ALLOCERRLOGHEADERオプションは、ALLOCATEコマンドにERRORLOG引数で指定するエラー・ログの列ヘッダーを設定するオプションです。エラー・ログの他の書式を指定するには、ALLOCERRLOGFORMATオプションを使用します。
パラメータ
ALLOCATEコマンドで指定するエラー・ログの1行目である列ヘッダーの内容および書式を決定する文字。(使用できる文字のリストは、ALLOCERRLOGFORMATを参照してください。)
このオプションの値としてNA
を指定すると、ALLOCATEはエラー・ログにヘッダーを書き込みません。ALLOCERRLOGHEADERのデフォルト値は次のとおりです。
'Dim Source Basis\n%-8d %-8v %-8b Description\n -------- -------- -------- -----------'
例
例5-2 ALLOCERRLOGHEADERオプションの設定
次の文は、ALLOCATE文によって指定されるエラー・ログのヘッダーを定義し、ALLOCERRLOGHEADERオプションの値を表示します。
ALLOCERRLOGHEADER = 'Dim Source Basis\n %-8d %-8v %-8b Description \n -------- -------- -------- -----------' SHOW ALLOCERRLOGHEADER
この文によって生成される結果は、次のとおりです。
Dim Source Basis %-8d %-8s %-8b Description -------- -------- -------- -----------
ソース・オブジェクトと基礎オブジェクトの両方にbudget
という名前の変数がある割当て演算で、division
ディメンションの上位から下位へ順に割当てを行う際にデッドロックが検出されると、エラー・ログに次のようなエントリが生成されます。
Dim Source Basis Division Budget Budget Description -------- -------- -------- ----------- Accdiv 650000 NA A deadlock occurred allocating data (5)