN_SERVICES_PROD_MKT_PLN_ASGN_MAP
39.     PRODUCT_DISCOUNT_PROD_MAP
40.     PRODUCT_DISCOUNT_PROD_RLTN_MAP
41.     PURCHASED_PRODUCT_PRICE_CHRG_MAP
42.     PURCHASED_PRODUCT_SBRP_MAP
43.     RATE_PLAN_PROD_RTNG_PLN_MAP
44.     SERVICE_CUST_FCNG_SRVC_MAP
45.     SERVICE_SRVC_STAT_HIST_MAP
46.     SERVICE_TELCO_FEATURES_SRVC_CHTRSTC_MAP 

STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGパッケージ

次に説明するBRM_OCDMプロジェクトのSTG_OCDMフォルダのSTG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGパッケージは、OCDM基盤レイヤー表の移入インタフェースを実行します(これらのパッケージを実行し、実行モードに移行する必要があります)。

注意: STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGは、STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_PKGパッケージおよびSCD2_UPDATEプロシージャを含むパッケージであり、シナリオ・パッケージは、46個のインタフェースとPRE_OCDM_LOADプロシージャで構成されるSTG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_PKGに基づきます。STG_OCDM_OGG_CDC_LOAD_SCENARIO_PKGは、無限ループ・プロセス内に存在し、ステージ(BRM_STG)からターゲット(OCDM_SYS)へのデータ・ロードの実行を待機します。

Oracle GoldenGateプロセスの確認

Oracle GoldenGateを使用している場合、アダプタがステージング・システムにデータをロードできるようにOracle GoldenGateが動作していることを確認してください。リストされているプロセスが、次のようにソース・システムとステージング・システムの両方で実行されている必要があります。

ソース・プロセス

• マネージャ・プロセス

• 抽出プロセス(EXTBRM)

• 抽出ポンプ・プロセス(EXTPBRM)

たとえば、BRM_SRCソース・システムでは、ソース・プロセスが次のように表示されます。

GGSCI>  (mypc1)  5> info all

Program    Status   Group    Lag        Time Since Chkpt

MANAGER    RUNNING
EXTRACT    RUNNING  EXTBRM   47:29:00   00:00:20
EXTRACT    RUNNING  EXTPBRM  00:00:00   47:29:06

ステージング・プロセス

GGSCI>  (ocdm01)  2> info all

Program    Status   Group    Lag        Time Since Chkpt

MANAGER    RUNNING
REPLICAT   RUNNING  REPBRM   00:00:00   00:03:09

ヒント: 2つのソース・システムがある場合、2つのソース・システムのプロセス・ステータスを確認します。Oracle GoldenGateプロセスを管理するコマンドは、『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』を参照してください。