ヘッダーをスキップ
Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

CONVERTプロシージャ

CONVERTプロシージャは、アナリティック・ワークスペースの格納フォーマットを9iから10gに変換します。OLAP Worksheet内からはこのプロシージャを実行できないため、SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。


注意:

dbms_aw.convertプロシージャの発行は、Oracle 9iのアナリティック・ワークスペースをOracle 10gのワークスペースにアップグレードする際の小さな手順の1つにすぎません。Oracle 9iのアナリスティック・ワークスペースをアップグレードする手順の詳細は、『Oracle OLAPアプリケーション開発者ガイド 10gリリース2(10.2)』を参照してください。


参照:

アナリスティック・ワークスペースの格納フォーマットをOracle 11gに変換する方法の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』を参照してください。

構文

CONVERT (
          original_aw      IN VARCHAR2);
CONVERT ( 
          original_aw      IN VARCHAR2,
          converted_aw     IN VARCHAR2,
          tablespace       IN NUMBER DEFAULT);

パラメータ

表B-19 CONVERTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

original_aw

変換対象とするアナリティック・ワークスペース。

converted_aw

変換されたアナリティック・ワークスペース。

tablespace

変換したワークスペースが格納される表領域の名前。このパラメータを省略した場合、ユーザーのデフォルトの表領域でアナリティック・ワークスペースが作成される。


この例では、アナリティック・ワークスペースを変換のソースとターゲットの両方に使用し、1ステップで変換を実行しています。

EXECUTE dbms_aw.convert('global');

次の例では、複数のステップで変換を実行しています。ワークスペース内の完全修飾されたオブジェクト名にはワークスペース名が含まれるため、変換したワークスペースの名前は、元のワークスペースと同一である必要があります。

EXECUTE dbms_aw.rename('global', 'global_temp');
EXECUTE dbms_aw.convert('global_temp', 'global');
EXECUTE dbms_aw.delete('global_temp');