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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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REGEXP_COUNT

REGEXP_COUNTファンクションは、あるパターンがソース文字列に出現した回数を返します。このファンクションでは、入力キャラクタ・セットによって定義された文字を使用して文字列を評価します。


関連項目:

REGEXP_INSTR

戻り値

一致が見つかった場合はパターンの出現回数を示すINTEGER、それ以外の場合は0。

構文

REGEXP_COUNT (source_char, pattern [, position [, match_param]])

パラメータ

source_char

ファンクションで検索するテキスト式。

pattern

ファンクションで検索するテキスト式。通常は、テキスト・リテラルであり、最大512バイトを含むことができます。patternのデータ型がsource_charのデータ型と異なる場合、このファンクションはpatternsource_charのデータ型に変換します。

このファンクションでは、パターン内の副式のカッコは無視されます。たとえば、パターン'(123(45))'は、'12345'に相当します。また、ピリオドは任意の文字と一致するワイルドカード文字として解釈されます。


参照:

patternに指定できる演算子のリストについては、『Oracle Database SQL言語リファレンス』のOracleの正規表現のサポートに関する項を参照してください。

position

正のINTEGERは、source_charの検索を開始する文字を示します。デフォルトは1で、source_charの最初の文字から検索を開始します。パターンの最初の一致文字列を見つけると、最初の一致文字列の後の最初の文字から、2番目の一致文字列の検索を開始します。

match_parameter

ファンクションのデフォルトのマッチング動作を変更するテキスト式。次の表に示す値を1つ以上指定できます。

指定内容
c 大/小文字を区別するマッチング。
i 大/小文字を区別しないマッチング。
m ソース文字列を複数行として処理します。^(キャレット)および$(ドル記号)はそれぞれ、ソース文字列全体の先頭および末尾だけではなく、ソース文字列の任意の位置で任意の行の先頭および末尾として解釈されます。デフォルトでは、ソース文字列を単一行として処理します。
n ピリオド(ワイルドカード文字)と一致する文字に改行文字を含めます。デフォルトでは含まれません。
x 空白文字を無視します。

この引数に複数の矛盾する値を指定した場合、最後に指定した値が使用されます。たとえば、'ic'と指定した場合、大/小文字を区別するマッチングが使用されます。上記以外の文字を指定した場合、エラーが返されます。

このオプションの引数を省略した場合、デフォルトで大/小文字を区別するかどうかはNLS_SORTパラメータの値により決定され、ピリオド(.)は改行文字と一致せず、また、ソース文字列は単一行として処理されます。