RECNOファンクションは、読取り用に開かれているファイルの現行レコード番号をレポートします。Oracle OLAPがファイルの末尾に到達した場合、NA
が返されます。
使用上の注意
ファイルのオープン
RECNOファンクションを使用するには、その前に読取り用にファイルを開く必要があります。開いているファイルとファイル・ユニット番号が関連付けられていない場合、またはファイルが書込み用に開かれている場合、RECNOはエラーを返します。
RECNOとFILEGETの組合せ使用
RECNOは、通常、すべてのレコードを読み取るFILEREADまたはFILENEXTと組み合せて使用します。レコードを部分的に読み取るFILEGETファンクションを指定してファイルからデータを読み取ると、RECNOからは、実際のレコードの数ではなく、ファイルからデータを読み取った回数が返されます。
LINENUMオプション
出力の現行の行数を保持するLINENUMオプションも参照してください。
テキスト・ファイル内のレコード
ファイルがテキスト・ファイルである場合、レコードは改行文字で区切られます。ファイルがバイナリ・ファイルである場合、FILESET文を使用して、ファイルのLSIZE属性をレコード長に設定する必要があります。TEXTがデフォルトのファイル・タイプです。