『Oracle Database Net Services管理者ガイド』では、Oracle Net Servicesの使用方法について説明します。Oracle Net Services製品とそのコンポーネント、およびOracle Net Servicesの管理とデプロイメントについてのトピックが含まれます。この項で説明する項目は、次のとおりです。
このマニュアルの対象読者は次のとおりです。
ネットワーク管理者
ディレクトリ・サーバーの管理者
データベース管理者
意思決定担当者
このマニュアルは、ネットワークの接続性を保証するネットワーク管理者を主な対象にしています。ネットワーク管理者の場合、次の各章を参照することをお薦めします。
Oracle Net Servicesの概念を理解するには、第I部「Oracle Net Servicesの理解」の全体を参照してください。
基本的な構成方法については、第I部「Oracle Net Servicesの構成と管理」の全体を参照してください
トラブルシューティングについては、第I部「Oracle Net Servicesのテストおよびトラブルシューティング」を参照してください
ディレクトリ管理者の場合、次の各章を参照することをお薦めします。
Oracle Net Servicesによるディレクトリ・サーバーの使用方法を理解するには、第I部の第3章「ネットワーク・アドレス情報の管理」を参照してください。
ネーミング情報をディレクトリ・サーバーに構成する方法と、既存のネーミング・データをディレクトリ・サーバーにエクスポートする方法については、第I部の第8章「ネーミング・メソッドの構成」を参照してください
データベース管理者の場合、次の各章を参照することをお薦めします。
ネットワークの概要については、第1章「Oracle Net Servicesの概要」および第6章「Oracle Net Servicesのクイック・スタート」を参照してください。
通信レイヤーの概要については、第4章「通信レイヤーの理解」を参照してください。
リスナーと共有サーバー構成が必要なOracleデータベース・サーバーの機能の構成方法を理解するには、第9章「Oracle Net Listenerの構成と管理」、第11章「ディスパッチャの構成」および第14章「パフォーマンスの最適化」を参照してください。
意思決定担当者の場合、次の各章を参照することをお薦めします。
総合的なネットワーク・アーキテクチャにOracle Net Servicesを適合させる方法と、Oracle Net Servicesの基本的な部分を理解するには、第1章「Oracle Net Servicesの概要」、第3章「ネットワーク・アドレス情報の管理」および第6章「Oracle Net Servicesのクイック・スタート」を参照してください。
オラクル社では、すべての読者が第I部に目を通して基礎知識を身に付け、第II部以降をよりよく理解できるようにすることをお薦めします。
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
か、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
を参照してください。
詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。
『Oracle Database Net Servicesリファレンス』
Oracle Database 11g関連マニュアル
マニュアルの多くで、Oracle Databaseのインストール時にデフォルトでインストールされるシード・データベースのサンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマがどのように作成されたか、およびその使用方法は、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。
リリース・ノート、インストール・ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、Oracle Technology Networkから無償でダウンロードできます。Oracle Technology Networkを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。
http://www.oracle.com/technetwork/index.html
すでにOTNのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN -J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。
http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html
OSIの詳細は、次のURLに接続してください。
Oracleエラー・メッセージのマニュアルは、HTML形式でのみ提供されています。Oracle Database JP Documentation Libraryのみを使用する場合は、範囲ごとにエラー・メッセージを参照できます。具体的な範囲を検索した後、ブラウザのページ内検索機能を使用して、目的のメッセージを見つけてください。インターネットに接続している場合は、Oracleオンライン・ドキュメントのエラー・メッセージ検索機能を使用して、目的のエラー・メッセージを検索できます。
このマニュアルでは、ディレクトリの例としてLinuxの表記を使用しています。特に明記されていないかぎり、Microsoft Windowsのディレクトリ・パスも同じですが、スラッシュ(/)ではなく円記号(\)を使用します。
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |