CONVERTプロシージャは、アナリティック・ワークスペースの格納フォーマットを9iから10gに変換します。OLAP Worksheet内からはこのプロシージャを実行できないため、SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。
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注意: dbms_aw.convertプロシージャの発行は、Oracle 9iのアナリティック・ワークスペースをOracle 10gのワークスペースにアップグレードする際の小さな手順の1つにすぎません。Oracle 9iのアナリスティック・ワークスペースをアップグレードする手順の詳細は、『Oracle OLAPアプリケーション開発者ガイド 10gリリース2(10.2)』を参照してください。 |
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参照: アナリスティック・ワークスペースの格納フォーマットをOracle 11gに変換する方法の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』を参照してください。 |
構文
CONVERT (
original_aw IN VARCHAR2);
CONVERT (
original_aw IN VARCHAR2,
converted_aw IN VARCHAR2,
tablespace IN NUMBER DEFAULT);
例
この例では、アナリティック・ワークスペースを変換のソースとターゲットの両方に使用し、1ステップで変換を実行しています。
EXECUTE dbms_aw.convert('global');
次の例では、複数のステップで変換を実行しています。ワークスペース内の完全修飾されたオブジェクト名にはワークスペース名が含まれるため、変換したワークスペースの名前は、元のワークスペースと同一である必要があります。
EXECUTE dbms_aw.rename('global', 'global_temp');
EXECUTE dbms_aw.convert('global_temp', 'global');
EXECUTE dbms_aw.delete('global_temp');