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Oracle® Communications Data Model実装およびオペレーション・ガイド
リリース11.3.1
B70212-01
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B Oracle Communications Data Modelのユーザー権限の操作

この付録では、Oracle Communications Data Modelのユーザー権限の管理について説明します。内容は次のとおりです。

Oracle Communications Data Modelに作成されるアカウント

Oracle Communications Data Modelコンポーネントをインストールすると、ocdm_sysおよびocdm_miningという2つのアカウントが作成されます。Oracle Communications Data Modelサンプル・レポートをインストールすると、ocdm_sampleアカウントが作成されます。『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』に記載されているインストール後の手順に従って、新しいパスワードを使用してこれらのアカウントがロック解除されていることを確認します。


参照:

Oracle Communications Data Modelのインストールおよびocdm_sysアカウントとocdm_miningアカウントのロック解除の詳細は、『Oracle Communications Data Modelインストレーション・ガイド』を参照してください。

ocdm_sysアカウントとocdm_miningアカウントは目的が異なります。

Oracle Communications Data Modelのユーザー権限を考慮する必要がある場合

インストール・プロセスにより、両方のアカウントのユーザーに必要な権限が付与されます。製品のインストール後は、次の状況でのみユーザー権限を考慮する必要があります。

サンプル・レポートのユーザーへのSELECT権限のみの付与

サンプル・レポートのユーザーにSELECT権限のみを付与するには、次の手順に従います。

  1. 専用のレポート・ユーザー(OCDM_Reportなど)を作成します。

  2. OCDM_Reportのレポートに必要なすべてのOracle Communications Data Model表に対するSELECT権限を付与します。(これらの表にSELECT権限を付与する最も簡単な方法は、DWA_DWB_DWD_DWR_またはDWL_の接頭辞から始まるすべてのOracle Communications Data Model表に付与することです。)

  3. OCDM_Reportスキーマに、ocdm_sys表を指すビュー(またはシノニム)を作成します。

  4. Oracle Communications Data ModelのOracle Business Intelligence Suite Enterprise Editionリポジトリで、新規スキーマを指すように接続情報を変更します。